第 5364回の「見たくもない嫌な顔勢揃い」などで何度か取り上げてきた自民党の幹部でありながら日本の足を 引っ張ってきた加藤紘一氏について、何時もの産経新聞阿比留さんが詳しく書いてくれています。
こんな人達が自民党を引っ張ってきたのですから日本がここまで堕落したのも仕方ないのかも。それにしても、日本をど うしたかったのでしょうか。それとも、壊すのが目的で政治家になったのでしょうか。
どうして、こんな政治家が自民党の中にも大勢はびこったのでしょう。やはり、選んだ国民もそれだけ劣化しているとし か言いようがないですね。
読 売新聞(YOMIURI ONLINE)よ り 2014.8.29
【阿比留瑠比の極言御免】
初代内閣安全保障室長、佐々淳行氏の新著「私を通りすぎた政治家たち」(文芸春 秋)が面白い。第2章「国益を損なう政治家たち」を読むと、田中角栄、三木武夫両元首相や生活の党の小沢一郎代表ら 大物政治家がけちょんけちょんにやっつけられている。
特に、佐々氏が防衛施設庁長官として仕えた自民党の加藤紘一防衛庁長官(当時)に 対する評価は辛辣(しんらつ)そのものである。本書によれば、加藤氏は長官として迎えた最初の参事官会議で無神経に もこう言い放った。
「若いころマルクス・レーニンにかぶれないのは頭が悪い人です」
会議に出席していた佐々氏をはじめ統合幕僚会議議長、陸海空の各幕僚長も背広組 も、みんな共産主義には縁遠い人ばかりだったのに、である。佐々氏らは会議後、「私たちは若いころに頭が悪かったん ですな」と顔を見合わせたという。
加藤氏が陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団の行事「降下訓練初め」に列席した際の エピソードも出てくる。寒空の下、上半身裸になった隊員が、長官を肩車で担いで練り歩く恒例の歓迎を受けた加藤氏は 防衛庁に戻ると、こんな不快感を示した。
「日本にも、まだあんな野蛮なのがいたんですか」
このほかにも、加藤氏がゴルフなど私用で護衛官(SP)を使うのをいさめたら怒り 出した話や朝日新聞に極秘情報を流した問題…などいろんな実例が紹介されている。
中でもあきれるのは、加藤氏が毎朝、制服幹部や防衛官僚ではなく、農水省の役人の 報告を真っ先に受けていたというくだりだ。佐々氏はこう書いている。
「加藤防衛庁長官にとっては、国防・安全保障よりも山形の米の問題などが優先順位 として高かった」
さらに佐々氏らが憤慨していたのは、加藤氏が朝一番に秘書官に聞くことが「円とド ルの交換比率」であり、防衛庁のトップでありながらドル買い、ドル預金をしていたことだった。
これについて佐々氏に直接確かめると、いまだに憤っていた。佐々氏は言う。
「『有事のドル買い』という言葉もあり、戦争があるとドルが上がる。言葉ひとつで 為替レートすら動きかねない防衛庁長官の立場にある者が自らドル買いをするのは、倫理に反すると感じていた。彼は防 衛庁・自衛隊を(身分の低い)『地下人(じげびと)』扱いしていた」
そんな加藤氏は今年5月、共産党機関紙「しんぶん赤旗」に登場し、訳知り顔で集団 的自衛権の行使容認反対論を語っていた。
「集団的自衛権の議論は、やりだすと徴兵制まで行き着きかねない。なぜなら戦闘す ると承知して自衛隊に入っている人ばかりではないからです」
筆者は、この根拠も脈絡もよくわからない発言について5月22日付当欄「自衛隊を 侮辱した加藤紘一氏」でも取り上げた。そして今回、佐々氏の著書を通じ、加藤氏が現職の防衛庁長官時代から自衛隊を 軽侮していたことがよく分かった。
ちなみに、加藤氏が好きらしい朝日新聞は今月12日付朝刊の政治面記事中でさりげ なくこう書いている。
「『徴兵制』に現実性は乏しい」
佐々氏は今、「加藤氏は何で防衛庁長官を引き受けたんだろうねえ」と振り返る。来 月3日の安倍晋三内閣の改造では、適材適所の人事が行われることを願いたい。(政治部編集委員)
ここまで腐っていたんですね。その厭らしさが顔に出ていたのか、どうにも気持ち悪 い顔でした。
何と、慰安婦問題にも大きな責任がありそうです。これも産経新聞の記事です。
【歴史戦 第6部 「主戦場」米国(2)】
朝 日報道後に米国でも火が付いた慰安婦問題 2014.8.31
慰安婦問題など歴史認識での日本に対する韓国や中国からの不当な非難の主舞台はいまや米国に移った。超大国、そ して同盟国である米国での動きは日本に とって特別の重みを持つ。米国内で勢いを増す日本糾弾はどう始まり、拡大してきたのか。その軌跡をたどることは日本 側の今後の対策への有力な指針となろ う。
「慰安婦連合」を組織
米国内で慰安婦問題を公開の場で最初に提起したのは「ワシントン慰安婦問題連合」(慰安婦連合)という組織だっ た。活動家タイプの少数の在米韓国人らが主体となり、1992年12月に創設された。
この年は慰安婦問題で大きな動きがあった。朝日新聞による「強制連行」報道で火が付き、官房長官、加藤紘一が 「従軍慰安婦として筆舌に尽くしがたい辛 苦をなめられた方々に衷心よりおわびの気持ちと反省の気持ち」を表明する談話を発表。首相、宮沢喜一は同年1月に訪 韓した際、8回にわたり謝罪した。…以下略
どうしして、ここまで下司になれるのか不思議だと思ってましたが、もしかしたらと いうブログがありました。
何度か取り上げさせてもらったブログです。
不死鳥!蘇る日 本、未来に向けて自虐からの脱出 2014/8/27(水)
橋本元首相、新聞記者ら 中国ハニートラップにハマった人々
※SAPIO2014年9月 号
ハニートラップは古来、中国の情報工作の一つ。女性工作員が男性を籠絡して機密情 報を得る、または弱みを握って揺さぶる策謀だ。対象は政治家、官僚など多岐に渡る。
有名なのは、橋本龍太郎元首相を籠絡した中国人女性通訳のケースだ。1996年、 橋本氏に、中国政府関係者を夫に持ち駐日中国大使館への勤務経験もある中国人女性との親密な関係が発覚した。
後に、この女性は北京市公安局の情報工作員だったことが判明。橋本氏と交流を持ち ながら、中国へのODA増額などの働きかけを行なっていた疑いがあ る。
2人の出会いは1970年 代末、ホテルニューオータニのロビー。女性は橋本氏の前で、白いハンドバッグを落とし、それを拾ってもらう。橋本氏 は、突如現われた女性の美貌に心を躍らせるが、あらかじめ仕組まれた工作の可能性が高い。…中略
橋本政権下では「外務省内でもかつては『チャイナ・スクールが通ると、道理が引っ 込む』とささやかれたほど支那にのめり込んでいた橋本龍太郎。
福田康夫、小渕恵三、後藤田正晴、野中広務、加藤紘一、古賀誠、小沢一郎、二階俊 博、林義郎(日中友好議 員連盟の会長)、額賀福志郎(橋本派のプリンスと呼ばれていた)などの大物政治家たちもハニートラップに掛かった可 能性の云々は巷間で囁かれていた、現在 でも囁かれている。
大物政治家たちはとにかく支那との友好を最優先し、支那側が好み、求める政策を推 し、支那側が嫌がる言動はとにかく避けるなどの蛇蝎の如きの言動が突出していた事は記憶にあたらしい。
支那だけではなくて南北朝鮮のハニートラップの毒牙に掛かった与野党の政治家も数 知れず!・・・美女が放つ芳ばしい香りは魔力と言えて、日本の政治屋どもを狂わせる。…以下略
嫌な顔が並んでますね。確かにありそうです。それにしても、ハニートラップは怖いですね。他にも沢山いるのでしょう ね。
政治家になるならせめてこんな罠にかからないくらいの心掛けが欲しいものですが、戦後の堕落した日本人、特に国の為 より金の為の政治家なんかにそれを求めるのは無理なのでしょうね。
私なんか一発でかかりそうですが、残念ながらそんな地位も名誉もないので仕掛けにも来てくれません。せめて、国を背 負って立つような人には覚悟を持っていてほしいですね。さもないと、あの人たちのように晩年に世間に顔向けができない大 恥を掻くことになるでしょう。
それでも、平気で公の場に出てくるその恥知らず振りこそが政治家になった所以なのでしょうか。