歩道のゴミ拾いで何時もながら呆れるのがタバコの吸殻です。缶やペットボトルに紙くず、プラスチックにポリ袋とあらゆるゴミの中で常に一番多いのがタバコの吸殻です。
朝、掃除しても昼にはもう落ちています。そんなに人通りの多い道でもないのですが、それでも落ちていないなんて事はありません。常習犯だろと思っていましたが、一人や二人ではこんなに何時も落ちているということもないと思われるので、もしかしたら、タバコを吸う人は皆捨てているのでしょうか。
もしかしたら、タバコのポイ捨てというのは罪悪感が沸かない行為なのでしょうか。タバコはポイ捨てするのが当たり前という暗黙の了解でもあるのでしょうか。いや、そんなはずはありません、現にヘビースモーカーだった私はポイ捨てはやっていませんでした。やはり、一部の心無い人の仕業なのだと思いたい。
こうなれば、タバコの販売を中止するしか方法はないのかもしれませんと思っていたら、面白い記事がありました。
時事ドットコムより
たばこ販売、最大の落ち込みに=増税も1000億円減収-財務省
10月1日からのたばこ増税による販売数量や税収への影響について、財務省がまとめた試算が5日明らかになった。規制強化や健康志向の高まりによる消費の自然減に加え、1本当たり3.5円の増税で禁煙、節煙の流れが加速、2010年度の販売数量は今年度比15.9%減の1950億本となる見込み。増税の影響を通年度ベースで反映させると1710億本にとどまり、現状より2割以上落ち込む計算だ。
同省によると、落ち込み幅は把握している1965年度以降で最大。国と地方合わせた税収も09年度当初予算に比べ1000億円余り減少し、1兆9734億円を見込んでいる。(2010/03/05-21:02)
この税収2兆円とタバコ禁止による医療費の削減はどちらが多いのでしょうか。というより、国民の健康やポイ捨が無くなる効果と税金のどちらが大事か考えるべきではないでしょうか。
2兆円なんて高速道路の無料化や子供手当てを止めれば十分賄えそうです。ばら撒きで票を買うより、日本人の健康と町の美化を計る方がずっと良いのじゃないでしょうか。どうしてもタバコを止められずに苦労している人たちの為にも思い切ってタバコを禁止しましょう。それが無理なら早く1000円に値上げすることです。
良いことは早くやりましょう!