カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

咲いた 咲いた ご近所の枝垂れが ♪♪

2013年03月21日 | 季節の花木

  

  

 今朝、京奈和自動車道の側道を通って出かけようとしたとき、チラッと見えた岡本さんの家の枝垂桜が、朝日に浮かび上がるように咲いているのが見えた。

夕方、帰ってから写させてもらいに行った。朝見たときよりも花の開花が進んでいるように見える。今日は午後から太陽がいっぱい当たったからだろう。これで八部咲きだろうか。

   

青い空に精一杯枝を広げて、今年も美しい1本枝垂れの貫禄のよい姿をアピールするかのように、家を覆うように咲いている。 

   

桜の木の下に入って見上げると、花を透かして青空が一層青く見える。太陽はもう西の空の方に移っているが、サクラの上は真昼の空のままなので花が白く見える。

 

  

下に下がっている枝が、そっと赤い椿に語りかけるように触れている。枝垂れと椿の語らいを昨年も撮ったように思う。 

 

  

屋根に掛かっていた枝を剪定したのだろうか、こちらの方は枝が少なくなっているように思う。 

                    

今年はお家の人とお会いすることなく、写真だけ撮らせてもらってきた。お花にだけはしっかりありがとうの挨拶とさようならの言葉をかけてきた。

この枝垂桜が咲くと、「春がきた 春が来た 野にも来た」と花のメッセージのような気がする。

 

    

近くには八幡さんの桜もあるのだが、ソメイヨシノのようで、まだ咲き始めていない。近所で一番初めに咲いた枝垂桜を、振り返り振り返りながら、夕方の家事をしなければならない時間帯になり家に帰った。

 

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賀名生梅林散策 ②

2013年03月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

この位置に立つと金剛山が正面に見える。雪の多かったこの冬、奥吉野の山が雪の中に隠れているとき、山肌を雪に包まれて真っ白に見えたのが、この辺りだったのかと、改めて、今高い位置にいることを実感する。

南朝の歴史の郷の山は、今2万本の梅の開花に包まれて、遠景はまるで雲海のようである。 

梅の花は、万葉集ではどれだけ詠まれているのか、興味があったので調べてみた。 一番多く詠まれているのは、萩の花でそれに次いで梅が2番目であった。 119首に詠まれているとのことで、雪と一緒に詠まれているのと、鶯と共に詠まれているのが多いそうだ。 万葉人にこよなく愛された春の花、梅を詠った和歌を、画像とは関係なく、デジブックの中に挿入することを試みた。

興味のある方は、難しい和歌の解釈を抜きにして、万葉人と梅との関わりをそれとなく感じてもらえたらと~~~。 

デジブック 『賀名生梅林・観梅』

 

 

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賀名生の観梅山歩き ①

2013年03月19日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

今朝、朝食の片づけをしていた時。テレビから賀名生梅林という声が聴こえたので、すぐ真剣にテレビの前に行った。リアルタイムの中継で、賀名生梅林の上をヘリコプターで写している。

10日の日曜日に、梅林の前の道路を通ったときには、色づいた木さえ見えなかったのに、テレビに映し出される梅林の美しさに見とれた。 友人のブログでも「見頃」だと書いてあったので、行こうか、行くまいかと迷っていた矢先のテレビの画面に、誘われるように、家事はそのままにしてすぐに出かけた。遅くなると駐車場が満車になりそうだったので・・・。 

 

  

  

  

 

山道を登りながら「あぁ きてよかった。」  遠景の朧な美しさに先ず大満足だった  

 

     

昨日の雨粒をまだ宿している梅の一輪一輪がとても愛しい。

フキノトウの花も足元でお迎えだ。

赤いアセビの花が 朝日を受けて輝いている。

「山路きて なにやらゆかし 菫草」 松尾芭蕉の句をふと思う。

梅の香に包まれて歩きながら、山の春を沢山見つけるのも、その地に行った醍醐味だ。
   
   

 

梅林といっても梅を求めながら、一山を登り降りしながらこの略図のように、約5,5km の山歩きは、フラットな地を歩くよりはしんどいところもあるし、時には息切れもするが、そこは梅の花が優しく癒してくれるように思う。

運動公園でのウォーキングの代わりと思いながら、それ以上に体力はいるが、気持ちが癒されることを思えば、何のそのと、「口の千本」 「一目万本」 「見返り千本」 「東雲千本」 「奥の千本」 一番遠い「西の千本」と歩いてきた。

歩き、観た今年の、賀名生の梅との出会いを、上に少しUPしたが、もう少し整理ができたら、デジブックにしておこうと思っている。

                                           19340

 

 

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ヤドリギ

2013年03月18日 | ★ 日々の呟き

 橿原市藤原京資料室へ行った帰り、春の花ゾーンの菜の花の状態はどんなのかと、醍醐池へぶらりと行ってみた。昨年は4月の終わりごろ行ったので、今は勿論黄色い花が見えるはずもないのは承知していた。 

 

池では鴨たちが、気持ちよさそうに遊んでいた。私の足音を聴きつけたのか、池の縁にいた鴨が一斉に向こうのほうへ移動し始めた。

「ごめん。ごめん。脅かして。」と思いながら後姿を暫く眺めていた。 

 

池の面から目を移したら、一本の桜の木の枝にぶら下がっている木の枝か、木の葉っぱらしいものに気がついた。

 

 

ズームで引き寄せてみたのがこれである。立体的な丸いボールのような形をした木が、桜の細い枝の中ほどから、うまい具合にぶら下がっているものだと、感心しながら眺めた。

これは、ヤドリギに違いない。木の枝に根を下ろしたヤドリギは何度も見たことがあるけれど、このようにぶら下がって、しかも池の上にせり出しているのを見るのは初めてだった。

1 他の木に寄生する草木。

2 ヤドリギ科の常緑小低木。エノキ・桜など落葉樹の樹上に寄生し、高さ約50センチ。茎は緑色で、二また状によく分枝し、球状になる。葉は細長くて先が丸く、対生。雌雄異株。2月ごろ黄色の小花が咲き、11月ごろ黄色や赤色の丸い実がなる。実は粘液をもち、レンジャクなどの鳥に食われ、糞(ふん)とともに種子が排出されて枝に粘着し、発芽する。同科にはヒノキバヤドリギや実が白色のセイヨウヤドリギも含まれる。

家に帰って調べてみたら上のように記述してあり、<全くだ・全くだ>と感心した。

 

 この池の畔の、観音様はとても優しいいいお顔をしていらっしゃる。

桜の蕾もだいぶ膨らんできている。桜の花を背景にした観音様はさぞ美しかろうと、その時期にこの池の畔に来ていないので、今年は来て見たいと思う。

ヤドリギもその頃どうなっているのか、興味がある。

                                      15008 今朝ウォーキングトリムコースで、今年初めての蛇を見る。長々とコースを横断していて、暫く恐ろしくて動けなかった。

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はななの郷

2013年03月17日 | 季節の花木

 

  

 橋本市山内区は、家から車で10分も掛からないところで、橋本スイミングスクールに行っていた頃、行きはR24の町中を走り、帰りはゆっくりと山内区を通リ抜けて、山に近い田舎道を車で走ることがよくあった。水泳をやめて10年、殆どこの地区の道を通ることがなかった。

友人が、菜の花が沢山咲いている所があるよ、と教えてくれたのが山内区で、今日ウォーキングの帰りに通ってみた。

「はななの郷」と優しい文字の看板が田の土手に立っていた。

 

道路の右も 

  

左も菜の花畑である。

「朧月夜」
高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌(六年)


菜の花畠に、入り日薄れ
見わたす山の端、霞(かすみ)ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月かかりて、におい淡し

里わの火影も、森の色も
田中の小路を、たどる人も
蛙のなくねも、かねの音も
さながら霞める、朧月夜

夕暮れ時ではないけれど、この唱歌で歌われている雰囲気の田園風景の中を、集会所前の駐車場に車を置いて、左右に菜の花を見ながら歩くと、自然とこの歌を口ずさんでいた。

 

   

一枚の田圃に「山内」と菜の花文字の植え込みがあった。 高いところから見れば、きっとその文字がよく分かるのだろうが、何しろ道路と同じ高さなので、うまく写真に入らない。 

 

  

そこでパソコンの画像処理の中で「山」の中に「内」を挿入して、こんな感じだったなぁと自己満足。 ほんとは「内」の文字がもっと形よく植えてあったのだけど、撮影場所がうまく行かないので、「まぁいっか。」 

      

 

 

 

出会ったこの地区の人の話では、今年は花の咲くのが遅い上、花丈も短いのだと、残念そうに言っておられたが、こんなに沢山の菜の花を一度に見られた私は、十分満足だった。 毎年見に行く橋本市民病院から、この地区までの、菜の花ウォーキングのイベントがあるので、また来たらどうですかと誘ってくれた。その頃にはもう少しよく育っているようにと願いながら、駐車させてもらったお礼を言って帰ってきた。

                                                15446

 

 

 

 

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