家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ミモザのアオムシ

2010-09-25 07:21:19 | Weblog
今年の2月入り口の脇にミモザを植えた。

半年でけっこう大きくなってきた。

ところが風に揺すられて石垣と擦れて半分近く葉が落ちてしまっている。

と、誤解していた。

妻は「虫が葉っぱを食べている」と指摘していた。

メガネをかけて見てみると「いた」。

あちらこちらにたくさん見つけた。

小さくて可愛い感じのアオムシだ。

だがいくら可愛くても素手で持つのは嫌だ。

手袋をして1匹1匹捕っていった。

全部で30匹位は捕っただろうか。

黄色い小さな蝶がヒラヒラ舞っていたから、その幼虫であろう。

さてこの幼虫をどうしようか?

我が家のミモザを喰った罰としてエサになってもらおうと考えた。

ヤマガラのエサ入れに置いてみた。

だがヒマワリの種だけ持って行ってアオムシ君は置き去りだ。

どうやらヤマガラは生餌を好まないらしい。

次に金魚のいる水鉢に投下した。

最初は水に浮いていたが、やがて沈み始めた。

そうすると金魚が下から浮き上がってきてつついた。

だが食べない。

結局一旦捕らえられたアオムシ君たちはご赦免となりチリチリバラバラに逃げていった。

まさかここからミモザまで10メートルの長旅をすることもあるまい。

蜂がアオムシを抱えて落ちそうになりながら飛んでいくのを見かけた。

あの中の1匹かもしれない。

ミモザの中にいたアオムシは目立たなかったが他の場所に置いたら目立つこと目立つこと。

たぶん冷や汗ものだろう。

ミモザさえ食べなかったら後はどれでも食べてちょうだい。