年式不明? 希少ワンオーナー 正規物
この年式のアルフェッタは限りなく残存しません。
とりわけ不人気であったUS仕様であれば尚更でしょう。
この固体は推定78年~80年に伊藤忠オートが輸入した固体です。
地元では噂のワンオーナー物のGTで、US仕様でなければ、かなり食指が動くのにと
思っておりました。
たいへん綺麗なボディ 人気のロナール付
年配のオーナーに大事にされてきた故に、全体に生きている上物です。
よ~く見ると、細部がセンス良くモディファイされてるのが見受けられます。
タコ足ヘッダーに換装
ACコンプレッサーもSD507に換装してると思いましたが、もしかしたらこの年式は
これが標準だったのかもしれません。
初期は大型ヨーク製のレシプロでしたから。
キャブ変更?
すでにキャブ仕様にしてあると思うのは早計であります。
SPICA機械式燃料噴射
当時悪評であったSPICAは嫌われて、キャブレター仕様に変更した固体も多かった
ものです。
Drも多くのSPICAをキャブに換装したものでした。
OPTのレザーインテリア
記憶が定かでありませんが、レザー仕様はかなり希少だったと思います。
この年代はDrもバリバリ現役(今も現役w)だった故によく覚えております。
アルファが日本に正規輸入された時代では、一番つまらない時代でありました。
排ガス規制の為に、それまでは欧州仕様だったアルファはUS仕様に変更された
のでした 。
重たい5マイルバンパーの不細工な外観と、去勢されたエンジンと何もよくは
ありませんでした。
正直売る気が失せた時代であったのです。
案の定というか、この後伊藤忠オートはアルファの輸入をやめました。
SPICAでも好調ダス
問題はこの固体の評価が微妙であることです。
US仕様を度外視すれば、たいへん状態の良い固体です。
いっそう、SPICAを捨ててWEBERに換装しますか?。
更に、外装をEC仕様にモディファイしますか?。
あなたならまさにどうするアイフルというところです(笑)。
しかし、この固体はそれなりに完成してる故に邪念を捨ててこのままでも構わないじゃないか
ということです。
キャブ化はいつでもできますし、SPICAが壊れてからでも良いでしょう。
ボディが悪い同型EC仕様からパワートレインを移植するのも良いです。
試走したら、良くメンテされたSPICAは何の不自由も無く好調でした。
整備不良のキャブ車よりも良く走ることは請け合いです。
取りあえず、このまま商品車デビューとして、キャブ化等のモディファイは
OPTにしましょう 。