先週、岡谷市(諏訪湖のほとり)に出張しました。車中では、ブルーレイ・レコーダー、プリンターなどの話で盛り上がりました。私を除く3人はプリンターを最も使うのは、DVDやCDのレーベル印刷だそうで、録画や録音、ディスクへの焼き付けが一般的になっているのだと改めて感じさせられました。仕事は、自動車の往来の激しい道端での危険を伴う作業で、折からの寒さも手伝い、労働をしたという気分になりました。ワーク・ソングです。
CANNONBALL ADDERLEY (キャノンボール・アダレイ)
THEM DIRTY BLUES (Riverside 1960年録音)
ナット・アダレイの作曲した「Work Song」は、ファンキー時代を象徴する名曲の一つです。本人のリーダー・アルバムの他、オスカー・ブラウンJRがつけた詞による歌としても知られています。今日は、二管編成のキャノンボールのアルバムで聴いてみます。
キャノンボール・アダレイ(as)、ナット・アダレイ(cor)、バリー・ハリス(p)、ボビー・ティモンズ(p)、サム・ジョーンズ(b)、ルイス・ヘイズ(ds)という豪華メンバーです。レギュラーピアニストはティモンズだったのですが、ツァーの合間をぬった録音のため、シカゴでの収録は、A・ブレイキーに呼ばれたB・ティモンズの代わりにB・ハリスが参加したそうです。
曲目は「Work Song」、「Dat Dere」、「Easy Liveing」、「Del Sasser」、「Jeannine」、「Soon」、「Them Dirty Blues」。CDでは「Work Song」と「Dat Dere」の別テイクが追加されています。ジャケット写真は日本盤LPですが、聴いているのはCDで、「Work Song」はB・ハリスがピアノを弾いていますが、別テイクではB・ティモンズで、これを聴きたいのでCDも購入しました。
「Work Song」ではキャノンボールに負けず劣らず、弟のナットが熱いプレイを繰り広げています。管楽器の二人は本テイクの方がよいように感じます。他にも、「Dat Dere」、「Jeannine」とかっこいいプレイが詰まっています。「Dat Dere」でティモンズが分厚いブロック・コードを用いながらリズミックなソロをとっているところでは、思わず身を乗り出してしまいました。
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