山と遊びの仲間3人で2024年の忘年会を上田駅前の居酒屋「だんまや水産」で開催。同店は、お酒や料理の提供が早く、使い勝手が良いので、たまに使っています。『一緒に料理をする』というタイトルのアルバム。
RED HOLLOWAY (レッド・ホロウェイ)
COOKIN' TOGETHER (PRESTIGE 1964年録音)
レッド・ホロウェイ(ts, 1927~2012年)は、1943年、シカゴのGene Wrightのビッグ・バンドを皮切りに、Nat Towlesなどのグループで演奏、1952年から61年は、自身のカルテットを率いていたのですが、63年からのジャック・マクダフとのツァー中に有名になります。本作は、そのマクダフを迎えて録音されたもの。
メンバーは、レッド・ホロウェイ(ts)、ジャック・マクダフ(org, p)、ジョージ・ベンソン(g)、ウイルフレッド・ミドルブルックス(b)、ジョー・デューク(ds)。ホロウェイは、ジャック・マクダフ・グループの常連メンバーでしたが、そのグループのメンバーを借りて録音されたもの。ジョージ・ベンソンの参加も注目されます。
(英文表記)Red Holloway(ts)、Jack McDuff(org, p)、George Benson(g)、Wilfred Middlebrooks(b)、Joe Dukes(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Wives and Lovers (Burt Bacharach, Hal David)
2 This Can't Be Love (Lorenz Hart, Richard Rodgers)
3 Something Funny (Red Holloway)
4 Brother Red (Red Holloway)
5 Denise (Red Holloway)
6 No Tears (Red Holloway)
7 Shout Brother (Red Holloway)
バート・バカラックの「Wives and Lovers」、リチャード・ロジャースの「This Can't Be Love」の2曲はスタンダードですが、あとの5曲は、全てレッド・ホロウェイのオリジナル(自作曲)です。
【だんまや水産 上田店】
住所:長野県上田市天神1丁目8−1 上田駅前ビルパレオ 2階
電話:0268-25-0413
ホームページ:だんまや水産 上田店(上田市/居酒屋)<ネット予約可> | ホットペッパーグルメ (hotpepper.jp)
外観、入口
まずは、ビールで乾杯。
生ハムのシーザーサラダ
豪快な切り方をしてあります。野菜が豊富でよいサラダです。
海老マヨ
ちくわチーズの磯部揚げ。定番ながら、熱々で旨い。
鍋。名前はよくわかりません。
洋風の鍋でした。
パンもついてきました。鍋ではないかもしれません(笑)。
串焼き盛り合わせ
天ぷら盛り合わせ(八種)。海老、きす、かます、玉ねぎ、なす、スナップえんどう、かぼちゃ、セロリ。「きす」の天ぷらが美味しい。
ザクザクチーズ
いかゲソ味噌明太子和え
ミックスピザ
ベーコンや海老、イカが入った具が沢山のピザで、ボリュームもあります。
デザートのアイスブリュレ。来年も健康に留意して、山遊びなどをやろうと、3人で楽しい合意。満腹にもなったので、お開きとしました。
レッド・ホロウェイとは渋いですね。ジャック・マクダフと組んだものを入れると本国では相当数アルバムがありますが、こちらでは人気がないのが残念です。コテコテ系特有の灰汁の強さもなく流れるようなフレーズが魅力なのですが、オルガンが入ったソウル系は敬遠されるのでしょう。80年代にSteeplechaseとConcordからリリ-スされてからにわかに注目されましたが、もし60年代にブルーノートからレコードが出ていたら、スタンリー・タレンタインより話題になったかも知れません。
また来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎え下さい。
今年(2024年)もお世話になりました。
2023年の暮れに札幌に行きましたが、それに続いては、2024年10月だけで、今年は札幌へは1回行っただけになりました。来年は、少なくとも2回は出かけたいと考えているので、その際はまたよろしくお願いします。
さて、レッド・ホロウェイですが、オルガンがらみのアルバムが多かったので、日本では人気薄ですね。実際に一度だけ、レイ・ブラウンとミルト・ジャクソンのグループで聴いたことがありますが、全く遜色無く、スイング~ハードバップ系の演奏をバリバリとやっていたことを記憶しています。
dukeさんに書いていただいたとおり、ブルーノートで、リーダー作を作っていれば、もっと広く聴かれたと思われます。渋めではありますが、今回アップしたアルバム(OJC盤で、レコードしか出ていないようです。)は、面白かったです。
よいお年をお迎えください。コメントありがとうございます。
バックはブラザー・ジャック・マグダフ(Org)とジョージ・ベンソン(g)でした。
ドラムはわかりませんが、まだ下住みに頃のベンソンで、ソリッドモデルの楽器(レスポール)を
弾いてました。その後、自分のグループを持ち、収入が増えたのか、ジャズマンがよく使っている、
高価なモデルに変わっていきました。ミュージシャンも良く楽器を変える人とそうでない人と
いますが、若いころは何本か使い分けています。後年エンドースされてからそのメーカー物しか
使わない感じですが、楽器の変遷はギタリストは多いかもしれません。ホロウェイ。音色に色気が
あっていいですね。参考になりました。k玉石混交のプレスティッジにあって、探しがいのある方かも
しれません。ありがとうございます。
レッド・ホロウェイのアルバムですが、日本では知名度が低く、しかもオルガンと一緒に演奏しているものが多かったので、あまり聴かれていないと思います。でも、このレコードは、なかなか良くて、びっくりしました。
ジョージ・ベンソンの初リーダー作「The New Boss Guitar of George Benson」(Prestige 1964年録音)は、ジャック・マクダフとともに、レッド・ホロウェイ(ts)が参加しています。ホロウェイは、ここでも快調です。
Prestigeレーベルのアルバムは、それそこ多数あるので、いろいろと聴いてみるのも楽しいですね。
コメントありがとうございます。