≪ 速報感動絶景:弘前城絶景2016.4.24 ≫
弘前さくらまつりが4月23日に開幕。本日24日は西濠も満開。ひろい弘前城全体が
早くも満開となった。今年の目玉はなんといっても曳家移動した仮天守台の天守閣
と優れた借景の岩木山。そして満開のさくらである。筆者も早朝から撮影取材した。
解説:映像の桜・岩木山・天守閣の三点セットは以前の天守閣では一般の人は撮影
が至難である。今回、仮天守閣展望台が設置されたことで撮影可能となった。
石垣崩壊危機・平成の大修復というピンチを見事に克服した関係者に敬意だ。
参照#以前の堀・石垣・天守閣の様子 冬 弘前城・雪灯籠祭
秋 弘前城天守閣・秋
夏 弘前城天守閣・夏
春 裏天守閣・桜満開
全 弘前城(津軽藩)探訪紀行
感想:観光客が本丸に上がってきて、「なんだ!小さい!」と落胆の一言を発した。
確かに姫路城や熊本城などとはとても比較ならない小さな天守閣だ。しかし
広い弘前城址の満開の桜、常緑の松、そして本州最北の名峰の岩木山借景は
姫路城にも、熊本城にもない絶景である。 是非、この景観を鑑賞されたい。
歴史:実は弘前城には本丸蓮池側に、五層の立派な天守閣が聳えていた。しかし、
完成後間もなく、落雷で焼失した。江戸幕府が城の増改築を厳しく制限する
中、徳川家康の養女満天(まて)姫の輿入先として特別に天守閣建築を認め
られ現存するもので、歴史的にも希少な天守閣であることを理解して欲しい。