Y爺さんがタケノコを持って来てくれた。
先日からイノシシが食い荒らしてしまったらしく思うように採れないと言っていた。
「こりゃあのう、そのまんま焼いて食うと旨いったで。俺りゃあ煮たもんしか食ったこたぁないが」というと妻が
「先日八百屋さんで聞いたんだけど半分に切って焼くと美味しいって」
Y爺さんが帰った後妻がさっそく焼いて食べようと言い出した。
「家に帰ってから酒の肴にすればいいじゃん」という私の提案は
「炭火で焼くんだからこっちでなきゃ」という提案の前に没した。
私がシチリンに火を起こして妻が焼いた。
「もうこれいいよ」と醤油の入った皿に置いてくれた。
フーフーしたあとに口に入れる。
「どう?」
「口の中全体がえぐい」と言いつつも食べてしまった。
妻も続いて食べた。
食感はすこぶる良い。
柔らかいながらもシコシコとしている。
帰りの車の中で妻が「大丈夫?」と聞く。
「大丈夫じゃないよ。何か、この辺にあるみたい」と答えた。
「私も」と妻。
帰宅して、まず二人で胃薬を飲んだ。
先日からイノシシが食い荒らしてしまったらしく思うように採れないと言っていた。
「こりゃあのう、そのまんま焼いて食うと旨いったで。俺りゃあ煮たもんしか食ったこたぁないが」というと妻が
「先日八百屋さんで聞いたんだけど半分に切って焼くと美味しいって」
Y爺さんが帰った後妻がさっそく焼いて食べようと言い出した。
「家に帰ってから酒の肴にすればいいじゃん」という私の提案は
「炭火で焼くんだからこっちでなきゃ」という提案の前に没した。
私がシチリンに火を起こして妻が焼いた。
「もうこれいいよ」と醤油の入った皿に置いてくれた。
フーフーしたあとに口に入れる。
「どう?」
「口の中全体がえぐい」と言いつつも食べてしまった。
妻も続いて食べた。
食感はすこぶる良い。
柔らかいながらもシコシコとしている。
帰りの車の中で妻が「大丈夫?」と聞く。
「大丈夫じゃないよ。何か、この辺にあるみたい」と答えた。
「私も」と妻。
帰宅して、まず二人で胃薬を飲んだ。