(ロシアの産業都市トゥーラの鉄道関連メーカーを視察したプーチン(4月4日)【4月5日 Newsweek】)
【ロシア国内で頻発するテロ・破壊工作】
昨日ブログでは、ウクライナ侵攻に関するロシア国内の「批判封じ」体制の強化を取り上げましたが、表だっての批判が禁じられると、批判・不満は地下に潜り、ときに「テロ」という形で噴出することにもなりやすいのは物事の道理です。
ロシア国内での最近のテロとしては、4月2日、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクのカフェで、プーチン政権や民間軍事会社「ワグネル」を支持していた著名な軍事ブロガーが爆発された事件が話題になりました。
****サンクトペテルブルクのカフェ爆発でロシア人の女を拘束「ウクライナ情報機関が計画したテロ行為」ロシア当局****
ロシア・サンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、ウクライナ侵攻を支持する軍事ブロガーが死亡した事件で、当局はロシア人の女を拘束し、「ウクライナの情報機関が計画したテロ行為だ」と主張しました。
この事件は2日、サンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、「ウラドレン・タタルスキー」のペンネームで活動していたプーチン政権寄りの軍事ブロガーが死亡し、30人以上が負傷したものです。
ロシア連邦捜査委員会は3日、事件に関与した疑いでロシア人の26歳の女を拘束したと発表しました。
ロシアメディアによりますと、女は去年、侵攻に抗議する集会に参加して行政処分を受けたことがあり、今回、爆発物の入ったタタルスキー氏への贈り物をカフェに持ち込んだとされています。
事件についてロシアのテロ対策委員会は「ウクライナの情報機関が計画したテロ行為だ」と主張。「女は反体制派指導者ナワリヌイ氏の支持者だった」としています。(後略)【4月3日 TBS NEWS DIG】
この事件は2日、サンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、「ウラドレン・タタルスキー」のペンネームで活動していたプーチン政権寄りの軍事ブロガーが死亡し、30人以上が負傷したものです。
ロシア連邦捜査委員会は3日、事件に関与した疑いでロシア人の26歳の女を拘束したと発表しました。
ロシアメディアによりますと、女は去年、侵攻に抗議する集会に参加して行政処分を受けたことがあり、今回、爆発物の入ったタタルスキー氏への贈り物をカフェに持ち込んだとされています。
事件についてロシアのテロ対策委員会は「ウクライナの情報機関が計画したテロ行為だ」と主張。「女は反体制派指導者ナワリヌイ氏の支持者だった」としています。(後略)【4月3日 TBS NEWS DIG】
******************
ロシア当局は「ウクライナの情報機関が計画したテロ行為だ」と即断していますが、「テロ」という事件の性格上、背後でどのような組織が動いているのかは定かではありません。
****ロシア反体制派やウクライナ、関与を否定 著名軍事ブロガー爆殺****
ロシアの著名な軍事ブロガー、マキシム・フォーミン氏が爆殺された事件を巡り、同国の連邦捜査委員会は3日、逮捕した26歳のロシア人女性の容疑を殺人からテロに切り替え、捜査を続けている。
ロシア政府はウクライナの情報機関とロシアの反体制派が関係していたと断定したが、いずれも関与を否定するなど、謎が残されている。
◇容疑者「利用された」
ソーシャルメディアなどに拡散された動画では、逮捕された容疑者とみられる女性が事件当日の2日、サンクトペテルブルクのカフェで催されたイベントに姿を見せる。そして、女性はフォーミン氏に対し本人に似せた像が入ったかごを手渡した。その後に爆発が起こったようであり、映像が途切れている。
捜査に参加しているロシア内務省が3日公開した動画では、容疑者は拘束された理由を問われると「理解している」と返答。しかし、誰から指示されたのかと問われると、その場での回答を拒んだ。また通信アプリ「テレグラム」に報じられた情報では、容疑者が「利用された」と述べているという。
ロシアメディアによると、容疑者は過去に反体制派指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏(有期刑が確定して収監中)が主導した抗議集会や、ウクライナ侵攻が始まった直後の抗議運動に参加していたという。3日に拘束された後には、指名手配されていたとも伝えられた。
ロシア国家テロ対策委員会は3日に発表した声明で、ウクライナの情報機関が今回の爆発を計画し、ナワリヌイ氏が主導していた「反汚職基金」が共謀していたとの見解を表明した。
ザハロワ外務省情報局長はテレグラムへの投稿で「キエフ(キーウ)の政権がテロの手法を用いてきたことを裏付けている」と糾弾。プーチン大統領は同日、死亡したフォーミン氏に勲章を与えると決めた。
一方、反汚職基金のトップ、イワン・ジュダノフ氏はツイッターへの投稿で「ばかげた状況だ」と疑惑を一蹴。ウクライナ政府幹部も自国の関与を否定した。【4月4日 毎日】
*******************
昨日には、貨物列車が線路上の爆発物で脱線する「事件」も報じられています。
****ロシアで貨物列車が脱線 線路上に「爆発装置」****
ウクライナと国境を接するロシア西部ブリャンスク州の知事は1日、州内の線路上で「爆発装置」が爆発し、貨物列車が脱線したと発表した。
同州のアレクサンドル・ボゴマズ知事はテレグラムへの投稿で「正体不明の爆発装置が爆発し、その結果、貨物列車の機関車が脱線した」と明らかにした。死傷者はいないという。
現場はブリャンスクから、ウクライナ国境方向のウネーチャへ向かって136キロの地点。救急隊が駆け付け、一帯の鉄道輸送は停止しているという。
ロシアによるウクライナ侵攻開始以来、ロシアとその同盟国ベラルーシでは鉄道に対する破壊活動が報告されている。
ウクライナ軍の反転攻勢が近く開始されると予想される中、ブリャンスク周辺では前日、ウクライナ軍が村を攻撃し、4人が死亡している。
また1日には、レニングラード州のアレクサンドル・ドロスデンコ知事が、「爆発装置」によって州内の送電線が爆破されたと発表した。ロシア連邦保安局が「破壊行為」が疑われる刑事事件として捜査を開始したという。【5月1日 AFP】
**********************
現時点で犯行声明などは発表されていませんが、一部の独立系メディアは40代とみられる男が指名手配されていると報じています。
【国内反ロシア組織の存在 暗殺を恐れるプーチン大統領】
【国内反ロシア組織の存在 暗殺を恐れるプーチン大統領】
上記記事によれば、今回事件だけでなく、鉄道や送電線に対する破壊工作がしばしば起きているようです。
ウクライナの情報機関だけでなく、連携するロシア国内の反政府組織の活動も推測されます。
****暗殺を恐れるプーチン大統領 同じ内装の執務室各所に…反ロシア組織の創設者を直撃【報道1930】****
大規模反転攻勢のタイミングが最大の焦点となっているウクライナ戦線。一方でロシア国内では謎の爆発が相次いでいる。そしてプーチン大統領は暗殺を恐れる日々だと聞く。今ロシアで何が起きているのか、2人のインタビューをもとに読み解いた。
「ウラジミール・プーチンは国民の日常や命はどうでもいいということだ」
先月ウクライナ国境に近いロシア・ロストフナドヌーのFSBの敷地内で建物が爆破された。
FSB(連邦保安庁)といえばKGBの後継といわれる情報治安機関だ。ここが狙われるだけでもロシアの中枢にとって捨てておけない事態だ。ところがこうした爆破事案が現在ロシア国内で頻発している。
FSB(連邦保安庁)といえばKGBの後継といわれる情報治安機関だ。ここが狙われるだけでもロシアの中枢にとって捨てておけない事態だ。ところがこうした爆破事案が現在ロシア国内で頻発している。
去年から今年にかけて報告されているだけで既に92件以上。場所はウクライナ国境近くもあれば、モスクワ、サンクトペテルブルクの近隣まで広範囲。対象は軍事施設からインフラ、商業施設まで様々だ。
プーチン氏はこれらをテロ行為と位置づけ、第三国や西側が支援していると非難している。謎とされる爆破事案、すべてに犯行声明が出ているわけではないが、番組では3つの実行グループを取り上げた。
一つ目は『国民共和国軍』…4月2日にカフェが爆破されウクライナ侵攻を指示する軍事ブロガーが殺された事件に声明を出したグループだが、実体は不明。
二つ目は『ブラック・ブリッジ』だ。このグループはFSB敷地内の爆破に犯行声明。“黒い橋”と言う名称は“不快で汚いが必要な仕事”を意味するという。
番組ではこのブラック・ブリッジの幹部と接触することができた。インタビューは断られたが書面での回答があった。FSBの爆破について意味深な答えが来た。
「我々も関与したが“エスコバル”を名乗る男なくして何も起こらなかった」 これは内部に協力者がいるということなのか…そして彼らの目的についてはこんな言葉もあった。
「言葉で悲しみから救われることはないが、爆発物を使えばその原因を取り除くことはできる」と話している。
そして3つ目は『ロシア志願兵軍団』だ。ウクライナ軍に所属していてドローンによる攻撃やロシア国内での戦闘を実行しはじめた部隊。ロシア人で構成されたウクライナの志願兵部隊だ。
その部隊の創設者がインタビューに応じてくれた。
『ロシア志願兵軍団』 デニス・カプースチン司令官
「私はロシアのプーチン大統領の方針に反対している。ロシア国内の状況は悪化している一方なのでロシアを事実上占領していた人と戦うことを宣言した。(中略)我々が活動を行った地域で常に脅威が存在しているのは重要なポイントだ。ロシア軍の司令部はその地域で緊張感を与えられる防衛体制を作らなければならない」
「私はロシアのプーチン大統領の方針に反対している。ロシア国内の状況は悪化している一方なのでロシアを事実上占領していた人と戦うことを宣言した。(中略)我々が活動を行った地域で常に脅威が存在しているのは重要なポイントだ。ロシア軍の司令部はその地域で緊張感を与えられる防衛体制を作らなければならない」
カプースチン司令官たちが国境を越えて戦闘を始めたことにプーチン氏は“私たちは彼らを潰す”と強く反応した。ロシアメディアは子供が負傷した、民家が攻撃されたと『ロシア志願兵軍団』を非難した。
ロシア志願兵軍団』 デニス・カプースチン司令官
「子供が負傷したとか、人質を取ったとか、とんでもない話。ロシアは国境警備隊の不在という恥ずかしい現実を隠すため我々の“悪行”を宣伝し注意をそらせた。私たちの目標はロシア人に2つのことを教えること。ロシア人は犯罪政権の人質であること。プーチン政権は彼らの家を守ることはできないこと。ウラジミール・プーチンは国民の日常や命はどうでもいいということだ」
「子供が負傷したとか、人質を取ったとか、とんでもない話。ロシアは国境警備隊の不在という恥ずかしい現実を隠すため我々の“悪行”を宣伝し注意をそらせた。私たちの目標はロシア人に2つのことを教えること。ロシア人は犯罪政権の人質であること。プーチン政権は彼らの家を守ることはできないこと。ウラジミール・プーチンは国民の日常や命はどうでもいいということだ」
『ロシア志願兵軍団』の規模はどんどん大きくなっていて武器も充実し始めているという。ハイマースを与えられているという話もある。そのことを聞くと、それは明かせないとしながらも、迫撃砲部隊が威力を発揮し、ドローン部門も発展していたのは本人すら驚いているという。兵器の多くは欧米のものだとも明らかにした。
カプースチン氏はロシアからテロリストとして指名手配されているが、戦いを止めるつもりはないという。国境を越えてロシア国内に攻め入った時はウクライナ軍に喜ばれた。
『ロシア志願兵軍団』 デニス・カプースチン司令官
「ウクライナにいる時はウクライナの国防省の指揮下で活動する。しかしウクライナ国外の活動については自分の判断で独自にやっている…(中略)」
「ウクライナにいる時はウクライナの国防省の指揮下で活動する。しかしウクライナ国外の活動については自分の判断で独自にやっている…(中略)」
暗殺恐れるプーチン氏…大統領公邸の執務室と内装が同じものが各地に…
そして今、プーチン氏が最も恐れているのは“暗殺”だという。番組ではプーチン氏の近況を知るために、最近までごく身近にいた人物にインタビューを紹介した。
彼はロシア連邦警護庁の職員だった男性。プーチン氏が移動するごとに専用の通信機器の設置・管理を担当していた。移動先で通信傍受をされないようにシステムを組むためトラックいっぱいの機材とともにプーチン氏と移動するなど、間近からプーチン氏を見ていた。
警護庁に入って13年だが、ウクライナ侵攻後、プーチン氏と一緒にカザフスタンに同行した際の去年(2022年)10月に家族とともに姿を消した。今はプーチン氏を戦争犯罪者だと言い切る。
元ロシア連邦警護庁(FSO) グレブ・カラクロフ氏
「プーチンは携帯電話を使わない。私は何年もこの仕事をしていたが携帯を持ってるのを見たことがない。彼が受け取る全ての情報は側近から入るものか専用回線を通したもの。情報についていえばプーチンは“真空の空間”にいる。(中略)プーチンは地下要塞を持っている・・・」
「プーチンは携帯電話を使わない。私は何年もこの仕事をしていたが携帯を持ってるのを見たことがない。彼が受け取る全ての情報は側近から入るものか専用回線を通したもの。情報についていえばプーチンは“真空の空間”にいる。(中略)プーチンは地下要塞を持っている・・・」
彼自身、去年10月プーチン氏の指示でカザフスタンのロシア大使館の地下要塞に電話を設置した。すべては暗殺を恐れてのことだという。暗殺への恐れからかプーチン氏の執務室には秘密があるという。
元ロシア連邦警護庁(FSO) グレブ・カラクロフ氏
「プーチンは暗殺を恐れていると思う。サンクトペテルブルク、ソチとモスクワ郊外にある大統領公邸の執務室の内装は全く同じ。例えばプーチンがソチにいた時、テレビで彼がモスクワ郊外で会議をしたというニュースが流れた。そこでソチにいる仲間に“彼はもう帰ったの?”と聞くと“まだいる”と返ってきた」
「プーチンは暗殺を恐れていると思う。サンクトペテルブルク、ソチとモスクワ郊外にある大統領公邸の執務室の内装は全く同じ。例えばプーチンがソチにいた時、テレビで彼がモスクワ郊外で会議をしたというニュースが流れた。そこでソチにいる仲間に“彼はもう帰ったの?”と聞くと“まだいる”と返ってきた」
つまりモスクワに移動したと見せかけた後に執務室のプーチン氏が映れば、皆モスクワの執務室だろうと思うが、実際は同じ内装のソチの執務室にいる。
元ロシア連邦警護庁(FSO) グレブ・カラクロフ氏
「(同じ内装の部屋の)目的は第1に“外国の諜報機関を混乱させること”第2に“暗殺を防ぐこと”(実際に暗殺の危機が訪れたことは?)いいえ。ない。でもプーチンは暗殺を恐れている」
「(同じ内装の部屋の)目的は第1に“外国の諜報機関を混乱させること”第2に“暗殺を防ぐこと”(実際に暗殺の危機が訪れたことは?)いいえ。ない。でもプーチンは暗殺を恐れている」
東大先端研・小泉氏は今回のインタビューの内容はこれもでも噂レベルで聞いていたが、ロシア連邦警護庁(FSO)にいた人物が証言したという点で驚きだという。
東京大学先端科学研究センター 小泉悠 専任講師
(中略)プーチン氏は行く先々にGPSの妨害装置を持って行ってドローンで暗殺されないようにしてるとか、他国の首脳に比べてかなり暗殺に気を使っている。また5、6年前からパーティの飲み物飲まなくなった。ロシアの紋章が入ったタンブラーを持ち歩いていて、それしか口をつけない…」
(中略)プーチン氏は行く先々にGPSの妨害装置を持って行ってドローンで暗殺されないようにしてるとか、他国の首脳に比べてかなり暗殺に気を使っている。また5、6年前からパーティの飲み物飲まなくなった。ロシアの紋章が入ったタンブラーを持ち歩いていて、それしか口をつけない…」
「穴倉爺さん(=ブンケルヌイ・ジェード)」
最近、プーチン氏はSNS上で“穴倉爺さん(=ブンケルヌイ・ジェード)”と呼ばれているらしい。防空壕や地下シェルターにでも隠れているという意味なのか。ロシア事情に詳しい名越教授に聞いた。
拓殖大学 名越健郎 特任教授
「ロシアの反体制派や独立系メディアでよく載るんですが、穴倉爺さんって…。モスクワ、サンクトペテルブルクやソチだけでなく、ウラル地方やバルダイと呼ばれる地域に豪邸兼防空壕があってプーチンはそこを転々としているらしい。本当かどうかわからない噂ですけれど…」
「ロシアの反体制派や独立系メディアでよく載るんですが、穴倉爺さんって…。モスクワ、サンクトペテルブルクやソチだけでなく、ウラル地方やバルダイと呼ばれる地域に豪邸兼防空壕があってプーチンはそこを転々としているらしい。本当かどうかわからない噂ですけれど…」
ロシア・ペスコフ報道官は“ロシアの指導者が防空壕にいたことはない。完全に嘘だ”と否定した。噂について、わざわざ否定すればするほど、噂に真実味が帯びてくるということはないだろうか…(BS-TBS 『報道1930』 4月26日放送より)【5月1日 TBS NEWS DIG】
*********************
上記記事に登場するグレブ・カラクロフ氏はFSO勤務中、国内外を訪問するプーチンに180回以上同行したとのことで、「最近西側に逃れたロシア情報部員の中で、最も高位の人物」(ロンドンに拠点を置き調査報道を手がける「ドシエセンター」)とのことですが、彼の発言の信ぴょう性は確認されていません。
“情報についていえばプーチンは“真空の空間”にいる”というのは、“プーチンはテクノロジーを嫌悪している。カラクーロフはプーチンが携帯電話を使う場面を見たことがなく、インターネットも使っていないと証言した。「大統領は、自身の側近だけから情報を受け取っている。つまり、情報の真空地帯で暮らしている」”【4月5日 Newsweek「プーチンは体の病気ではなく心の病気?──元警護官が明かす奇行の数々」】ということ。
.
プーチン暗殺ということで言えば、警戒すべきは地下の反ロシア組織よりも、ウクライナ戦争の推移、国内政治動向から、もはやプーチン大統領が“邪魔者”になったと判断した政治勢力の方かも。
なお、プーチン大統領の健康状態については様々な憶測が流れていますが、グレブ・カラクロフ氏は“メディアで広く報じられているプーチン重病説は信じていないと述べ、プーチンは定期的に健康診断を受けていると付け加えた。「同年代の人と比べて健康状態は良好だ」”【同上】とのことです。
“穴倉”に引きこもっているのは、暗殺の不安だけではないようで、猜疑心が非常に強く、“「プーチンはいまだに新型コロナウイルス感染症を極度に警戒」しているという。プーチンは今も人との接触を避け、多くの時間を「シェルター」と呼ばれる私邸で過ごしている。今も「自己隔離」に近い状態を貫いているというのだ。”【同上】といったこともあるとか。