家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ウェンディ カーロス

2009-03-12 09:14:31 | Weblog
Switched On Boxed Set を購入して聴いている。

アマゾンで購入したがカリフォルニアから送られてきた。

Walter Carlosという男性だったシンセサイザー奏者が現在はWendy Carlosという女性になって活躍している。

バッハ作曲のものが多い。

シンセサイザーの音というのは時にチャチに聴こえてくるし、そのチャチさが無性に原曲を台無しにしていると感じることがある。

だが「良くない」ときでも原曲の良さから何とか聴けるものだ。

良いと感じるときが素晴らしい。

荘厳であり繊細であり輝きがある。

既存の楽器では為しえない表現力豊かだ。

機械が作り出す音であろうが人間が叩いたり擦ったりして作り出した音であろうが聴き手にとってみれば「良けりゃいい」。