家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

カレーラーメン

2010-04-09 06:54:42 | Weblog
「カレーラーメン」

こういうメニューがあって私は今はもう慣れた。

近所の食堂にあるランチメニューだ。

「妻はカレーとラーメンなの?」と不思議そうな顔をする。

私も当初は少し困惑した。

先日のランチメニューは、これだった。

同じトレーに乗って出てきた両横綱のうちラーメンから食べた。

ラーメンを食べ終わった後カレーを食べた。

食べているうちに新たなお客さんが二人入ってきた。

二人ともランチを頼んだ。

一人目は横の座敷に座った。

カレーから食べ始めていた。

私にしては、ありえない食べ方だ。

カレーはアジが濃すぎて次に食べる物の味を分からなくしてしまうと思えた。

帰り際に立ち上がると後に座った、もう一人の客は両方に手を着けてあり、ご飯とカレーをきれいに混ぜてあった。

3人が3様の食べ方だ。

当たり前なのだが少し違和感を感じた。

食べる物の順番とカレーを予め混ぜてしまうことにだ。

今日は妻が居ないので、また近所の食堂に入った。

今日のランチメニューはカレーと五目ラーメンだった。

五目ラーメンを食べながらカレーの乗っていない箇所のライスを食べた。

これはラーメンライスとして知られた食べ方だ。

この食べ方は「あり」だ。

次にカレーを食べてから五目ラーメンを食べてみた。

やはり五目ラーメンの味が薄く感じる。

もう迷うことなく五目ラーメンを食べ終えてからカレーを食べた。

食べ終えて立ち上がると後ろの爺さんのカレーが、きっちり混ぜ混ぜしてあった。

混ぜてしまってから食べる人が、けっこういるもんだと感じた。

この食堂はテレビがかかっていて厨房にも置いてあるテレビの音が混じって聞こえる。

違うチャンネルなので両方の音が邪魔しあう。

また後の爺さんが入ってきていきなりタバコを吸い始めたので空気も混じりあった。

店内はまるで胃の中状態だった。

自分の胃袋が気の毒に思えた。