団塊の世代のつぶやき

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2007年04月06日 | 軽自動車

  第2668回第2674回で取り上げた軽自動車の快進撃が今年になっても続いているようです。

  FujiSankei Business i.より

  06年度軽自動車販売 初の200万台超 ダイハツが首位 2007/4/4

  全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が3日まとめた2006年度の軽自動車販売台数は、前年度比4・2%増の203万570台で、年度ベースで初めて200万台を突破した。メーカー別シェアではダイハツ工業が30・3%となり、スズキを上回り初めて首位に立った。

軽自動車と、2日に日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した登録車(軽自動車を除く)を合わせた06年度の自動車総販売台数は4・1%減の561万8500台となり、4年連続で減少した。軽自動車の販売は好調だったものの、販売規模が大きい登録車が8・3%減と落ち込んだのが響いた。

 ダイハツは、06年に主力の「ムーブ」など新型車3車種を軽自動車市場に投入したことで、販売台数を4・1%増の61万6206台へと大幅に増やし、過去最高を記録。今年3月に創業100周年を迎えた記念の年に、念願の首位奪取を実現した。・・・以下略

第2668回の発表と順位が変わっていますね。ダイハツが逆転したようです。ダイハツが面子にこだわって数字を挙げたのでしょうか。こうした数字も何処まで信用できるのでしょうね。いずれにしても体勢に影響は無さそうですが。

 同じくFujiSankei Business i.より

  06年度の国内販売 “軽”への依存鮮明 日産・ホンダ比率高まる 2007/4/4

  自動車各社の国内販売で、軽自動車依存が一層鮮明になってきた。軽自動車を除く新車販売が落ち込むなかで、各社は人気の軽自動車拡販に注力。2006年度の国内総販売台数に占める軽自動車の比率は日産自動車で前年度比4・8ポイント増の19・4%、ホンダは6・8ポイント増の41・0%にまで高まっている。・・・以下略

  各社が軽自動車へ傾斜しているのにスズキだけが逆の動きというのも面白い現象ですね。しかし、全体としては、環境という面から考えれば良い傾向と言えるのじゃないでしょうか。尤も、デラックスになりすぎて燃費が悪くなっているのは歓迎できませんがそれでも図体の大きな車に一人で乗るよりは良いのじゃないでしょうか。
  日本の車は全て軽なんてのも面白いのじゃないでしょうか。それでも大きな車にのりたい人には目一杯税金を払って貰うようにすれば良いでしょう。
  それにしても、企業や一部の金持ちばかりが儲ける時代が軽自動車の売り上げ増に繋がり、自動車会社が利益に苦労していると言うのも皮肉で面白いと思うのは私だけでしょうか。 

ざまあみろ!