
ABARTH500のAC温度測定
今年も夏本番を迎えて、ACの効きが気になりました。
ショップでの最近の事例をご紹介しましょう。
効いてるのは効いてるけど、国産車に較べると弱い気がする。
ABARTHのお客様からの訴えがありました。
ごもっともダス。
確かに国産車のACは強力であります。
しかし、最近のイタ車も必要十分以上の効きを示すはずなんです。
果たして、ABARTHの吹き出し口の温度を測定すると、決して効いていないわけではなく、
むしろ平均以上の冷え方です。
固体は下ろして一年未満の新車ですから、壊れることも考えにくいです。

昨年のヒット商品ダス

やはりこういう場合はこれしかありましぇん。(今年も売りまっせ~

昨年の在庫を先ず掃かないといけませんから、強制的に注入
しましたw。

も~完璧ダス

この温度であれば、国産車に較べてもひけをとらないはずであります。
まさに・・

3,000円でマイナス2度ダス


ホンマダス!。
次なる事例はコンプレッサートラブルであります。

壊れまくる156V6のコンプレッサー

昨年も何個交換したか数え切れません。
この可変式バルブのサンデンSD7V16はほぼ全て崩御するような気がします。
今年もすでに何個か交換しました。
コンプレッサー交換はお財布に優しくありませんし、新品では20万円くらいのの出費と
なります。
ショップではよりリーズナブルなリビルト品を採用しておりましたが、更にお財布に
優しい現品O/H体制に変更しました。
現品O/Hは時間が掛かるのが難点ですが、更に余剰品を予めO/Hして在庫対応してます。
壊れたコンプレッサーを検証して気づいたのですが、すでに焼きつきや焼きつき寸前の
固体が結構見受けられたことです。
焼きつくとACラインの総交換を強いれられたり、莫大な出費になることがあります。

冷媒ガスの継ぎ足しは要注意ダス!。
冷媒漏れを直さずに、補充補充でごまかしていた固体はコンプレッサーオイルが
枯渇しているということダス。
このような固体は必ずコンプレッサーが焼き付を起こします。
冷媒補充自体は悪いことではありませんが、同時にコンプレッサーオイルも補充
しないといけません。
オイルは見えないので、どうしても等閑になるのでしょう。
AC添加剤にもオイル成分が入っており、コンプレッサーの保護効果もあるから、
有効と思われます。(宣伝と違いまっせ~w)

テージスよお前もか?!
アルファ166やテージスも同じコンプレッサーを使用しております。
この固体も崩御したようで、コンプレッサーの圧力がありましぇん

156や166の脱着作業は比較的ラクチンなのですが、このテージスは難儀です。

取り出せないw

後ろ側も無理w
後ろから前からどうじょ~

後ろも前もニッチもサッチもイケましぇん

夏本番を迎えて、AC点検は込み合う可能性がありますから、お早めに対処しましょう。
ご自身のAC性能を検証したい方には専用温度計をお貸ししますので、一度測定して下さい。
今年のACメンテも・・
Drにお任せ!。
(ナンちゃってネw)

売るほどありまっせ~!
