カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

大和民俗公園・梅林

2012年03月15日 | ☆ ふるさと・大和

ブログ友の竜馬16さんの、マラソン練習コースの記事の中に、民博公園の梅林の看板表示のあるのをここで発見。
花菖蒲の頃、紅葉に染まる紅葉の林、そんな時期にはここを訪れたのだが、梅の頃は初めてで、竜馬さんのブログでのみ御馴染みだった場所である。







かなり古木になった紅梅が、自由に枝を伸ばしているゆとりのあるスペースである。
開花状況は、満開とまではいかない。
やはり高い土地に位置するので、平地よりは遅れているのかもしれない。
だから長い間の梅の季節を楽しめそうだ。
白梅よりも紅梅の方が木の数が多い。それとも開花しているのが紅梅だから、白梅が目立たず控えめなのかもしれない。
梅林を歩くと本当にいい香がする。観梅の楽しみは、目であり鼻であると思う。そして心に春が飛び込んでくるのがとても好きだ。


小鳥の囀りを聴きながら公園散策

    

梅林で春を満喫したあと、散策道を選びながら公園内を、あちこち歩いた。
木が多いので春先の小鳥の声が、木の梢を動かしてどこからともなく聴こえる。
鳥について詳しい人だったら、その啼き方で、分かるのだろうなぁと思いながら、私は、ひたすら歩いた。
土の上、落ち葉の上を歩くと、足にとても優しく、いくらでも先へ行きたくなる。
公園を好きなところまで歩ける時間と、それに合った体力を、今与えられていることに感謝しながら、早春の公園ウォーキングを楽しむことができた。



公園の裏の方から出て、駐車場まで公園に沿って歩いた。
花芽がやや膨らんだ桜並木が続く。
桜の頃綺麗だろう。来て見たいと思う。
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大和民俗博物館 季節展・人形たちの宴から

2012年03月14日 | ☆ ふるさと・大和
     

昨日13日の朝、お寺さんの月参りをしていただいた後、前日に比べてとてもいいお天気だったので、ちょっとお出かけ。
前日の雪が山麓線の山の木々に残っている。
道路には全く雪はないので、周りの景色を楽しんでのドライブだった。



着いた所は、大和郡山市矢田町にある、奈良県立民俗博物館。
観梅が目当てであったのだが、「季節展 ひなまつり 人形たちの宴」が開催されていたので先ず博物館へ行くことにした。



せんとくんが、迎えてくれた公園入り口には、枝垂れ梅がもう少ししたら満開になりそうな咲き具合である。



博物館のロビーに、懐かしい火鉢があり、炭火に火が入りその空間がとても暖かく感じる雰囲気である。
常設展「大和のくらし」は何度も来ているが、いつ来ても地域のくらしを支えてきた仕事や、くらしの道具も含めて、機械化が進むまでの人力を興味深く見学する。



豪華な御殿飾りのひな壇や、白木作りの御所のお雛様など観ながら、特に惹かれた内裏様二組である。
上品な古代雛は、由緒ある大和の民家で大切にされてきたのだろうと、見つめながら想像が広がる。




特に私の目を惹いたのは、このお雛様の冠の細工の細やかさと豪華な感じである。
表情も今まで観てきたお雛様と違っている。
着衣の古色は落ち着いた色合いで、打掛の刺繍もかなり込み入って創ってある。
江戸時代後期・19世紀中ごろの内裏雛であると、説明書きが添えてあった。




もう一つ興味を惹かれたのが、この「子供田楽」の二組の人形である。
晴れの舞台で自分の役目を一生懸命に演じる童の表情がなんともいえない可愛さが見られる。

段飾りが沢山あってすばらしかったが、私的に好きなのをUPした。

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馬見丘陵公園・梅林

2012年03月13日 | ☆季節
奈良県の広陵町や河合町にまたがる「馬見丘陵公園」は、
総計画面積61.3haにも及ぶとても広くて美しい都市公園です。
しかもこの公園の内外には、8箇所の古墳があり、公園は古墳と自然が共生し
四季折々の花木を楽しませてくれます。
梅林は2003年から開放されているそうですが、初めて行くエリアでした。

デジブック 『馬見丘陵公園の梅林』
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雪時雨

2012年03月12日 | ☆季節

朝・東の空の雲行きが怪しい。
太陽の光芒だけが下に向かっているだけだ。
それでも次第に晴れ間が出て、洗濯物も外に出してウォーキングに行ってくることができた。
風が冷たく涙が出てくるので、花粉症になったのかと心配しながら歩いたが、歩き終わって車に乗ると、もう目はなんともなくなっていた。それほど冷たい風の吹く朝だった。



午後から風花のような雪が時々ちらついていたが、夕方買い物に5万人の森の、産直店へ行く途中、霰が音をたてて窓を打つようになったので、驚いたが霰なら積もるほどでもあるまいと走って5分ほどで着いた。
近くの産地の特産品など並べてあるのを見るのが面白くて、目当てのものを買った後も10分くらいお店にいた。
もう少し長くいたのかもしれないが、外に出てみてびっくりした。
いつの間にか降りしきる雪が積もり、すぐ側の市立文化博物館さえも、雪のカーテンの向こうに見えるのだ。



5万人の森を出たら道路はシャーペット状態だ。
ちょっと怖い。
家まではずっとゆるい下りなので、セカンドにして、ブレーキペタルを踏まなくて良いようなスペードで、山麓線を下った。
後続車も車間距離を沢山開けてくれていたので、気をつけながらも安心して走行できた。
家について、車の前を見るとこんな感じ。
ばーちゃんマークはこれくらいの雪なら滑るようになっているのか、ちゃんと顔を見せていた。



深々と雪は降り続いている。



裏庭にもうっすりと雪。



ほころびかけていた梅の蕾は寒そうだ。

しかし間もなく明るくなった障子を開けてみたら、雪は止んでいた。
ごく短時間でもしきりに降ると、野も山も雪化粧である。

今日の雪は、これって「雪時雨」かしら。
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春の訪れを見る&聴く 馬見丘陵公園

2012年03月11日 | ☆季節

銀色に輝く大きなモニュメント。
横につけた説明板は、離れすぎて一緒に入れられなかったので、別に撮ったのを合成した。
チューリップの芽吹きに載せて、空に向かって伸びる生命力、それとともに命の大切さを、このモニュメントは、馬見丘陵公園のある、大和の地から力強く発信している。
この季節にこの画像はぴったしな気がしてUPした。






まもなく辺りを黄色く染めるだろうサンシュュの花の開花が待たれる。
外へとみなぎりそうな蕾の膨らみは、この季節の宝物のようだ。



毛皮のマントに包まれているコブシも、それを脱ぎ捨てる日が近い。




この世の春を謳歌しているのは、白梅と椿。
ピンクの花が、花の形のまま、木の下一面に落ちて桃色絨毯になっていたので、椿だと分かったが、最初は山茶花かと思いながら近づいていった。
二本の白梅が、散策道にいい香を放ち、梢の細い気を揺らして、鶯が飛び交いながらあまり上手でない啼きそめをしているのを耳にした。
いつも歩いている上野公園では、まだ鶯の声を聞いていなかったので、私にとっては、初啼きの歌声と聴いた。


公園の案内図を見ると、この先に梅林のあることが記されていたので、ここで見た白梅とは別に、梅林のブースのあることに期待して、案内板にしたがって、何度も来ているのに、初めての場所への期待も籠めて、それを目指した。




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