昨日、第 5221回の「昔も今もすごいぞ日本!」で書いたねずさんの本の題で ちょっと違和感があるのが「今もすごいぞ」です。確かにまだまだ世界と比べたら凄いのでしょうが、ご先祖様達と くらべると戦後の劣化は凄いと言い難いところがあるのは間違いないでしょう。
私も、ねずさんところなどで日本のすごさに目覚めさせていただいて、日本に生まれた幸運をかみしめています が、今でも今の日本人は好きになれないものがあります。
この気持ちは学生時代からありましたが、社会人になって一層、その思いが募ってきたように思います。
それは、特に軽薄短小なんて言葉がもてはやされるようになり、人もそれに合わせて軽いほうが住みやすい日本 になってきて、偏屈な私には段々住みにくい気分になってきたことがあります。
そんな変わり者でしたから軽い考えの周りとはどうしてもなじめないサラリーマン生活を送ってしまいました。
しかし、戦前の日本の歴史を知るようになり、やっと、日本人を心から尊敬できるようになりました。
その私のもやもやした心を見事に表してくれている文に出会いました。西村幸裕さんがフェイスブックで取り上 げてくれていました。それは台湾の方のものです。
西 村 幸祐より 2013年12月30日
【台湾人からのエール】尊敬される国への門扉は 靖国にある
日本台湾医師連合理事 王紹英
安倍総理の靖国参拝は 尊敬される国への第一歩であり、大変勇気ある一歩と思われる。多くの台湾英霊も安倍首相の参拝を受けられたこと を思うと感動の念を抑えられません。
日本が周辺諸国から尊 敬された時期があった。その時、日本は裕福から程遠かった。しかし世界経済列強に伍し、日本は羨望されながらも 尊敬されなかった。金が多くあっても義も理も情も失った。残念ながら金で友情も尊敬も買えなかった。
世 界広しとはいえ、殺気をもって安倍総理の靖国参拝を非難してきたのは、元日本人の朝鮮人と只今異民族を大量殺戮 中の中国人のみである。両国とも日本が最も親日になってほしい近隣国家であることは皮肉であり、日本への教訓で はないかと思われる。
漫 才さながら両国が阿吽の呼吸でヒステリックに罵っている「日本は反省すべし」にも一理ある、なるほどと頷ける。 日本が今まで両国の顔色を伺いながら平身低頭で偽善的な近隣政策を進めてきた結果で得られたのは、内政、教育、 宗教への侮辱的干渉しかなかった。自業自得だったと政治家たちは悟ったではないか。そもそも、なぜ文明国家は前 近代国家から指図されなければならないのか、と文明国家としての日本が大いに反省しなければならない。こんなこ とは人類の文明進化の障りであり、恥でもある。
靖 国参拝も歴史も領土もそもそも問題として存在すべきではなかった。それを「問題」に発展させたのはマスメディア の天真爛漫さと外交の稚拙よりも政治家の無骨だったと断言できる。文明国家が堅持すべき義も理を放棄した代償で ある。一国の指導者は軟弱だったら、いくら外交の秀才でも頑張りようがない。
反 日に情熱を燃やしている二つのお国に思う存分反日を楽しませれば宜しいではないか、と思われる。反日で日本から チップを貰えなかったり、反日のあまり自分の政権の足元が危うくなったり、経済が落ち込んだりとなれば、自ずと 麻薬のような国家的娯楽の反日を断たざるを得ない。そもそも反日麻薬に耽溺させたには無骨な日本政治家が一翼を 担ったと言えなくもない、と気の毒に思っている。
中 華意識の連中に反日の過謬を悟れる知性を期待するのは甘いと反論されれば、首を縦に振るしかない。しかし中国人 も朝鮮人も、口が言っていることと裏腹に実は内心は凛とした日本人の姿を見たい、見せてほしいと望んでいるでは ないか、と推察できる。今までの政治家から侍となでしこの姿を想像することは余りにも無理でした。
幼 稚な暴力団的反日に屈しないことは尊敬される国家への第一歩である。尊敬されない国に真の平和はあり得ない。暴 力国家から与えられた自慰的、隷属的、鬱屈的な「平和」は幻像しかない。尊敬されて初めて清らかで堅実で対等な 平和が得られる。そういう意味で靖国神社の鳥居はアジアの平和への道に続くと言っても過言ではない。
この中の「しかし世界経済列強に伍し、日本は羨 望されながらも尊敬されなかった。」に心から同意します。やはり日本人は背筋が通ってなければいけません。
日本再生も取り戻すもこれが目標です。経済は二の次と言っても良いのじゃないでしょ うか。この心を取り戻すのでなければ再生の意味は無いでしょうし、それは再生とは言えないと思います。
金儲けや自分の利益の為に若者の職場をなくするような経営を平気でするような経営者 がいるようでは本当の再生じゃない。日本人皆が心から誇れる日本じゃないと何にもなりません。そうなれば、今度 は世界にそれを広めることもできるでしょうし、それこそが、世界の待ち望んでいることじゃないでしょうか。
長くなりますが、もう一つこれも台湾の方の耳の 痛い話がありました。
頂 門の一針より
親中路線とは叩頭外交 Andy Chang
台湾の民進党は中国が国民党を支持する から選挙に勝てない、民進党が親中政策を採れば中国は民進党を支持すると主張している。だが中国はそんなに安っ ぽくはない。中国に叩頭しても相手に利用されるだけ、中国が国民党を棄てて民進党を支持する可能性は限りなくゼ ロに近い。
中国に叩頭することは属国化に甘んじる ことで、やがて中国に統一されるから台湾人は絶対に受け入れない。媚中政策を採り続ければ台湾人の票を失って大 敗する。
台湾の政治家だけでない。日本の商売人 や一部の経済学者も中国に投資するなら中国に逆らってはいけないと主張している。新聞記者が中国に批判的な記事 を書けば入国ビザを取り消される。これは不平等外交である。中国は各国のが中国の横暴を容認する、つまり外国の 朝貢を受け入れる中華帝国である。
中国は独裁だから諸国は暴虐に甘んじ る、つまり中国との関係は平等ではなく属国、主従関係である。中国の不興を買えば政治経済関係が悪化し、武力恫 喝を受けて国際関係が緊張するから中国の暴虐を甘受する。諸国が中国に強硬な態度を取ったためしはない。
誰もこんな関係を廃止して対等な関係を 考慮しなかったのか。中国と国交を開始した70年代から諸国は第一歩を 間違えたと言えるが、今からでも遅くない。
叩頭外交とは賄賂文化である
皇帝の勅許がなければ商売ができないか ら朝貢する。これが4千年来のシナ文化だった。権力に低頭し賄賂を使え ば、皇帝の下の大臣から小官吏に至るまで尊大になって威張る。
シナ人の本性とは国家から個人に至るま で利権追及である。強い相手の国に取り入って弱小国を蚕食する。個人は上司に賄賂を使い部下から賄賂を取る。友 愛の海とか共存共栄はウソである。中国の覇権、賄賂文化を理解し、叩頭外交に陥ってはならない。
その昔、中国は権力の腐敗を排除できな かったから国が弱かった。ところが外国資本が中国の安い労働力と膨大なマーケットに目が眩み、叩頭外交を甘受し たため、やがてシナが傲慢になり、中華帝国がのさばるようになった。世界の製造工場となってシナは金持ちとな り、その金で武力拡張し、覇権拡張で各国が迷惑している。
幼稚な民進党の親中路線
民進党は党是から台湾独立を排除し、2012年の選挙では蔡英文が「台湾イコール中華民国」を主張し、謝長廷が「中 国跪拝、親中路線」を主張した。中国が国民党を支持すれば民進党は選挙に勝てない、中国と仲良くすれば選挙 に勝てるというのだ。このような政策を採った民進党は台湾人の支持を失った。
民進党が叩頭政策を採っても中国が簡単 に国民党から民進党に乗り換えるはずがない。民進党の朝貢を受け入れるのは台湾併呑に便利だけで、国民党と民進 党の両方を手玉にとって双方ともシナの命令に従うようにする。謝長廷の叩頭外交は台湾の利益に繋がらないし、台 湾人は民進党を支持しなくなる。それでも謝長廷の親中路線に反対する党員がいない。…中略
シンガポールを見習え
シンガポール政府はかなり独裁的な政権 だが、中国に対して叩頭外交をしない。この国は建国当初からマレーシア、インドネシアなどの圧力に対抗して自立 外交を行ってきた。やがて中国が台頭するとシンガポールは中国にも欧米にも同様の外交をしてきた。
シンガポール人口の8割は中国系で、小さい時から英語と中国語の教育を行っている。それでも政府は 中国と対等外交を行い、中国側の漢民族、同文同種などの宣伝に影響されていない。シンガポールは欧米、中 国、その他諸国に対して均衡した外交関係を保っている。
日本の政治家や企業家はシナ人の中華思 想をよく理解しなければならない。日本も欧米諸国も中国に対し叩頭外交を止めてシンガポールの外交政策を真剣に 学ぶべきである。