昨日の第 259回「愛国と売国の両極端」で、朝日新聞の社説が「日中韓の指導者は、アジアの未来を描く大局観 こそを語り合ってほしい。」と偉そうに書いていましたが、その正反対の考えを、日中韓を良く知 る人達が書かれているそうです。
そ の三人とは石平、黄文雄、呉善花さんでそれぞれ中国、台湾、韓国から日本に帰化された方達です。
平成26(2014)年1月23日(木曜日)通巻第4127号
◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆
三 人の論客が反日の中国と韓国、そして親日の台湾を徹底分析する鼎談
驚愕の実態、抱腹絶倒のかれらのホンネが暴露された
石平、黄文雄、呉善花
『石平(中国)が黄文雄(台湾)、呉善花(韓国)に直撃
日本人は中韓との「絶交の覚悟」を持ちなさい』(徳間書店)
三人の「日本国籍」の論客が徹底的に話し合うシリーズの第三弾である。
本書はまた時宜的にみても絶好のタイミングに、的確なテーマを選んでずばり日本 の現況を分析し、中国と韓国への絶交をすすめる画期的な内容が満載である。
石平氏がまずこう述べる
「それぞれ別の国に生まれて今や同じ日本国民になったわれわれ三人が、鼎談の最後 にたどりついた結論とは要するに、日本は今後、韓国とも中国とも一定の距離を置き、つまり中韓を『謝絶』してお いて、台湾をふくめた多くの友好的なアジア国家との連携を強化すべきだ、というものである」
なぜか?
冒頭の石平発言を受けて黄文雄氏が分析する。
「中国外務省のスポークスマンや北朝鮮のおばさんアナウンサーの高飛車な発言があ りますが、レコードやロボットの発言と大差なく」(中略)「ヤクザからの『つきあいの要求』には『付き合わな い』のが常識であ」る。
そして呉善花女史が言う。
「(韓国の政治はいま)保守派と親北左派の勢力均衡状態」だが、「両者がたがいに 声高に反日を唱えることで愛国を奪い合うという、国民そっちのけの、まことにおかしな『愛国競争』が政界・マス コミを中心に大々的に展開されています」
「中国は基本的に(反日も)損得勘定で動いていますから、国益の判断次第で反日 動向には変化があり得るでしょう。しかし韓国の反日は、国益とは別次元での、国益を損なってまでの反日ですから 後戻りが出来ません」
中国と韓国の反日の本質が簡潔にのべられている。
ついで戦争と平和の考え方も刺激的な分析と発言が並ぶ。
呉さんは軍経験4年、したがって、「日本に来て、戦争は悪だ、戦争そのものが悪 なのだという考えを(日本人の)みんながみんなもっているので本当に驚きました。戦争は絶対にしてはいけない、 平和が大事だと言うのですが、軍事力を使わない平和維持という考え方がよく理解出来ませんでした」
石平氏も続ける。
「日本国内には平和を乱す要素も基本的にありません。しかし問題は、これから先 も平和で安全な日本を保っていけるのかどうかです。日本が世界平和に貢献するかどうかよりも、日本自身が自分た ちを守れるかどうかが問題」ではないのか、と。
黄文雄氏が次のようにまとまる。
「中国の脅威がでてきてから日本は変わった。日本の姿勢もかなり強くなってき て、中国や韓国が本気でそれを怖れるようになってきています。日本の軍事力には、決してあなどることができない ほどのものがありますからね」
それにしても本書で紹介されている以下のアンケート調査には、反日国家のホント のホンネが隠されているのではないか?
韓国人への世論調査結果。
「生まれ変わっても韓国人として生まれたいですか?」
生まれたくない 67・8%
当然生まれたい 24・5
(DCインサイド、2006年8月23日)
中国人への世論調査結果。
「生まれ変わるとしたら中国人?」
中国人には生まれたくない 64%
(Netease 2006年9月4日)
対して、かの『朝日新聞』も同じ調査をしている。
「日本にうまれて良かったト思うか?」
良かった 94%
良くなかった 3%
(朝日新聞 07年1月25日)
このアンケート結果からみても、中国と韓国の反日の心理の裏襞(うらひだ)が飲み 込めるだろう。大変有益で要領よくまとまった本である。
このアンケートの数字には笑わされますね。特に、最後の朝日のアンケートは笑 うしかないですね。朝日新聞の方達はきっとこの3%の中に入っているのでしょうね。そうでなければ、あれだけ日 本を貶める記事をこれでもかと書けるはず無いでしょう。よっぽど日本が嫌いなのでしょう。
それにしても、お三人ともが見事に中・韓との国交断絶を言われているのが興味深 いですね。良く知っているだけに、日本人のように何とかなるなんて甘い考えが浮かばないのでしょう。
となれば、ここは素直に従って、国交断絶をやってもらいたいものです。安倍さんに、その度胸があるで しょうか。
田母神さんを素直に応援できない自民党という利権集団を率いている限りは難しいのかもしれません。
それでも、国交断絶だけはやるべき!