家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

スターバックスで「ない」

2010-09-24 07:27:35 | Weblog
2ヶ月ぶりくらいでスターバックスに行った。

注文しようとしている矢先

「ない」と言われた。

まだ私は何も言っていない。

レジの女性は私を覚えていた。

私の注文は「ディカフェ」というカフェイン抜きのものに決まっている。

前回までに3回ほどディカフェが、すぐ出てきたことがある。

これは私の直前にディカフェを注文した人がいて立てたばかりの残りが有るということだ。

いつもは「今から立てますから5分ほど、お待ちください。お席までお持ちします」というのだ。

その3回目に

「いやぁ、この頃スゴイね。すぐ出てくるね」という話をしたのだ。

これは全くの偶然であったと教えてくれた。

彼女としても、その偶然に驚いたようだった。

「お客様の前にたまたまディカフェを頼まれる方がいらっしゃって」と言うのだ。

その経緯を覚えていて今日の「ない」に繋がったというわけだ。

彼女もユーモアのある人だ。

私の注文の前に「ない」と言うのだから。

二人で大笑いをして、いつもの注文となり「今から立てますから・・・・」という返事になった。

「お水飲まれます?」と聞くので

「はい」と答えるとレジから離れて席まで届けてくれた。

今日は、たまたま図書館から借りてきたばかりの本を持っていた。

ディカフェの到着まで本を開かなかった。

手帳に書き込みをしたりして時間をつぶした。

「お待ちどうさまでした」という声と共にディカフェが届いた。

ディカフェを一口含んでからページをめくった。

午後のひと時コーヒーを飲みながら本を読む。

思っていたよりも濃そうな内容の本にのめり込みながら。

この贅沢な時間の過ごし方が気に入っている。