団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

キャパシター

2007年04月22日 | 国際

  太陽光発電システムの飛躍的な発展の為には安価な蓄電池が待たれますが、私が期待している第2621回等で何度も取り上げているキャパシターの話題が久し振りにありました。

  日刊工業新聞より

  日立造船、CNTキャパシターを開発-電気自動車の走行に成功

  日立造船は19日、カーボンナノチューブ(CNT)を使って電気を蓄えるキャパシターを開発し、電池との組み合わせて電気自動車を走行させる実験に成功したと発表した。CNTキャパシターで自動車を動かしたのは初めてという。利昌工業(大阪市北区)、地球環境産業技術研究機構(RITE)と共同で開発した。2011年の商品化をめざす。

 日立造船独自のブラシ状に垂直配向したCNTと、利昌工業が開発した特殊ペーストで上限電圧3・5ボルトのキャパシターを作製。CNTと電解液が接する面積が大きいため出力が高くなった。

電気自動車の走行実験ではCNTキャパシターを複数個接続して電圧70ボルトとした。高速充放電できるキャパシターでスタートし、通常走行を電池で行った。始動時の電力をキャパシターでまかなうことで、電池は体積が約2分の1ですむ。現時点で中型自動車向けキャパシターのコストは約70万円だが、今後10分の1の7万円程度を目指す。新たな製造プロセスの開発によりコストを低減する。

 参照:日立造船 → ニュースリリース

 電気を電気として蓄えることが出来、充放電が瞬時に何度でも半永久的に出来るというキャパシターが完成すれば世界のエネルギーに革命が起きると期待して待っているのですが、本命の株式会社パワーシステム日本電子も殆ど動きが無いのでもう駄目なのかと半ば諦め状態になっていました。
  しかし、世界はまだ諦めていないのかもしれません。こうしてあちこちで諦めずに開発が進んでいるなら何時かは画期的な製品が生まれてくるかもしれません。自分では何も出来ずに期待ばかりで情けない話ですが、何時か素晴らしい知らせに接したいものです。

期待できるのでしょうか!