納車準備中の1750と2000GTV
あと少しで納車というところで、色々とトラブルが発生した2000GTVでした。
やはり、旧車はスンナリとは納車させてくれないわけです。
しかし、オーナー様の手元に渡ってから壊れるよりも、納車前に出来るだけ壊れた
ほうが良いのですよ、川崎さん! 。
そういう理由で、納車をわざと遅らせてるんですと言えば、嘘くさいですね(笑)。
前回のリポートから、更に壊れました。
ラジエター水漏れ発覚
こちらはラジエター屋でO/Hして貰い、事なきを得ました。
昔の鉄製のラジエターは修理が出来るので救われます。
クーラー配管が破裂
ケーラー付きでなければ、余計な作業をしなくて良いなんて怨み節はご法度ダスw。
付いてるものは素直に受け入れましょう(笑)。
こちらも、新製して何とかなりました。
日立製クーラーはさすがに良く効き、この猛暑にも快適です。
チャージランプがボンヤリと点灯
古くなったジュリアによくある症状です。
ボンヤリ点灯はチャージしてるのですが、精神的には良くありましぇん。
配線老化と電位差で、旧式な機械式レギュレター付車に起きる症状です。
このままオーナー様に説明して現状で納めるか悩みましたが、クラフトマンシップ(関係ないかも?)
なDrの沽券にかかわります。
純正IC仕様オルタネーター(75用OH済)に換装
国産品でも機能上は問題無いのですが、やはり見栄えを考慮すると純正品です。
この固体はクーラー付きなので、低速充電量の豊富なIC仕様が望まれます。
もちろん、チャージランプは点かなくなり、一石二鳥の効果であります 。
純正ステアリング交換シリーズ?
少々草臥れた純正品を更に綺麗な手持ちと交換しました。
ウ~ン、マンダム(意味不明w)
後は細かい配線の手直し等で、何とか納車体制が整いました。
出るわ出るわの最後のトラブルには参りましたが、オーナー様の手元に渡ってからも
壊れることはあります。
なんせ、40年前の固体ですから仕方ありません。
そういう場合は何度でも手直しはさせていただきますので、ご安心あれザンス。
この2000GTVは本日オーナー様にお届けします。