団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

白熱灯

2007年04月25日 | エネルギー 環境

  第2741回でアメリカの白熱電球追放を取り上げましたが、カナダでも始ったそうです。

  FujiSankei Business i.より

  家庭の白熱灯を全面禁止へ カナダ・オンタリオ州 2007/4/20

  カナダ・オンタリオ州のダンカン・エネルギー相は18日、環境対策として家庭内の白熱灯を省エネルギー型に切り替えるよう訴えた。

 ロイター通信によると、同州は2012年までに旧型白熱灯の販売を禁止。州内で使われている約8700万個をすべて省エネ型に切り替える計画だ。

 州政府は省エネ型への切り替えにより、1時間当たり 600万メガワット時の電力を削減でき、新たに60万世帯への電力供給が可能になると試算している。

同様の取り組みは豪州で始まっており、世界的な広がりを見せつつある。

 白熱灯なんか使っているのはアメリカくらいかと思っていましたが甘かったようです。もしかしたら世界中で蛍光灯を使っているのは日本だけだったりして。これぞ日本の常識は世界の非常識ですね。こんな基本的な省エネをやっていないなんて全く信じ難いものがあります。京都議定書が日本に不利と言うのも納得です。
  しかし、こうしてみると日本の生真面目さに比べて世界の省エネはまだまだのようです。

と言いながらも気になってドイツはどうなのかサーチしてみたら面白いHPがありました。

  ドイツの森 → ドイツってこんな国 いんでっくす → 省エネ先進国ドイツ(その2)

 ・・・略

  彼らは倹約とかでそうしているのではない。長い間、それこそ何百年も前からのドイツ人というか、ヨーロッパ人の習性なのだ。暗い方がムードがあると言う。確かに居間やレストランは暗い。しかし、台所もトイレも、駅も町も、ムードとは無関係にどこもかしこも暗い。西洋人の目は明るい光に弱いという説もある。

ドイツ人は、蛍光燈よりは白熱灯(電球)を好み、庭やレストランでの語らいには、ロウソクのともし火が必須で、クリスマスにはロウソクと暖炉の火となる。蝋燭一本で一晩もつのだから、本当に省エネタイプにできている。・・・以下略

  白熱灯を使っていても蛍光灯を使っている日本より省エネの生活が行き届いているようです。アメリカやカナダとは違うようですね。さすが太陽光発電先進国ドイツです。物事は表面だけでは判断できませんね。

ドイツおそるべし!