5年振りの運転免許証の更新に行ってきました。9時の受付開始の10分前くらいに免許センターに到着。
入り口を入ったところの窓口に2人の女性が既に2800円の証紙を貼った申請書を用意しており、支払いと交換にそれを受け取り隣の交通安全協会の窓口を案内されそちらにその申請書と免許書を提出すると「安全協会の会員になりますか?優良運転手なので5年分2000円になります。」で、2000円を払うと先ほどの申請書に必要事項を書き込んでくれます。
知らない人はこれが当然と思っているようですが、本当は安全協会に入る必要も無く、自分で申請書を書けば2000円も要りません。言わば2000円の代書屋というところでしょう。知らないうちに安全協会の入会が住んでいるというわけです。もちろん協会は警察の天下り先になっています。
その手の内を知りながら自分で書くのも面倒なので敢えて流れに乗ると、手を煩わされること無く流れ作業のようにスムーズに手続きが進み、これで申請の準備は終了。あとは、更新の窓口にその申請書を提出すれば視力検査、写真撮影と進み最後に講習を受けて免許書を受け取り終わりました。ここまでが何と1時間20分くらいで終了。
以前なら午前中は潰れていたことを考えると驚くほどの短縮です。もう一つ前回と変わっていたのは前もって申請書に貼り付ける写真を用意しなくてよくなっていたことです。前の免許書を申請用紙にコピーすることで済むようになったようです。こういう改革はありがたいですね。
とは言いながらも、免許書の更新自体が本当に必要なのか疑問です。何と言っても、立派な免許センターの建物や更新の為の沢山の人員。その上に、上記にも書いた警察の天下り利権団体と思える安全協会と無駄に使わされるお金の多いこと。
それにしても日本の官僚は庶民から金を搾り取るシステムを作るのが上手いとつくづく感心させられます。
どうにもやるせない!