団塊の世代のつぶやき

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戦略加速

2010年03月07日 | 太陽光発電

  太陽光発電の動きはいよいよ本物になってきそうです。太陽光発電こそ未来のエネルギーの本命と考える私にとっては期待が増すばかりです。

  SankeiBizより

  太陽電池市場を狙え 電機各社の戦略加速 2010.3.1

 太陽電池の国内外での需要拡大をにらみ、メーカー各社が生産や販売の態勢強化を図っている。三菱電機は1日、平成23年度以降の早期に年産能力を現在の約2・7倍に当たる60万キロワットに引き上げると発表。京セラも2日に完成する国内の新工場を軸に、増産計画の前倒しを視野に入れる。さらに東芝が国内の住宅向け市場への参入を表明するなど競争は過熱しており、今後激しいシェア争いと低価格競争が繰り広げられそうだ。(森川潤)

 「工場は昨夏から24時間フル稼働で、この状況は今年も続くだろう」

 三菱電機の中村一幸リビング・デジタルメディア事業本部長は1日の事業説明会でこう強調。長野県飯田市に増設した第2工場を近く稼働させ、発電素子である太陽電池セルの生産能力を22年度中に現在の22万キロワットから約20%増の27万キロワットへ引き上げる計画を明らかにした。

 太陽電池の需要は世界同時不況の影響で21年は減速したものの、欧州や日本市場を中心に好調を維持。世界市場は25年に18年に比べて8倍の1210万キロワットへ成長する見込みだ。

 市場には欧米や中国、韓国勢などが続々参入。メーカーは現在200社以上とされ、シェア争いは激しい。日本勢も「市場動向を常に見極めて先手を打たないと生き残れない」(京セラ幹部)状況だ。

 このため各社は、増産の態勢を整え、低価格化競争への対応を図る。国内シェア2位(世界6位)の京セラは同社最大のセル工場となる野洲工場(滋賀県野洲市)を2日に完成、24年3月に現状の6割増となる65万キロワットに引き上げる生産計画を前倒しで実現させる見通しだ。同社は米国でも太陽電池パネル生産の拠点新設を予定。今秋には中国の天津工場を稼働させ、年産能力100万キロワットも視野に入れるなど攻勢をかける。

 東芝は1日、世界シェア9位の米サンパワー社から高効率の太陽電池パネルを調達し、4月に住宅向け市場に参入すると発表。発電システムの基幹機器もOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けて東芝ブランドで販売し、24年度に国内シェア10%を目指す。

 このほか、国内シェア1位のシャープや三洋電機も近畿地方の新工場で増産態勢に入った。現状では、太陽電池産業は補助金などに支えられているが、各社は低価格化競争を勝ち抜き事業を成長させたい考えだ。

 参考: 輝く太陽光 相次ぐ増産 三菱2.7倍 京セラは新工場 (1/3ページ)

  昭和シェルも社名をソーラーフロンティア株式会社に変えて世界展開を計るそうです。ホンダソルテック甲子園球場の太陽光発電も動き出したそうです。
  日本の太陽電池産業も世界の攻勢に一時は押されていましたが、いよいよ反撃開始でしょうか。去年の暮れの固定価格買取制度による住宅用の設置増も追い風になっているのじゃないでしょうか。
  政府も国を売ることばかりに熱心にならずに太陽電池を売ることに力を注いでほしいものです。日本が無くなるのと、世界のエネルギー大国になるのとどちらが良いか考える必要も無いでしょう。

もっと真剣に日本の未来を考えろ!