前傾の『女湯』に対抗して大正時代の男湯。・・・しかし良く見てみると、プール状態。
登別温泉は日露戦争の傷病兵の療養温泉として用いられた事実。又、台湾統治下の北投)
温泉の温浴施設もプール型。ヒョッとしたら軍事用の浴用リハビリ等こんな形なのかも。
参照#北投温泉大浴場(台湾北投温泉温泉博物館)
映像:大正時代の女性の入浴シーン(情景から、温泉芸者さん達と思われる)
共同浴場『さぎり湯』には登別温泉の歴史などのチョッとした展示コーナーがある。
何時も何気なく見ていたが、登別温泉を語る上で貴重な資料映像である。本ブログ
初公開『女湯』現代では撮影も公開も出来ない。あくまでも学術的資料として紹介。
炭鉱の町夕張を如実に物語るのがこの巨大煙突。しっかりと大地に立つ様は、夕張の歩く
べく道を示す。『炭鉱歴史村』をイベント業者に委ねた結果夕張の本当の『宝』でのおも
てなしを無くした。何時か力をつけ『炭鉱の町』を行政の手で再生して欲しい。歴史遺産
は商売の具ではない。貧しく、小さくてもいい、小さな町の小さな幸せをつかんで欲しい。
閉館速報:不採算のため、2010年12月に閉館
温泉の無い街は温泉を掘る。日本全国バブル期までその傾向だ。最近も温泉ブームに拍
車がかかる。夕張も同じだ。どの位お金を賭けたのだろう? 立派な温泉施設だ。人口
12千人の町の大いなる無駄使い。此処も経営は既に民間であるが周辺部の人々を誘客
したとしても日々施設を維持するに精一杯だろう。夕張の全ての観光施設は『お客が来
る』事を前提としたプログラム。お客様を無視したものだ。逆にこれが夕張再生の鍵だ。
【Ⅾata】含塩化土類―食塩泉 34℃ ph7.2 96ℓ毎分(自噴)源泉:日吉2号泉
鑑定:素晴らしい温泉力だ、さすが炭鉱の町地下の資源は温泉もグー。残念なのは泉温
が低いことだ。せめて源泉に触れる仕掛けが欲しい(オソウシの源泉湯みたいに)
炭鉱の町には鉄道がつきもの。この駅のまん前にこれ又巨大なホテルがある。以前紹介
のホテルと合せて2軒、観光客も途絶えがちな街には不自然、活路はあるのか。綺麗な
ホテル、豪華なテーマパーク、華やかな遊園地。そんなものは全国掃いて捨てる程ある。
駅から列車が出発した。乗客は数名・・・。北海道と言えば蒸気機関車、それは石炭で
走る。石炭の街を再生するにはこの石炭物語が必要だ。夕張にしかないもの、それは数
多くの石炭資料、建築物、構造物、伝承石炭文化。石炭でのおもてなしを徹底するべき。
記録:2019年4月1日 新夕張線廃止に伴い廃駅になる予定。一日平均乗車62人(1998)
った後、先生方が鎌を手にし、校庭に散らばった。先生自ら校庭の草刈りだ。広い校庭
を黙々と作業をする姿にこの自治体の財政状態が理解できる。しかし昔は学校の先生は
なんでもやった、これが本当の姿かも。児童と先生の絆が、信頼がこの行為から生まれる
のだ。 教え子の為に汗を流す、それを生徒が見る、これが教育の原点かもしれない。
居て華やかな時代を彷彿とさせる造りの居酒屋集合店舗。外壁も、内装も荒れ放題、
これこそ炭鉱の町、シネマの町の象徴的建造物、保存に向けて動き出すべき。なにも
綺麗な映画看板、綺麗な店舗だけが活性化ではない。これがこの街の『宝』なのだ。
ロケ:映画『幸せの黄色いハンカチ』で主人公の高倉健がこの飲み屋街、この通路での
殴り合いシーンで傷害事件となり、刑務所(網走)へ行くのである。
この施設で怒りさえ感じた。『炭鉱の街』を見たいと思った旅人をガッカリさせたのは
この施設の無駄な営業だ。幾ら高くても『夕張市石炭博物館』は見ようと思ったのだ
が、前傾の無意味な『シネマ館』等の誘客施設とのパスポート方式の入場料。大きな
間違いだ。観光客は先ず、『炭鉱の街』歴史遺産を観たい、管理者は観光を解らない。
入場料:3150円(夕張市美術館・鹿ノ谷倶楽部・黄色いハンカチ広場を含む)
夕張市石炭博物館だけの入場でも同額と高額だ!理解できない。
地域の宝:夕張市にとって炭鉱関連施設は歴史遺産的貴重なものだ。これを利益追求
の一般の会社に委ねてはならない。今まで炭鉱で亡くなった方、汗を流した方数万の
汗と血の結晶『宝』ではないか!それで市が潤うならまだしも。一刻も早く市が管理
すべき。その為に夕張市が立ち上がれば、全国炭鉱関係者、篤志家がキット応援する。
炭鉱の歴史村の丘の上に巨額の費用で建築したシネマ館を含む誘客施設『郷愁の丘』。
京都の映画村程の知名度も、興味度も無ければ目玉施設もない。『夕張市石炭博物館』
との抱合せ入場料は人を遠ざける。市はこの施設の運営をイベント会社に委託。これ
では人は集まらない。観光客の殆どが周辺を回遊入場しない。『石炭の街』は何処へ?
入場料:3150円(夕張市石炭博物館、夕張市美術館・黄色いハンカチ広場を含)
夕張市石炭博物館だけの入場でも同額と高額だ!
郊外の長屋とはかけ離れた建築物。市内に散在する。幾らで入居しているのか?暖房
など諸設備も勿論完備だろう?どういう方々が入居してるのか?いろいろ疑問を持つ。
隣家まで数キロの北海道のこと隣の町までは相当遠い、勢い市民対象となるが中高年が
大半の12千人ではいったい誰がこの施設を利用するのか??休園状態であった。
数多い観光施設の中唯一、夕張市の所有。しかし、運営自体は元従業員らの新会社に
委ねられる事となる。現在は無料で内部を見学できる。・・・・やはり見学者が多い。
知名度が高いのと無料がその由縁だ。実はこのメロン城は廃校(小学校)の跡地である。
夕張市。財政破綻の街。再生途中の街。メロンの街・・・しかし夕張で想起するは『炭
鉱の街』、映画『黄色いハンカチ』の舞台。この街から炭鉱が無くなるという事は存在
の根拠を失う事であり、それを『補助金』行政の薬漬けにした道庁、国の責任は大きい。
失う物はもうないこれからが夕張市の本当の再生。現在の夕張を報告。その後赤字脱出。
夕張市:人口12千人〈最盛期の10分の1)
歌志内市も炭鉱の街だった。炭鉱が無くなり、街として進めたのが観光産業だ。この
温泉施設はその一環かもしれない。何も無い所にこのような施設を作ること事体今後
の運用も考えれば負の資産とも見れる。泉質そのものはいいのだが、大きな施設の中
では循環・消毒はしかたなく味わうべきもない。むしろ北国の方に温浴施設を提供出
来てるという事を評価するべきだろう。しかし、これだけでは観光客を呼び込めない。
【Data】重曹泉 18.1℃ . ph7.3 源泉:チロルの湯(毎分650L)
記録:歌志内市は日本一人口の少ない市(人口5,100人)。ピーク時昭和23年には46千人。