ジャズ批評誌2025年1月号は、「スタンダードならこれを聴け!」という特集で、ライターやミュージシャンが、自己の推薦する3枚のアルバムを挙げています。ギター奏者の矢羽佳祐さんが挙げた一枚を聴きました。
GRAHAM DECHTER (グラハム・デクター)
TALKIN' IT THERE (Capri 2012年録音)
グラハム・デクター(ギター)は、ロサンゼルス出身、ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン音楽学校で1年間学んだ後、ジェフ・ハミルトンの誘いでクレイトン・ハミルトン・ジャズ・オーケストラ のギター奏者に19歳で就任。本作は、第2作目に当たり、ジェフ・ハミルトンらが全面的にバックアップ。
メンバーは、グラハム・デクター(g)、タミール・ヘンデルマン(p)、ジョン・クレイトン(b)、ジェフ・ハミルトン(ds)。豪華な伴奏陣(編曲も行っています。)が盛り立てていて、最初、このトリオのメンバーを見ておっと思いました。
(英文表記)Graham Dechter(g)、Tamir Hendelman(p)、John Clayton (b)、Jeff Hamilton(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Road Song (Wes Montgomery)
2 Be Deedle Dee Do (Barney Kessel)
3 Chega de Saudade 〈No More Blues〉 (Antonio Carlos Jobim, Vinicius de Moraes)
4 Together & Apart (Graham Dechter)
5 Takin' It There (Josh Nelson)
6 Father (George Coleman)
7 Grease for Graham (John Clayton)
8 Hocus Pocus (Lee Morgan)
9 Come Rain or Come Shine (Harold Arlen, Johnny Mercer) 〈降っても晴れても〉
10 Amand / Every Time We Say Goodbye (Graham Dechter / Cole Porter)
よく知られた「Come Rain or Come Shine」と「No More Blues」に加え、ウェス・モンゴメリー作「Road Song」やリー・モーガン作「Hocus Pocus」、参加メンバーのオリジナルなど多彩な選曲です。
グラハム・デクター(g)が、最初のウェス・モンゴメリー作「Road Song」から、モダン・ジャズ・ギターの伝統を受け継ぐ、ファンキーで華やかな演奏を繰り広げています。ギターの音色もアコースティック気味で、金属感が少ない僕には嬉しいもので、軽快な「No More Blues」や、しっとりと演じられるバラード「Every Time We Say Goodbye」もじっくりと聴けました。選者の矢羽さんが『ライブで盛り上がること間違いなし』と記している「Come Rain or Come Shine」は、このアルバムの白眉。
ジャケットにあるグラハム・デクターの写真。
(参考)本作収録曲の「Come Rain or Come Shine」(LIve)が聴けます。
Graham Dechter Quartet Live "Come Rain Or Come Shine"
【グラハム・デクター ホームページ】
Graham Dechter(@grahamdechter) • Instagram写真と動画
【ジャズ批評2025年1月号】
表紙
(注目したページ・記事)
ビート・レコード店主の門 東さんが挙げた3曲、3枚。エリン・オブライエンの歌う「These Foolish Things」をトップにもってくるとは、とても嬉しい。
ギタリストの矢羽さんが挙げた3曲、3枚。一枚目のパスクァーレ・グラッソのアルバムは僕も持っていて(その記事へのリンク)、最初それが目に留まり、3枚目まで趣味が良く、この特集の中でも、一番気に入りました。
相変わらず、ジャズ批評誌の中で一番面白い記事が、藤岡靖洋さんの「海外探訪記」です。今回は、ニューヨークで、興味深く読みました。
写真家のチャック・スチュワートの回顧展。藤岡さんは、レセプションに出席していますが、そこでライブが行われて、メンバーが、サイラス・チェスナット(p)、バスター・ウィリアムズ(b)、レニー・ホワイト(ds)という凄いもの。
ジャズクラブ「Smoke」でのジャズメイア・ホーン(vo)とハーリン・ライリー(ds)。ライリーが、浴衣を着てドラムをプレイしていて、爆笑しました。そのことについて筆者は触れて、喜んでいます。
【スターバックスコーヒー上田中央店】
住所:長野県上田市中央北1-6-34
電話:0268-75-5091
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン
1月3日も天気が良くて穏やかでした。
紅茶の「EARL GREY」をプッシュしています。
店内
午前中早い時間ですが、店内は結構お客様が入っています。
珈琲とナッツ&キャラメルチーズケーキ」を注文。
香ばしいナッツやスパイス・レーズンの風味が口いっぱいに広がるチーズケーキだそうです。『ザクザク食感のクランブルを敷き詰め、キャラメルフィリング、香ばしいナッツ、レーズン、軽くなめらかなコクのチーズケーキ、さらに、ほのかにスパイスを効かせたクランブルをトッピングして焼き上げた。』そうです。
このケーキも、なかなか美味しい。今年も、スタバには、よく入ることになりそうです。
その店は「第九茶房」と言ってクラッシック専門店でしたね。
しかし、今ではいわゆる喫茶店には入ったことがありません。スタバやいろいろな店がありますが、東京では隣どうしの間隔が接近していて(肩がぶつかるくらい)、パソコンを打つ方、本を読む方、勉強?している方?が何故そんな混んでいるところに入るのと思ってしまいます。
駐車場付きの大きな店舗にはガードマンが誘導しているくらいです。
他人に見られている自分に対して陶酔しているようにも見えます。
私なら、良い豆を焙煎してもらい自宅で過ごしたいくらいです。
隣街の吉祥寺には今でも、サムタイムとか生演奏のジャズ喫茶はありますが・・・。
すみません!つまらないことを申し上げてしまいました。
地方に住んでいるとわからないですが、東京では、スタバは肩を接しているくらいに、人がきつきつに入っているのですね。なるほど、それでは、入る気持ちも失せますね。そういう点では、田舎い住んでいて幸いでした。
僕は、珈琲が好きで、あちこちのお店に入りますし、自宅で淹れるのも好きです。これからも、珈琲やスイーツを楽しんで、生活に彩りを添えたいと思っています。
コメントありがとうございます。