家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ファイヤースチールで着火

2010-02-12 08:33:52 | Weblog
友人宅にファイヤースチールを見せにいった。

彼は初めて目にしたようだ。

私が火花を出して見せた。

「へえー。こんなのがあるの」と言って、すぐに手にとって見た。

そして何回か火花を出してみていた。

妻や彼の奥さんはテーブルが焦げないかと心配した。

「鉄粉が飛んでいるだけだからヤケドもしないよ」と答えた。

「昔から火打石ってあるよね」という話になった。

「銭形平次が出かけるときに、おかみさんがカチッカチッとやってオマジナイをしたやつだよ」なんて見てきた風なことを言って笑いあった。

話がそちらに向いているとき彼はティッシュを丸めて、そこに火花を振りかけていた。

「ほら少し焼けたよ」と言う。

「どれ」と言って私もやってみたが少しの焦げ目は出来るが着火する様子はない。

再び友人が始めた。

今度は勢いよく、そして何度も続けざまに行った。

するとどうだろうティッシュに小さな火が生まれたではないか。

火は見る間に大きくなりティッシュ全体に回った。

ティッシュが燃え尽きるのに大した時間はかからなかった。

「おおー。やれるんだ。ティッシュでいいんだね」

でも、もっと着火性を上げるために炭の粉を塗してみようと思う。

また天然素材そのままでいける物をも探そうと思っている。