団塊の世代のつぶやき

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水溶液蓄電池

2007年10月20日 | エネルギー 環境

  

電気自動車も太陽光発電も蓄電池の画期的な製品が待たれますがなかなかこれといった物は出てこないようです。

そんな中、第2368回で取り上げた住友電工のレドックスフロー電池のような新しいものがでたようです。

  日刊工業新聞より (既に記事はないようです。)

  琉球電力、バナジウム利用の蓄電池を開発-低コスト・大容量

 琉球電力(沖縄県浦添市、阿部倶巳社長、098・871・1661)は16日、バナジウムを利用した水溶液蓄電池「バナセイバー」を開発したと発表した。08年1月から順次生産を開始する。価格は蓄電容量が1キロワット時で4時間充放電型という、最も小型なタイプで68万円。

 同電池は陽極タンクと陰極タンクのそれぞれにためたバナジウム水溶液を、イオン交換膜のセルに還流させ、電解液の化学反応で充放電する。電解水溶液とセルを別々に設置できるため、低コストで大容量化ができるのが特徴。電池寿命も10年以上と長く、自己放電せず長期間の蓄電も可能。

 同社では風力発電所や太陽電池などとの併設のほか、割安な深夜電力を有効利用したい企業での採用などを見込む。(更新日 20071017日)

  参照:琉球電力

  沖縄電力かと思ったら違うようです。まあ、紛らわしい名前に胡散臭さを覚えますが、要するに製品が良ければ会社の大きさは関係ないですね。

  それにしても、この手の蓄電池は大きいので電気自動車には無理ですが、工場など充分な設置場所がある所には有用かもしれませんね。

  いずれにしても、色んな蓄電池が競走してより良いものを早く作って欲しいものです。何といっても、蓄電池が未来のエネルギー解決の鍵を握っているといっても言い過ぎではないしょう。

夢の蓄電池はいつでしょう!