太陽電池の原料、シリコン不足の影響が出てきているようです。恐れていたことが現実のものになってきているようです。
あの太陽電池シエア世界一のシャープが苦戦しているそうです。
EDリサーチ社より
2007年10月23日 シャープの中間期、売上高は12%増だが、利益面は前年度を下回る
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また原材料の不足と材料価格の高騰による太陽電池の収益悪化などにより、営業利益、経常利益、中間純利益とも前年度中間期実績を下回るという。・・・以下略
23日、読売新聞より
シャープ、営業益12.4%減
9月中間 太陽電池の収益悪化
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シャープの太陽電池事業は、市場占有率17.4%(07年3月度)で世界一だが、原料のシリコンが確保できず、生産量が前年同期を下回った。シリコンの価格も高騰しており、「営業利益は赤字に近い」(佐治寛副社長)という。・・・以下略
もう一つこのニュースに係わることを面白く書いているブログがありました。
Een Japanner die zonnecellen onderzoekt 同僚に話しても理解してもらえない話題たち
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それでもあえてこのような主張を公開したのは、日本はせっかく培った太陽光発電技術を積極的に育てられなくなっているという現状を、一般世論にも知って欲しかったからだ。苦労して系統連系技術を開発したのに、そのオイシイ部分を全部ドイツに持っていかれそうになってますよ、と、多くの人に知ってもらいたかったからである。・・・以下略
とうとう心配していたことが現実のものになってきそうな様子です。日本政府の太陽光発電に対する策の無さが足を引っ張ることになってきているようです。折角、世界のエネルギー大国になれるチャンスを逃した付けは余りにも大きいものがあります。
一体、どうやったら、之ほどの無策を取れるのか全く考えもつきません。自分の懐に入る金の算段ばかりしているとこうなるのでしょうか。
悔しいですね!