お湯の国 日本

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松尾芭蕉一宿の地(登米市)

2019年01月28日 |  🚙東北縦断 紀行.

 宮城県北の登米市は2005年に市町村合併で出来た市。中心は登米(とよま)町。
 松島探訪の後に立ち寄った。映像の建物は登米高等尋常小学校が教育資料館として
 保存されているものでこの地に松尾芭蕉が松島から石巻を経て宿泊した事が芭蕉の
 弟子の曽良の日記で明らかとなっている。野鳥の伊豆沼が広がる豊かな田園地帯だ。

 奥の細道:松尾芭蕉が奥の細道で登米について記述した場面
   ・・・思ひかけず斯る所にも来れる哉と、宿からんとすれど、更に宿かす人なし。
   漸、まどしき小家に一夜をあかして、明れば又、しらぬ道まよひ行。袖のわた
   り・尾ぶちの牧・まのゝ萱はらなどよそめにみて、遥なる堤を行。心細き長沼に
   そふて、戸伊麻(登米)と云所に一宿して、平泉に到る。‥‥

                        松尾芭蕉「おくのほそ道」より [9]

 解説:松尾芭蕉は松島で絶景を楽しんだ後石巻で一泊し登米に来ている。この登米
    から北上川沿を辿り内陸部へ向かう。目指す先は黄金の地平泉中尊寺なのだ。

 参照:①芭蕉が目指した平泉の地毛越寺 ②芭蕉が輝きに心を打たれた中尊寺金堂


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