家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

道端で吐いた

2010-04-10 09:08:46 | Weblog
妻の到着を迎えに行くために富士山静岡空港に向けて一般道を走っていた。

喉が渇いている気がした。

音楽もうるさく感じて止めた。

コンビニに寄って水と胃薬を購入し駐車場で1錠服用した。

喉の渇きとは裏腹に背中に汗を感じた。

暑いのか寒いのか分からなかった。

胃のもたれるような感じが薬によって爽やかに感じられるときと吐きそうな感じになるときが交互にやってきた。

服用後15分。

日坂を越えて金谷に入ろうとするとき自分の運転する車の動きでムムッときた。

道路わきの草むらに緊急停止した。

ガードレールにもたれて吐いてしまった。

3回ほど「こんなに水分があったっけ」と思うほど出た。

朝食時にミルクとヨーグルトとコーヒーを飲んでいるのだから水分は有って当然だと考え直した。

だとすると車の中での喉の渇きは、やはり変調の表れだった。

昨日は実に多くのストレスを感じた。

吹矢の不調に始まり、それ以外の人間関係が2件。

そして姪の子供とのトラブル。

帰宅後いつものアルコールも美味しくなかった。

寝つきは良かったが中途覚醒を起こし、その後も寝たり起きたりを繰り返した。

そして朝を迎えていたわけだ。

空港に到着したのは大韓航空機の到着より45分前だった。

国際線到着口から現われた妻たちを笑顔で迎えるも「顔が青いね」とすぐに見破られた。

そのまま帰宅してベッドに転がり込んだ。

少し眠って気分が良くなった。

まどろみの中に妻の声が遠くに聞こえた。

妻の友達が気遣って電話をくれたようだ。

「あなたは私が九州に行って来た時も体調を崩したんだって」

友人が覚えていたらしい。

妻無しでは生きられない男を気の毒がる遊びから帰ってきた女たち。

私は「ありがたかった」。