友人から大小入り混ぜて筍をたくさんいただいた。
イチバン大きい物をテーブルに乗せて皮を剥こうと思った。
皮剥きは私の担当だ。
新聞紙を敷いて広げた上に筍を乗せた。
麿君が「ギョッ」となりテーブルに乗ってきた。
恐る恐る近づいてきた。
そっと少し近づいて鼻をクンクンさせた。
臭いは獣のそれとは違うはずだ。
少し落ち着いた。
それでも大きさや筍の毛深い肌は獣そのものに見えるらしい。
油断はできない。
眼を見開き、ほんの小さな情報でも逃すまいとする。
抜き足差し足で、さらに近づいて左手で触る真似をする。
チョイ チョイ と触らぬように手を出す。
勿論筍から反応はない。
やっと襲われる心配をなくして落ち着いた。
テーブルから下りてストーブの前でゴロリと横になった。
大きな一枚目の皮外しに取り掛かった。
右手の親指の爪を利用してバキバキと剥いていった。
イチバン大きい物をテーブルに乗せて皮を剥こうと思った。
皮剥きは私の担当だ。
新聞紙を敷いて広げた上に筍を乗せた。
麿君が「ギョッ」となりテーブルに乗ってきた。
恐る恐る近づいてきた。
そっと少し近づいて鼻をクンクンさせた。
臭いは獣のそれとは違うはずだ。
少し落ち着いた。
それでも大きさや筍の毛深い肌は獣そのものに見えるらしい。
油断はできない。
眼を見開き、ほんの小さな情報でも逃すまいとする。
抜き足差し足で、さらに近づいて左手で触る真似をする。
チョイ チョイ と触らぬように手を出す。
勿論筍から反応はない。
やっと襲われる心配をなくして落ち着いた。
テーブルから下りてストーブの前でゴロリと横になった。
大きな一枚目の皮外しに取り掛かった。
右手の親指の爪を利用してバキバキと剥いていった。