第2612回で取り上げたデュアル・モード・ビークルが早くも営業運転を始めたそうです。これは意外と面白いことになるかもしれませんね。
JR北海道が開発した線路と車道の両方を走行できるDMV(デュアル・モード・ビークル)の試験的営業運行が14日、釧網(せんもう)線で始まった。
マイクロバスのような車体で、16人乗り1両編成。浜小清水(小清水町)―藻琴(網走市)駅間の往復22キロを約1時間で運行する。往路は線路、復路は国道を走る。
折り返しの藻琴駅では、線路に取り付けた補助器具を利用して、鉄車輪からゴムタイヤへの移行が完了すると、乗客から歓声が上がった。
6月30日までの土日祝日と5月1、2日の計28日間、1日3往復する。7月以降は、周辺の観光地を巡る周遊ルートの導入を予定している。DMVは、過疎地の貴重な交通機関として全国的に注目され、視察が相次いでいる。(2007年4月14日13時58分読売新聞)
視察が相次いでいると言うことはコストが合えば導入したいと思っているところが多いと言うことでしょう。
我が坂出市のような地方の小さな市では路面電車の導入はどう考えてもコストが合わないが、このDMVだったら可能になるかもしれません。
地方の小さな街でも路面電車の変わりとして使うことにより市街地へのクルマの乗り入れを禁止できるかもしれません。是非、何処かの地方都市でこのDMVを使った街づくりを実験して欲しいものです。そうして、第2762回でも書いた交通体系により日本の街からクルマを無くしましょう。
面白いかも!