団塊の世代のつぶやき

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シリコン

2007年10月03日 | 太陽光発電

  昨日の太陽電池の市場動向に続いて、第2917回でも取り上げたシリコンについての面白い記事を見つけました。昨日のQセルズサンテックが又しても取り上げられています。

  Tech On!より

Solar Power】主要メーカーのCEOが太陽電池市場の今後を議論 2007/09/27

 米国で開催中の太陽電池関連イベント「Solar Power」の2日目は,主要な太陽電池メーカーのCEOが登壇して今後の太陽電池市場について議論する「CEO Panel」で幕を開けた。参加したのは,米Kyocera Solar,米Sharp Solar,ドイツQ-Cells AG,ドイツConergy AG,中国Suntech Power Holdings Co., Ltd.,米SunPower Corp.の各CEOである。

 パネル・ディスカッションでは,SuntechCEOであるZhengrong Shi氏が終始,強気の数字を示す展開となった。特に,今後の世界の太陽電池市場について,多くのCEO2010年に510GWとしたのに対して,Shi氏は2010年に15GWとした。

 各CEOの意見が一致したのが,Si材料の需給の見通しである。Suntechを含めたいずれのCEO23年でSi材料不足が解消されるとした。

 午後から開かれた,アナリストが太陽電池市場について議論する「Investing in Solar Stocks: What Need to Know」でも,Si材料不足が2010年ごろに解消されそうだとの見解が示された。さらにアナリストらは,その影響で太陽電池モジュールが供給過剰に陥る懸念を同時に示した。

  やはり後2、3年でシリコンの供給体制は整いそうですね。その後は供給過剰の懸念とは難しいものですね。そんなことになると又メーカーが設備投資に尻込みしそうです。
  とは言いながらも、兎に角シリコン不足が解消されればコストダウンも実現しそうです。いよいよ太陽光発電の時代が到来するのでしょうか。
  しかし、その時には日本政府に足を引っ張られた日本のメーカーは世界で生き残ることができるのでしょうか。ドイツのみならずアメリカや中国そして韓国にまで抜かれているなんてことになりそうな気がします。

心配です!