太陽光発電の導入量は情報が遅くてなかなか実態が掴めませんが、ドイツの2006年の情報がありました。
Greener World → ドイツの太陽電池設置出力、累計で300万MWを超える
欧州委員会(EC)のエネルギー部門が発行する、再生可能エネルギーレポート「EurObserv'ER」の2006年太陽電池版が発表された。
2006年のEU25カ国の導入量は2005年の914,242MW(百万ワット)から36%伸びて、1,245,654MW、2006年までの累計は3,418,480MWに達した。
最大の設置国はやはりドイツで、2006単年で1,153,000MWと06年にEUで設置された太陽電池の実に92%と他国を圧倒。累計では3,063,000MWとなり、EUに設置されている太陽電池のほぼ9割はドイツにあることになる。2位のスペインは2006年に60,500MWとドイツに引き離されているが、前年からは4.17倍の大幅な伸び。設置出力を減らしたイタリアを抜き去った。今後の注目株だ。
一方、国民一人あたりの設置出力で比較すると、51.4W/人のルクセンブルクが首位となり、37.2W/人のドイツが2位。オーストリアが3.5W/人で3位につけている。下位の10カ国はすべて新規加盟国だが、旧15カ国だけで見るとわずか0.23W/人しかない英国が最下位だ。
日本のはまだ見つけることが出来ません。かろうじて2005年の情報がありました。
JPEA太陽光発電協会 → 各国の太陽光発電導入状況(2005年末現在)より
2005年 ドイツ 単年度 635MW 累計 1429MW
日本 単年度 290MW 累計 1422MW
上の数字と単位が合わないようです。それではもうひとつ。
ドイツの太陽光発電量は累計2500MWp,市場規模は2006年で38億ユーロ
・・・略
ドイツで設置された太陽光発電機の発電量は累計で2500MWp。ドイツにおける太陽光発電産業の市場規模は2006年で38億ユーロ,2008年にはこれより20%成長すると予想される。・・・以下略
これも違いますね。どれを信用したらいいのやら。いずれにしてもドイツの伸びが凄いことは間違い無さそうです。
取りあえず、マァいいか!