団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★オバマ政権の偽善

2014年01月31日 | 靖国参拝

  安倍総理の靖国参拝に「失望」を表 明したアメリカに対する恰好の反論がありました。これはアメリカというよりキリスト教徒にとってはグーの音も出 ない強烈な事例になりそうです。

   MSN産経ニュースよ り  2013.12.29

  靖 国参拝 オバマ政権の偽善 ワシントン駐在客員特派員・古森義久

  米国のオバマ政権は安倍晋三首相の 靖国神社参拝に対し「失望」を表明した。その背後には靖国に祭られた霊の中に米国を敵として戦い、戦後に戦犯と 断じられた人たちがいるからという理由づけもあることは明白である。

 だが米国の首都のワ シントン国立大聖堂にもアメリカ合衆国を敵として戦い、戦後に戦犯扱いされた将軍たちが祭られ ている事実が新たな注視を集めたことは皮肉だといえる。オバマ政権の、自国と日本に適用する価値基準が明ら かに背反しているからだ。

 首都中心部にそびえる大聖堂はキリス ト教のあらゆる宗派の礼拝や追悼の国家的な場となってきた。多数の大統領の国葬や歴史上の人物の式典が催され、 無数の米国民が参拝してきた。

  大聖堂のネーブ(身廊)と呼ばれる中央の礼拝堂の祭壇わきには南北戦争でアメリカ合衆国に反旗を翻し、奴隷制を守るために戦った南部連合軍の最高司令官の ロバート・E・リーとその右腕のストーンウォール・ジャクソンという2人の将軍の霊をたたえる碑文と生前の活動 を描く多色のステンドグラスが存在する。そ の慰霊表示は礼拝堂の壁面全体でも、よく目立つ巨大な一角を占めてきた。

  その事実が話題になることはこれま で少なかったが、12月11日、大聖堂で南アフリカの大統領だったネルソン・マンデラ氏の追悼式が催されたのを 機に議論を生んだ。

  ワシントン・ポストの首都圏コラムニストのジョン・ケリー氏が「なぜリーとジャクソンが大聖堂で栄誉を受けるのか」と題する記事で疑問を提起したのだ。 「人種平等のために戦ったマンデラ氏を悼む場に人種平等阻止のため戦った2人が堂々と祭られていることに驚い た」との指摘だった。

 バージニア州のランドルフメーコン大 学のエビー・テロノ歴史学教授も「首都の大聖堂にこの首都自体を破壊しようとした将軍たちの慰霊表示があること は矛盾」との見解を述べた。

 だが両将軍の大聖堂への祭祀(さい し)は1953年と歴史は古い。南部連合の子孫の女性団体が20年がかりで訴え、実現させた。その結果はリー将 軍らの「高貴な信念の豪胆なキリスト教戦士」という碑文での聖人化であり、戦場での勇猛な活躍ぶりのガラス画化 だった。

   こうした疑問に対し大聖堂の広報官 は「南軍将軍の慰霊表示も米国の歴史のキリスト教の視点からの紹介であり、歴史にはよい部分も悪い部分もある」 として公式の反対はないと言明した。死者の霊は生前の行動によって責められることはないとの見解だった。

   だからこそこの大聖堂にオバマ大統領も閣僚たちも頻繁に参拝するのだろう。だが、その政権は靖国に対しては問われる前に日本の首相の参拝への「失望」を喧 伝(けんでん)するのだ。ブッシュ前政権が当時の小泉純一郎首相の靖国参拝を認め、むしろ中国の圧力に屈するな という意向を示したのとは対照的である。

  日本の首相は頻繁に靖国を参拝すべき だというジョージタウン大学のケビン・ドーク教授は「オバマ政権の靖国への態度は大聖堂の現実からみると明らか に偽善的だ」と論評するのだった。

   もう一つ、これはもっと強烈かもし れません。靖国にA・B・C戦犯が祀られていることに対する難癖への絶好の反論です。詳しい動画がありました。

 

【転載】 東京裁判でABC級戦犯の日本人1068人がバチカン大聖堂に祀られている!靖国参拝を批判する資格なんて誰にもなかったんや!!
 


★どこだってあった

2014年01月31日 | NHK

  第 226回の「本当に命掛けるか」で安倍さんの人事で期待できるかもと書いた、 NHKの新会長の籾井さんが就任会見をしたようです。
  今までの会長と違ってまっとうな意見を言ってくれているようで、これからの改革が少し は期待できるのかなと思えます。
  しかしながら、細かなところできちんとした歴史認識を持っているのか不安なところがあ りました。
  それは、あの橋下さんと同じで慰安婦が当時は合法であったと言うのは良いのですが、一 番肝心な強制連行を否定せず暗に認めているような発言をしていることです。
  こんなことでは又マスコミに足をすくわれることにならないかと心配です。本当に、解っ ているのでしょうか。攻撃されることは分かっているのに一番肝心なことを理解していないの では敵の思うつぼでしょう。

  朝 日新聞デジタル  2014年1月26日

  NHK 籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」

  NHK新会長の籾井(もみい)勝人(かつと)氏は25日の就任会見で、従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べた上で、日本に補償 を求める韓国を疑問視した。従軍慰安婦問題を取り上げた過去のNHK番組に関連し、この問題に 関する見解を問われ答えた。尖閣諸島・竹島など領土問題につ いては、国際放送で「明確に日本の立場を主張するのは当然。政府が右ということを左というわけにはいかない」と話した。…中略

  籾井氏は従軍慰安 婦問題について「今のモラルでは悪いんですよ」としつつ、「戦争をしているどこの国にもあっ た」としてフランス、ドイツの名を挙げた。「なぜオランダにまだ飾り窓があるんですか」とも述 べた。飾り窓はオランダなどにある売春街を指す。

  さらに「会長の職はさておき」とした上で、韓国についても「日本だけが強制連行したみたいなことを言っているから話がややこしい。お金をよこせ、補償しろ と言っている。しかしすべて日韓条約で解決している。なぜ蒸し返されるんですか。おかしいで しょう」と述べた。その後、記者から会長会見の場であることを 指摘されると、発言を「全部取り消します」と話した。…以下略

 何で、全部取り消さ なくてはならないのでしょう。これも不安を覚えるところです。何となく腰砕けを感じるのは私だ けでしょうか。
  田母神さんのようなはっきりとした歴史観と信念を持っていないように思えてしましま す。攻撃に弱そうです。

  参考までに、産経 の記事も取り上げておきます。

  MSN産経 ニュース  2014.1.25

 NHK 新会長の籾井氏が韓国の対応疑問視「慰安婦問題は解決している」

  NHK新会長の籾井勝人(もみいかつと)氏(70)の就任会見が25日、東京・渋谷の放送センターで開かれ、慰安婦問題への個人的見解として、「今のモラ ルでは悪いことだが、当時の戦争地域には大体つきものだったと思う。(問題は)日韓基本条約で 国際的に解決している。それをなぜ蒸し返されるのか」と述 べ、韓国の対応を疑問視した。NHK会長が慰安婦問題に言及するのは異例。

  籾井氏は同時に、「日本だけがやっていたようなことを言われるのはおかしい。ヨーロッパはどこだってあったのではないか」と主張。一方で番組制作につい て、「私の考えはともかく、(放送の公平・公正を定めた)放送法に基づいて判断する」と述べ、 自身の見解を番組に反映させることは否定した。

  さらに籾井氏は、NHKの外国人向け国際放送の充実を重要課題に挙げ、沖縄県の尖閣諸島や島根県の竹島などをめぐる領土問題について「日本の領土であるこ とははっきりしている」と強調。国際放送での報道姿勢について「明確に日本の立場を主張するの は当然のことだ」と述べた。…以下略

産経はきちんと従軍を 付けずに慰安婦と書いていますが、この辺りにも朝日の姑息な思惑が感じられます。
  こうした、少しでも隙があったら足をすくってやろうとするマスコミへの発言には気を 配ってもらいたいものです。尤も、それをはねのけるだけの気骨があるのならそれはそれで良 いのですが、直ぐに発言を取り消すようでは心配です。

  第 63回の「慰安婦問題への素晴らしい反論」で取り上げたような発言ができるよ うに勉強してもらいたいものです。

  とは言いながら、 今までの会長とは違って安倍さんと近い考えのようなので、是非、安倍さんの日本再生を後押しで きるようなNHKに改革できるよう頑張ってもらいたい。

お願いしますよ!

   何時もの「保守速報」が動画と書き起こしをアップしてくれています。これを見 ると、朝日の陰湿な手口にあきれるしかありません。本当に早く潰す必要があります。

  保守速報 よ り  2014年01月28日

  【動画・文字書き起こし】 NHK籾井会長に質問する記者の態度が終始一貫して舐め腐ってる件…NHK新会長記者会見

NHK 籾井会長 記者会見