お湯の国 日本

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菅江真澄の道(椿の浦:男鹿半島)

2008年08月17日 |   ✑文学逍遥 紀行

男鹿半島に椿が自生している箇所がある。『国指定天然記念物椿自生北限地帯』と表示
板が設置。この一帯の村は「椿」と呼ばれていた。良く見ると『青森県夏泊半島ととも
にヤブツバキ群落は植生価値が高い』と記。菅江真澄はこの椿から青森県夏泊椿を想起。

菅江真澄遊覧記:
 『・・・椿の浦と言う所に中山という小さな磯山がある。椿ばかりが生い茂っていた。 
  津軽の平内の浦も椿ばかり茂る磯山があった。同じ津軽の深浦の艫作(へなし)
  岬にも椿崎と言って荒磯の岩に椿を祀っている。出羽の八森山の浦も椿を呼び、
  磯山にびっしりと生い茂っていた。 象潟町の三崎山にもあった。椿は海辺に・・・』


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