お湯の国 日本

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吉川英治 (ぬる川や・・・温川温泉)

2009年03月25日 |   ✑文学逍遥 紀行

映像:青森県温川温泉の敷地内にある文豪吉川英治の文学碑(2005.7撮影)

文豪吉川英治が投宿、執筆活動をした山のいで湯温川温泉。森閑とした渓流沿い
の一軒宿は創作で疲れた心身を癒すには最適だ。昭和初期、芸術家の多くはこう
した湯宿に創作活動の拠点を求めた。下風呂温泉の井上靖、浅虫温泉の棟方志功
‣北畠八穂、大町桂月の蔦、川端康成の越後湯沢この様な温泉宿は全国に点在す。

碑文:『 ぬる川や 湯やら 霧やら 月見草 』 吉川英治

所感:吉川英治はこのいで湯で後の名作「宮本武蔵」の構想を練ったといわれる。
   温泉とは疲れた躰を癒すとともに未来に思いを馳せるにも絶好の思索空間。

参照碑文の中の月見草(青森県津軽半島小泊岬)


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