1978y 新車並行 US改EC仕様
GETしたSPIDERを検証してみます。
1978年の新車並行というのは珍しく、もしかしたら伊藤忠オートが並行扱いで輸入した固体ではないでしょうか。
シャシーナンバーから解析すると、1977年製造が判明しました。
しかも、ZAR・・ならぬAR11541・・・というシャシーナンバーです。
まさにUS仕様であるには100%間違いありません。
アロイは純正カンパ
特注ロールバー+スパルコシート
ボディに関しては、たいへん上手にEC仕様に変身させてると言えます。
本来の姿? 不評の一本バンパー仕様
白のボディカラーの元色はシルバーですから、まさにこのUS仕様が原型であると思います。
更に、助手席シートのワイン色までピッタシと合致しちゃいます。
フロアは腐食なしで状態良し!
外装も腐食ナシ!
騙されるエンジンルーム?
こちらも上手くEC仕様に変身させています。
キャブリンクもロッド式の本格派!
エンジン型式は00615ですから、よ~く見るとUS仕様であるというのが見つけられます。
ちなみにWEBER(DCOE32)のセッティングは下記でした。
■ MJ 140
■ AJ 200
■ SJ 50F8
■ ET F16
■ PJ 35
ほぼ標準セッティングですから、たいそうなチューニングはしてない証明となるでしょう。
スピカ噴射ポンプの痕跡
00615はアルフェッタUSのエンジン型式と同じですが、中身をEC仕様にすればハンディはありません。
点火系もフルトラ+同時点火システムが奢られています。
ECカムにコンバート済
前オーナー様に聞いていた通りでした 。
前々オーナー様がかなりマニックな方で、相当拘ってECモディファイをされたようです。
スプリントヘッダー付
ミツバ電磁ポンプ
Ftマフラー無し
バッテリーの本来の位置
Ftサス
Rrサス
強化スタビ+バネにビルシュタン仕様です。
町内
確かにパワフルで良く走りますが、全体的にその井出達やエクゾースト音も含めて少々野蛮です。
個人的に、もう少し上品に大人しく逆モディファイをしようかと思います。
良さげな旧車対応シート
ジュリアクーペ装着例
A112にも違和感なし!
ただ、二脚とも交換するとお財布に優しくはありません 。
後は排気系をノーマル仕様するべくFtマフラーを追加して、PF氏のファインチューニング仕様に近づけます。
エアクリーナーは純正仕様か弁当箱スタイルにします。
以上、外内装は上品なノーマル仕様として、メカは上品な快音仕様というコンセプトです。
室内フロアは面倒なので、現在のレーシースタイルを踏襲予定です。
逆モディファイと言っても、コストと手間隙がそれなりに発生しますので、出来れば現状で買ってくる人が居ればそれに
越したことはありません。
しばし、反響を見てから、Dr好みの逆モディファイ路線を進めるか、買って下るオーナー様好みに仕立て上げるのも
視野に入れましょう。
秀逸なボディと生きのよいエンジン等など、基本的なコンディションが良いので、コストも最小限で良い物が製作
出来るのは間違いありません。
とりナマズ、購入希望の方をお待ちします。
しばし様子を見て、反応が無ければ、Dr好みに逆モディファイしようと思います 。