第2898回でカーボン製の軽量自動車、それも電気自動車が出来ないものかと書きました。ところが、昨日も2、30年後はどうなっているんでしょうと書いたあのトヨタが電気自動車でこそありませんがカーボンファイバーを使った軽量車をモーターショーに出展するのだそうです。
FujiSankei Business i. 2007/10/11 より
東京モーターショー、出展車出そろう…環境技術で“競演” トヨタ…重さ3分の1 日産…「超」豪華仕様
千葉市の幕張メッセで26日に(一般公開は27日から)開幕する東京モーターショーの国内メーカーの出展車が10日、出そろった。各社とも、ハイブリッド車や燃料電池車、電気自動車などの環境対応車に力を入れており、2年前の前回開催よりさらに“環境モーターショー”の色合いがさらに強まりそうだ。
トヨタ自動車が10日発表した参考出展車の目玉は、ハイブリッド車「プリウス」の約3分の1となる420キログラムを実現した環境対応車「1/X(エックス分の1)」。「あらゆる環境負荷をX分の1に減らす」との意味が込められており、骨格に軽くて耐久性に優れた「炭素繊維強化プラスチック」を採用した。
開発担当者は「道路の劣化を防ぐ効果があるほか、高架道路や立体駐車場の強度も現在より低減できる」と、燃費向上だけにはとどまらないメリットを強調する。家庭用電源から充電できる「プラグインハイブリッド車」を想定し、代替燃料のバイオエタノールも使用できるようにする。・・・以下略
参照:トヨタ ニュースリリース
420キログラムとは強烈です。やはりやろうと思えばこんな車が出来るんですね。これこそ目指すべき方向でしょう。エンジンは500CCでプラグインハイブリドだそうです。
これは欲しいですね。しかし、大きさを軽並みにして電気自動車にすればもっと軽く出来るかもしれません。
それにしても、私の嫌いなトヨタさんからこんな魅力的な車が出てくるとは。
トヨタ侮りがたし!