団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★★国交断絶のススメ

2014年01月28日 | 素晴らしい外人の日本応援団

  昨日の第 259回「愛国と売国の両極端」で、朝日新聞の社説が「日中韓の指導者は、アジアの未来を描く大局観 こそを語り合ってほしい。」と偉そうに書いていましたが、その正反対の考えを、日中韓を良く知 る人達が書かれているそうです。

そ の三人とは石平、黄文雄、呉善花さんでそれぞれ中国、台湾、韓国から日本に帰化された方達です。

  宮崎正弘の国 際ニュース・早読みより  

平成26(2014)年1月23日(木曜日)通巻第4127号

◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 

  三 人の論客が反日の中国と韓国、そして親日の台湾を徹底分析する鼎談

  驚愕の実態、抱腹絶倒のかれらのホンネが暴露された

石平、黄文雄、呉善花

『石平(中国)が黄文雄(台湾)、呉善花(韓国)に直撃

日本人は中韓との「絶交の覚悟」を持ちなさい』(徳間書店)

 三人の「日本国籍」の論客が徹底的に話し合うシリーズの第三弾である。

  本書はまた時宜的にみても絶好のタイミングに、的確なテーマを選んでずばり日本 の現況を分析し、中国と韓国への絶交をすすめる画期的な内容が満載である。

  石平氏がまずこう述べる

 「それぞれ別の国に生まれて今や同じ日本国民になったわれわれ三人が、鼎談の最後 にたどりついた結論とは要するに、日本は今後、韓国とも中国とも一定の距離を置き、つまり中韓を『謝絶』してお いて、台湾をふくめた多くの友好的なアジア国家との連携を強化すべきだ、というものである」

  なぜか?

冒頭の石平発言を受けて黄文雄氏が分析する。

 「中国外務省のスポークスマンや北朝鮮のおばさんアナウンサーの高飛車な発言があ りますが、レコードやロボットの発言と大差なく」(中略)「ヤクザからの『つきあいの要求』には『付き合わな い』のが常識であ」る。

  そして呉善花女史が言う。

 「(韓国の政治はいま)保守派と親北左派の勢力均衡状態」だが、「両者がたがいに 声高に反日を唱えることで愛国を奪い合うという、国民そっちのけの、まことにおかしな『愛国競争』が政界・マス コミを中心に大々的に展開されています」

  「中国は基本的に(反日も)損得勘定で動いていますから、国益の判断次第で反日 動向には変化があり得るでしょう。しかし韓国の反日は、国益とは別次元での、国益を損なってまでの反日ですから 後戻りが出来ません」

  中国と韓国の反日の本質が簡潔にのべられている。

  ついで戦争と平和の考え方も刺激的な分析と発言が並ぶ。

  呉さんは軍経験4年、したがって、「日本に来て、戦争は悪だ、戦争そのものが悪 なのだという考えを(日本人の)みんながみんなもっているので本当に驚きました。戦争は絶対にしてはいけない、 平和が大事だと言うのですが、軍事力を使わない平和維持という考え方がよく理解出来ませんでした」

  石平氏も続ける。

  「日本国内には平和を乱す要素も基本的にありません。しかし問題は、これから先 も平和で安全な日本を保っていけるのかどうかです。日本が世界平和に貢献するかどうかよりも、日本自身が自分た ちを守れるかどうかが問題」ではないのか、と。

  黄文雄氏が次のようにまとまる。

  「中国の脅威がでてきてから日本は変わった。日本の姿勢もかなり強くなってき て、中国や韓国が本気でそれを怖れるようになってきています。日本の軍事力には、決してあなどることができない ほどのものがありますからね」

  それにしても本書で紹介されている以下のアンケート調査には、反日国家のホント のホンネが隠されているのではないか?

  韓国人への世論調査結果。

  「生まれ変わっても韓国人として生まれたいですか?」

  生まれたくない     67・8%

  当然生まれたい     24・5

   (DCインサイド、2006年8月23日)

 

  中国人への世論調査結果。

 「生まれ変わるとしたら中国人?」 

   中国人には生まれたくない  64%

   (Netease 2006年9月4日)

 

  対して、かの『朝日新聞』も同じ調査をしている。

  「日本にうまれて良かったト思うか?」

    良かった      94%

    良くなかった     3%

    (朝日新聞 07年1月25日)

 このアンケート結果からみても、中国と韓国の反日の心理の裏襞(うらひだ)が飲み 込めるだろう。大変有益で要領よくまとまった本である。

   このアンケートの数字には笑わされますね。特に、最後の朝日のアンケートは笑 うしかないですね。朝日新聞の方達はきっとこの3%の中に入っているのでしょうね。そうでなければ、あれだけ日 本を貶める記事をこれでもかと書けるはず無いでしょう。よっぽど日本が嫌いなのでしょう。

  それにしても、お三人ともが見事に中・韓との国交断絶を言われているのが興味深 いですね。良く知っているだけに、日本人のように何とかなるなんて甘い考えが浮かばないのでしょう。
  となれば、ここは素直に従って、国交断絶をやってもらいたいものです。安倍さんに、その度胸があるで しょうか。
  田母神さんを素直に応援できない自民党という利権集団を率いている限りは難しいのかもしれません。

それでも、国交断絶だけはやるべき!


格差拡大

2014年01月28日 | グローバリズム

  この部屋で、2極化を何度も批判してきましたが、その流れはま すます酷くなってきているようです。というより、お金があるところにお金が集まる形が出来上 がっている限りその流れは留まるところを知らないのでしょうね。

  何とも、腹立たしい記事がありました。

  MSN産経 ニュースより  2014.1.21

    最 富裕85人で35億人分の資産 世界で格差拡大とNGOが警鐘

  国際非政府組織(NGO)オッ クスファムは20日、世界で貧富の差が拡大し、最富裕層85人の資産総額が下層の 35億人分(世界人口の半分)に相当する ほど悪化したとの報告書を発表、22日からの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)を前に、累進課税などの対策に取り組むよう政財界の指導者らに呼び 掛けた。

  報告書は、人口の1%を占める最富裕層が世界の富の半分を握っていると分析。データを得た 26カ国のうち日本を含む24カ国で、全国民の収入に占める上位1%の最富裕層の割合が約30 年前に比べて増加したと指摘した。

  リーマン・ショックに見舞われた米国では、下層の90%は経済的に苦しくなったが、上位 1%の最富裕層は危機後の2009~12年の成長による利益の95%をかき集めたという。(共 同)

  85人が35億人分ですか。1%なんてもんじゃないですね。し かし、この85人って、こんなにお金を持ってどうしたいんでしょうね。やはり、あると楽しいの でしょうか。

  そのトップの人の面白い記事がありました。

   ブルームバーグ より  2014/1/22

ビ ル・ゲイツ氏:貧困国は2035年までにほぼ皆無に-年次書簡

   1月21日(ブルームバーグ):世界の富豪番付首位のビル・ゲイツ氏は、世界 銀行が現在低所得国として分類している35カ国ほど貧困する国はインフレ調整後ベースでも 2035年までになくなるとの見通しを示した。

   ゲイツ氏は21日に公表された慈善団体ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の 年次書簡で、大半の諸国は国民1人当たりの所得が2035年 まで に現在の中国よりも高くなるだろうと指摘した。同氏は貧困国の進展を妨げている通説を「3つの神話」と呼び、これに反論した。3つの神話とは貧困国は貧困 にとどまる運命にある、海外援助は大きな浪費である、人命救助は人口過剰につながるというも の。

   ゲイツ氏(58)は同日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「事実は楽観主義者に味方している」と発言。「悪いニュースに 注目 が集まり、前進した状況に目が向かないのは実に危険だ。これは最善の行いを見ていないことを意味し、寛大さが弱まる」と述べた。

   同氏は書簡で、ほぼすべての国が2035年までに下位中所得国と呼ばれる水 準、あるいはそれ以上になると予想。その上で、こうした諸国は 最も 生産的な隣国から学び、新しいワクチンやより優れた種子、デジタル革命といったイノベーションの恩恵を受けると説明した。

   書簡ではさらに、「世界は悪化しており、極端な貧困や病気を解決することはで きないという考えは間違っているだけでなく、弊害になる」と 記述。「ほぼいかなる基準に照らしても、世界はこれまでになく良くなっている。20年後も良くなっているだろう」と続けた。

第 2481回の「ウォーレン・バフェット氏」と共にゲイツ財団で慈善事業をやってい ることは評価しますが、本当にこんな楽観的なことを考えているのでしょうか。
  頭の良い人ですから、私よりは予想は当たりそうな気もしますが、それでも、これはチョット 信じ難いものがあります。どちらかと言えば、逆にもっと格差が広がる方が可能性は高いはずで す。
  尤も、この85名を含む1%の人達が心を入れ替えて、マネーゲームを禁止し、資産の大部分 を慈善事業に回してくれるのなら、その可能性は限りなく高く なりそうな気もしますが、果して、お金の亡者の人達がそんな殊勝な気持ちになってくれるでしょうか。とは言いながら、ゲイツさんを信じてみたい気持ちもあ ります。 

どうなるんでしょう!