第3817回で取り上げた富山市のレンタル自転車システムは何と第3537回などで取り上げたパリの「ヴェリブ」を運営する外資系企業に委託するのだそうです。第2967回で取り上げたような広告を掲載するシステムのようです。
SankeiBizより 2010.3.17
自転車を24時間いつでも利用でき、好きな場所で返せる共同利用システムが20日、富山市で始まる。各地が導入を進めているが、富山市は欧州63都市で実績のある外資系企業に運営を委託。パリでは開始2年で5000万回以上利用され、市民の足として定着したという。
配備される自転車は150台。「ステーション」と呼ばれる無人駐輪場は、JR富山駅付近や中心街の15カ所に新設。自転車の位置や利用状況はコンピューター管理し、運営費用の一部は自転車や駐輪場に掲示する企業の広告収入で賄う。
基本料金は月額700円。メンバーがICカードを駐輪機の読み取り器にかざすと鍵が外れ、駐輪機に戻すと自動で施錠される仕組み。30分以内なら1日に何回でも使えるが、30分を超えると課金される。観光客は千円で1週間利用できる。
市内の路面電車やバスのIC乗車券との共通利用が可能で、この場合は月500円。市の担当者は「公共交通機関との組み合わせで、マイカーからの乗り換えが進むことを期待する」と話した。
これは面白くなりそうですね。パリで成功しているだけに、ここで上手く行けば全国展開も期待できるのじゃないでしょうか。
パリで成功しているのだから日本なら京都を狙うのかと思いますが富山とは意外です。しかし、これは是非成功して欲しいものです。富山のような地方都市で成功すれば全国展開はすぐにでも実現できそうです。さしずめ高松市あたりも十分可能性がありそうです。
これは案外一気に日本中に広まるかもしれません。
いよいよレンタル自転車の時代が来るか!