第2887回で白熱灯に比べて圧倒的に電気の消費が少ない電球型蛍光灯を取り上げましたが、世の中はもっと進みそうです。
米国政府、新しい光源技術開発に本腰--環境対策へ「研究開発費は無制限」 永井美智子(編集部) 2007/10/16
米国政府が日本の技術を基にした、新しい光源技術の開発に乗り出す。既存のLEDよりはるかに明るく省電力な白色LEDや面で発光するレーザーダイオードを開発し、世界のエネルギー利用量の20~30%を占めるといわれる照明分野で、あらたな覇権を握りたい考えだ。
日本の技術ベンチャーであるニューパラダイムテクノロジーと米ウエストバージニア大学研究機構、米シンクタンクのIC INOVAが共同で、超高発光度白色LEDおよび面発光レーザーダイオード(LD)を開発する。3者は「日米共同LEDプロジェクト」という名称のプロジェクトを結成することで10月15日に合意した。このプロジェクトには米エネルギー省など13の連邦政府機関と、Microsoftなど17の米企業がパートナーとして参加する。
研究資金は連邦政府機関などが提供する。「2年間で目標とする技術を完成させる。そのための資金は無制限に提供される」とIC INOVAの日本法人であるアイシーイノバジャパン代表取締役の藤木俊也氏は話す。
3者は共同で、2009年10月までに現在の白色LEDの発光効率である150lm/Wを大幅に上回る250lm/Wの白色LEDを開発する。また、面発光レーザーダイオードについては、実用化レベルの青色、および緑色のものを完成させる。
「現在百本以上の白熱灯を使う必要があるオフィスを、1つの照明で照らせるようになる」とアイシーイノバジャパン取締役副社長の秋谷弘一氏は話す。
豊田合成で青色発光ダイオードの研究開発に携わった経験を持ち、今回ウエストバージニア大学の教授に就任したニューパラダイムテクノロジー取締役の真部勝英氏は「フィルム状の、薄く軽く安い光源も実現できる。また、太陽光に近い光ほど人間に優しいといわれていることから、そういった地球にも人間にも優しい光源を開発する」とした。・・・以下略
日本の技術が日本で生かされないのは残念ですが、いずれにしても、消費電力の少ないものが開発されることは歓迎します。アメリカにこんなのが普及したらその効果は蛍光灯の普及している日本とは比べ物にならない効果が現れそうです。
とは言いながらも、発売されれば日本の方が早く普及しそうな気がします。私も欲しいです。
話は変わりますが、HPの入口にFriend-A(フレンドエー)という新しいリンク先が出来たのに気が付かれたでしょうか。実は、単身赴任時代の同僚が経営している楽天の中のショップの手伝いをすることになりました。
自転車、電気製品、おもちゃ等を扱っています。この部屋を立ち上げたのも以前から興味があったインターネット販売をやるには自分でHPをやってみなければその可能性も分からないと思ったからです。ところがやってみてこれは生半可なことでは無理だし、第一、売り物が無いことに気がつき諦めました。
しかし今回ひょんなことから手伝って欲しいとの打診があったので手伝わしていただくことにしたものです。ここは仕入れのルートがしっかりしているので売り物には困らないようです。
早速、楽天のマニュアルを送って貰って勉強してみると、流石に行き届いたシステムになっており、成る程、これならそれほど知識が無くても出店できるはずだと関心しました。そこで最後のチャンスと思い引き受けることにしました。
いずれは、今日も取り上げたような環境グッズも取り扱ってみたいものです。
さて、どうなるか!