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恐らく、登山を始めていなかったなら、こんな可憐な花を観察する事もない✿
恐らく、山友が同行していなかったら、この花の存在すら気付かなかった ✿
恐らく、体力がこの日尽きていたなら、登山道を戻る事もなく発見できない✿
登山中必死で探していたのに逢えなくて、下山後に他のパーティから場所
を聴いて山友が引返し、茂みの中で山友が「あった!」との雄たけびを上げ、
ようやく対面。諦めない、努力、私の世界観が決定的に変わった瞬間だった。
そう「アケボノソウ」はこの様なタイミング・偶然で巡り逢うことが出来た。
参照#…それぞれの山にはそれぞれの花との出会いの物語があった。
①秋田駒ヶ岳の 「コマクサ」②秋田駒ヶ岳の「ユキワリソウ」
③早池峰山 「タカネザクラ」➃姫神山の「ヒメカミオダマキ」
⑤岩木山「ミチノクコザクラ」 ⑥八甲田山の 「イオウハナゴケ」
(過去の記録:2022.09.17)
感動観察:アケボノソウ 【七時雨山Ⅱトレッキング 2022.09.17】
七時雨山を制覇後、登山中に観察できなかった「アケボノソウ」を発見すべく
慎重に見渡しながらの下山だった。しかし、コースを変えながらも出会う事が
なくとうとう駐車場に。下山したパーティに聞いたら、なんと変えたコースが
植生場所だったという。もう一度現場まで戻りようやく念願の観察を果たした。
分類:キク・シソ類(階級ナシ)・リンドウ(目・科)・センブリ属・アケボノソウ種
漢字:曙草 花言葉:今日も元気で、前向き 記録:絶滅危惧種レッドリスト
花感:名前も素晴らしいが、花姿も可憐。特に筆者が気になったのは黄緑色の
蜜腺は5辺の花びら全体で一つの円を形成し、なんとも癒される造形だ。
左上の花弁にアリが黄緑の蜜腺に吸い付いている。花の大きさが分かる。
参照#①七時雨山Ⅱトレッキング 紀行 ②高山植物・山野草 ベスト選集