アルストロメリアをたくさんもらったので、職場に飾りました。切り花として日持ちがよく、多彩な色も楽しめるため、人気がある花です。長野県では、花卉栽培が盛んで、アルストロメリア、シクラメン、トルコギキョウは、全国一の生産量だそうです。ハウス栽培をしている知人によると、栽培には、色や形に対するセンスと高い技術が必要とのこと。ボリュームのある花束が似合いそうな歌手です。
TINA ROBIN (ティナ・ロビン)
THE FOUR SEASONS (CORAL 1958年録音)
ティナ・ロビンは、オールディーズ・ファンの間では知られた女性歌手です。代表曲は、ジェリー・ゴフィン作詞、キャロル・キング作曲による「Dear Mr. D.J.Play It Again」(1961年、ビルボード95位)で、甘いロッカ・バラードを張りのある声で歌いあげています。その彼女が、季節に関連したスタンダード曲をコーラル・レーベルに録音したのが、このアルバムです。僕が持っているのは、LPTIMEレーベルのCDですが。
ティナ・ロビンのためにBuddy Kayeが「The Four Seasons」という曲を作り、タイトル曲として収録されています。また、ディック・ジェイコブズ指揮の弦入りオーケストラとビッグ・バンドが曲により伴奏を分けていて、コーラルは売り出しに力を入れたに違いありません。
曲は、「The Four Seasons」、「It Might As Well Be Spring」(まるで春みたい)、「Spring is Here」、「Summertime」、「Under A Blanket of Blue」、「Row, Row, Row」、「'Tis Autumn」、「Shine On Harvest Moon」、「Sptember in The Rain」、「Winter Wonderland Cha Cha」、「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」、「I've Got My Love to Keep Me Warm」の12曲。LPTIMEレーベルのCDには、「Sunshine」と「The Power of Prayer」の2曲が追加されています。
弦の伴奏をバックにした「It Might As Well Be Spring」や「Spring is Here」がしっとりとして、聴きごたえがありますが、リズムへの乗りがいいので、早いテンポの「Row, Row, Row」や、ラテン・リズムの「Winter Wonderland Cha Cha」も元気はつらつで楽しい。CDに追加の2曲は、ドゥーワップ・コーラスなどが被りヒット狙いですが、こちらも悪くなく、オールディーズファンには嬉しい追加です。
【ティナ・ロビンが歌う「Dear Mr. D.J.Play It Again」とポートレート】
YouTube: Tina Robin - Play It Again (stereo)
【アルストロメリア】