2015年11月23日 (月)、第 142 回の「放 送法遵守を求める視聴者の会」や2015年12月 1日 (火)、第 150 回の「放 送法遵守を求める視聴者の会総務省に公開質問状」などで、日本の反日左翼マスコミをやっつける素晴らしい契 機になるかもしれないと、期待した、杉山さん達が立ちあげた「放送法遵守を求める視聴者の会」 がやってくれたTBSへ公開質問状への回答があったそうです。
それが、何ともふざけたもののようです。HPにその回答をアップしてくれています。それに比べて、高市早苗総務相は きちんとした回答をしてくれたようです。
それにしても、日本の民主主義は余りにも行き過ぎましたね。言論の自由を振り回す反日左翼をここまでつけあがらせた のは自民党の腰の引けた対応にも責任はあるでしょう。
こうなると、やはり、余命三年作戦に よるマスコミ殲滅を期待するしかなさそうです。兎に角、反日左翼を蔓延らせ過ぎました。どこかで、この始末をつけない と、やはり日本の再生は難しくなるでしょう。
産経ニュースより 2015.12.22
「ア ンカーの論評は受け入れられている」 TBSが「放送法違反」指摘に回答 岸井氏は回答せず
作曲家のすぎやまこういちさんが代表呼びかけ人を務める「放送法遵守を求める視聴者の会」 は22日、「放送法違反」と指摘していたTBS系報道番組「NEWS23」の安保報道をめぐり、TBSや総務省から公開 質問状の回答があったことを明らかにした。
TBSは「報道・情報番組で、経験豊富なキャスターやアンカーがニュースに解説、論評をすることは広く受け入れられ ている」として、「公平・公正な番 組作りを行っており、今後もそのように努めていく」と説明。番組アンカーの岸井成格氏は質問に答えないことをTBSも承 知したという。
これに対し、同会は「甚だ残念。(岸井氏が)無回答という回答さえもTBSに代行させたのは、自ら、言論人の矜持を 根底から放棄したに等しいと言える」としている。
一方、高市早苗総務相は放送の政治的公平性について、「1つの番組というより、放送事業者の番組全体を見て判断する 必要がある」と回答。その上で、1 つの番組でも、(1)選挙期間前後に特定の候補予定者のみを取り上げるなど、選挙の公平性に支障を及ぼす場合(2)国論 を二分する政治課題について、一方 の政治的見解のみを支持する内容を繰り返すなど、不偏不党の立場から逸脱していると認められる場合-には、「一般論とし て『政治的に公平であること』を確 保しているとは認められない」とする見解を示した。
放送法遵守を求める視聴 者の会
昨日の晩は、心穏やかに眠ることが出来なかった方達が多いのじゃないでしょうか。ネット巡回でも、殆どの方が怒り心頭を書き込まれていました。
あのニュースで、心穏やかでいられた人は、日本の名誉に何の関心も無い人だけじゃないでしょうか。唯一、信頼していた、安倍さんに裏切られた気持ちが収まらないと思います。
安倍さんは、この期に及んで、何をとち狂ったのでしょうか。それとも、私には想像もつかない深い戦略が隠れているのでしょうか。
今のところは、怒り心頭の方が殆どと言って良いでしょう。そこで、余命さんがどう考えているのか気になってブログをのぞいてみましたが、まだ、アップされていませんでした。
仕方なく、寝て、朝一番でのぞいてみると、アップされていました。最後に取り上げます。まずは、怒りの声からです。
水島さんも怒り心頭です。
小坪さんが、深く考えています。戦争が近いので、安倍さんも、仕方なく妥協したのじゃないかと考察しています。それでも、これは許せないとの考えです。
小坪しんやのHP~行橋市議会議員 2015年12月28日
許せなかったらシェア】軍の関与を認め、首相のお詫び、未来永劫の禍根はなぜ生じたか
安倍さんと朴大統領が電話で会談したようです。ここでは、やはり、怒りしか覚えません。
NHKニュース 12月28日
日韓首脳が電話会談 おわび表明し関係改善確認
安倍総理大臣は、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領と電話で会談し、慰安婦問題について、おわびと反省の気持ちを表明したうえで、日韓外相会談での合意を歓迎する考えを伝え、日韓関係の改善を確かなものとしていくことを確認しました。
安倍総理大臣は、日韓外相会談を受けて、韓国のパク・クネ大統領と28日夕方、およそ15分間、電話で会談しました。
この中で、安倍総理大臣は「元慰安婦の方々の筆舌に尽くしがたい苦しみを思うと心が痛む。日本国の内閣総理大臣として、改めて、慰安婦としてあまたの 苦痛を経験され、心身にわたり癒やし難い傷を負われたすべての方々に、心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は 「慰安婦問題を含め、日韓間の財産・請求権の問題は、1965年の日韓請求権協定で最終的かつ完全に解決済みであるとの、わが国の立場に変わりはないが、 今回の合意により、慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを歓迎したい」と述べました。
これに対し、パク大統領は「両国の最終合意がなされてよかった。日韓50周年のことし中に合意ができたことには大きな意味がある。慰安婦被害者たちの 名誉と尊厳を回復し、心の傷を癒やす機会にしていかなければならない」と述べました。そのうえで、パク大統領は「すでに合意したように、慰安婦被害者の名 誉と尊厳と心の傷を癒やす事業が実施されれば、この問題が再び議論されることはない。この合意が日韓関係を安定的に発展させるための歴史的契機にしたい。 来年からは、より未来志向の関係としたい」と述べ、今回の合意を歴史的契機として日韓関係の改善を確かなものとしていくことを確認しました。
日本の今の政治家で一番信頼できる中山恭子さんも失望されています。
産経ニュースより 2015.12.28
【「慰安婦」日韓合意】 日こころ・中山代表「大いなる失望」と批判
日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は28日、慰安婦問題で日韓両政府が合意下ことについて、「未来志向の日韓関係を目指して努力した」としつつ、「安倍外交の最大の汚点となると考えられ、大いなる失望を表明する」との談話を発表した。
中山氏は、岸田文雄外相が日韓外相会談後の共同記者発表で「当時の軍の関与の下に」と発言したことについて「いかなる歴史的事実に基づいたものなのか を政府として明確にする必要がある」とし、在韓日本大使館前や米国などの慰安婦像の撤去についても「何ら確約がなされていない」と強調した。
また、「この像のために、海外の日本人達、とくに子供達がいわれのないいじめに遭っている現状について、日本政府としては、どのような対応をしようとするのか明らかにすべきである」とも指摘。「種々の問題点を包含する内容」と疑問を呈し、「強く抗議する」とした。
と、怒り心頭の声が充満していました。ということで、余命さんを読んでみると、全く違っていました。
余命三年時事日記より
399 2015年12月28日時事
.....今回の慰安婦合意は、どう見れば良いのでしょうか? B.B
.....先日余命さんは
「官邸筋の話は全く別次元だよ。韓国がしつこく年内決着を求めているのは事実だ。そこで官邸は4つの条件をだしている。いずれはっきりするが、韓国がのめる条件ではない。
情報はオフレコで流しているようで、すでに慰安婦像撤去という条件が伝わって韓国の関係団体は発狂しているそうだ。安倍総理は韓国の全面降伏を求めている。朴槿恵は応じ切れまい。妥協は韓国国民が激怒するだけだ。」
とあったので、不安はありつつも大丈夫だろうと思っていたら、結局日本の要求は努力目標止まり、相手の要求には唯々諾々のいつもの外交。一体これはどういう事でしょう。
「安倍は韓国と仲良くなんて思っていない」のなら、情けない売国外交の繰り返しは、何の意味があるのでしょう。
あまりに失望しています。 (いち日本人)
.....貴殿は合意文書を読んでいないな。結果は日本の要求がすべて通って、韓国が悲鳴を上げているのだが、それがわからないようだな。まるで反安倍勢力の主張そのものだが、ここはそういう批判の場ではない。失望するのは勝手だがサイト違いではないかな。
.....韓国が全面降伏しただけですよ。韓国は国内の収拾がつくかどうか、これからが大変だな。まあ、どうなろうと関係ないが。
1.最終決着の確認。
2.不可逆の確認。
3.慰安婦像の撤去。
4.賠償金は不可。
以上4点が最低条件であったが、これを全部韓国がのんでしまった。というよりは破綻寸前の経済状況と日本人の高まる嫌韓状況を押さえてスワップをはじめとする日本の援助を模索するにはのまざるを得なかったということである。
初代余命からゴールポストが移動するサッカーなんかやってられないとして慰安婦問題は一切取り上げてこなかった。先般、海外の慰安婦像問 題で活動されている方々の件で少しふれておいたが、そこで、この件はバックの韓国を叩かなければ解決しないという余命のスタンスをあきらかにしている。韓 国系住民の慰安婦像の設置と、慰安婦問題だけではなく、その他の捏造問題でも国連への働きかけが強まっていることから1月中の対策会議の設定をしたところ である。
国内では安倍総理が全面解決のタイミングを見ていたわけだが、韓国のなりふりかまっていられない国内事情からの年内解決という再三の要請に乗る形が、そ のタイミングとみて、急遽、外相会談になったという背景をまず把握しておく必要があるだろう。日本の要求4項目について分析する。
1.最終決着の確認。
この問題は、この外相会談の合意をもって決着するということを日韓双方が確認したという意味は大きい。ゴールポストが固定されたということ である。これによって、今後、朴槿恵が国外でのいわゆる告げ口外交が封印されできなくなってしまった。日本国内でも慰安婦が~という話は終了となる。
2.不可逆の確認。
蒸し返しのブロックまで確認したということ。要するにアンタは信用できないから一筆書いてねということ。国家としては恥ずかしい限りだが、これもなんと認めてしまった。
3.慰安婦像の撤去。
日本の要求は慰安婦像の撤去であった。これは大使館前の像に限定した要求ではなかった。撤去すると明言させるところまで追い込むと朴槿恵政 権はもたない。そこで韓国外相が「この件についての解決に努力する」という文言で妥協した。しかし、これは慰安婦像の撤去についての借用書を書いたという ことにとどまらず、米国、その他の慰安婦像設置に対しての活動のはしごを外したということでもある。この影響は大きい。
4.賠償金は不可。
村山内閣の時に「アジア女性基金」という形で民間の補償措置をとったのであるが、一部を除いて受け取りを拒否。日本政府の責任と補償を求めるということで 韓国側につぶされている。今回は日本政府拠出として財団に一括、10億円ということであるが、この金額は文書には全く記述されていない。
また、この財団は韓国が設立し、日本が資金を拠出するものである。運営の主体と責任は韓国政府にある。日韓協調の取り組みであるから、当然、資金は賠償金ではない。
何よりも問題となりそうなのは、現在慰安婦の利権集団のような挺身協や関係組織から政府の財団に処理が移行するということで、長年、寄生してきた利益集団がその利権?を簡単に手放すとは思えない。そもそも財団ができるかどうかが危ぶまれる。
もう一つの問題は、この財団資金は、対象慰安婦に全額支給されるものではないということである。「アジア女性基金」では一律200万円の 支給であったが、この財団がどのような運営をするかについて日本政府は関知しない。要するに「手切れ金」である。これで慰安婦問題は「完全決着」となれば 安いものだ。
この資金拠出には条件がついている。「具体的には,韓国政府が,元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し,全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復,心の傷の癒やしのための事業を行うこととする措置を着実に実施する」との前提での話である。
要するに韓国が財団をつくってきちんと慰安婦対策をするということが前提なのだが、果たしてどうなることやらまったく不透明である。
また、「韓国政府は,日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し,公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し,韓国政 府としても,可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて,適切に解決されるよう努力する」としているが、努力の結果が出なければ、合意は当 然、白紙になる。この件は海外の慰安婦像はOKというわけにはいかないだろうから、韓国国内の説得には時間がかかるだろう。
なんと言っても最大の成果は以下の3点である。
①「日本政府は,韓国政府と共に,今後,国連等国際社会において,本問題について互いに非難・批判することは控える」
②「韓国政府は今般日本政府の表明した措置が着実に実施されるとの前提で,日本政府と共に今後,国連等国際社会において本問題について互いに非難・批判することは控える」
③「今回の発表により,この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」
今回の合意に安倍総理が謝罪したとして問題視している人がいるが、簡単な話、歴代総理の発言のコピペであって、河野談話の踏襲に過ぎない。ただそれだけの話である。
二、三日は反安倍勢力が騒ぐだろうが、正月明けには騒ぐ根拠がなくなって沈静化するだろう。韓国国内は大混乱で半年は時間が稼げた。韓国 が破綻するかどうかはともかくとして、参院選まで余裕ができた。策士安倍シナリオがまた一歩前進したという話だな。…以下略
これは驚きです。もし、これが本当であれば、安倍さんはとんでもない人です。どうか、これが本当であって欲しいものです。
この中で、私でも、納得できるのは、「この財団は韓国が設立し、日本が資金を拠出するものである。運営の主体と責任は韓国政府にある。日韓協調の取り組みであるから、当然、資金は賠償金ではない。」です。
確かに、これであれば、責任は韓国側です。財団が設立できるか、運営できるかは、韓国次第です。日本は、資金を提供するだけですから責任は一切ないでしょう。
さて、本当はどちらでしょう。取りあえず、余命さんのお蔭で、様子を見るしかないと落ち着くことが出来ました。これで、心穏やかに新年をむかえることが出来そうです。
産経新聞が、日韓外相会談を速報してくれています。決着が着いたとのことですが、やはり、あの岸田外相が丸め込まれているように思えて仕方ありません。
実を言えば、余命三のこの予想にすこし安心していたのですが、どうもそうでも無さそうです。
余命三年時事日記より 投稿日: 2015年12月27日
397 1月20日から不買運動にはいります
…略
安部総理の慰安婦への対応に失望しています。
報道が事実なら、やっていることは野田と同じじゃないですか。
なぜ高給取りの売春婦の為に新基金を設立して金を払わないといけないのか。
強制でもないのに、なぜ安部総理のおわびの手紙を出す必要があるのか。
韓国が産経問題と、最高裁判所が審査対象ではないとしたことへの見返りなのか。そもそもその二つは訴えること自体がおかしいことじゃないか。
これがもし本当だとしたら、安部総理のいう自虐史観からの脱却なんて嘘もいいところです。
総理、外相ともに世界遺産問題でなんの教訓も得ていなかったのか。
余命さんは慰安婦問題にはノータッチということですので、同意してくださる方は今からでも官邸や総理のHP、外相への抗議のご協力お願いいたします。 (おかちゃん)
.....記事のでどこが毎日だからな。こういう関係はソースで判断すべきだろう。
官邸筋の話は全く別次元だよ。韓国がしつこく年内決着を求めているのは事実だ。そこで官邸は4つの条件をだしている。いずれはっきりするが、韓国がのめる条件ではない。
情報はオフレコで流しているようで、すでに慰安婦像撤去という条件が伝わって韓国の関係団体は発狂しているそうだ。安倍総理は韓国の全面降伏を求めている。朴槿恵は応じ切れまい。妥協は韓国国民が激怒するだけだ。
いろいろとわかっていても実際には目先の動きにはどうしても動揺してしまう。こういう場合には視点を大きく広げることだ。3年前から安倍総理のシナリ オは2016年竹島で決着だった。これは任期の関係であった。予想外の進行で次々と懸案が処理され、現実の憲法改正が見えてきた時点で、任期延長を目的の 解散総選挙を打っている。
要するに安倍総理は韓国と仲良くなんて一切考えていない。「日本を取り戻す」シナリオは在日の駆逐と反日勢力の殲滅である。こういう関係は「安倍晋 三」のリベンジ原点、スヒョン文書に書いてある。前回の選挙に大勝してからは当初、2016年通常国会でスパイ関係法、共謀罪関係法を成立させてから動く シナリオが、来年、おそらくは衆参ダブル選挙となるだろうが、またも自民党の大勝であることは間違いなさそうなので、ハードランディングの可能性は薄く なってきた。こんな状況で韓国に譲歩とか妥協などあり得ない。
安倍さんの基本方針は「中韓放置」だから黙って見ていればいいだろう。
投稿記事は在日や反日勢力が喜ぶだけだ。…以下略
ここからが速報です。今一つ、本当のところが見えてきませんが、おわびと反省などと言っている時点で負けですね。おまけに金まで払うそうです。やっぱり、岸田じゃ無理だったか。
産経ニュースより 2015.12.28
【日韓外相会談速報(3)】 慰安婦問題で妥結 韓国側が「蒸し返さない」と確約
岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相は28日午後の会談で、慰安婦問題について妥結した。韓国側が二度と蒸し返さないことを確約した。
【日韓外相会談速報(4)】 韓国外相「合意を導けた」
韓国の尹炳世外相は28日、ソウルで岸田文雄外相と臨んだ共同記者発表で「両国の合意を導き出すことができた」と述べた。
【日韓外相会談速報(5)】 岸田外相「国際社会で互いに非難控える」
岸田文雄外相は28日、ソウルで韓国の尹炳世外相と臨んだ共同記者発表で「軍の関与で女性の名誉を深く傷つけた。日本政府は責任を痛感している。安倍晋首相は日本国の首相として改めて慰安婦すべての方々に心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。
岸田氏は「日本政府はこれまでも真摯に取り組んできたところ、その経験に立ち、日本政府の予算により全慰安婦の心の傷を癒す措置を取る。韓国政府が元 慰安婦の支援を目的とした財団を設立し、日本政府の予算で資金を一括で拠出し、日韓両政府が元慰安婦の方々の名誉と尊厳を回復し、心の癒しのための事業を 行う」と説明。
また、「今回の発表でこの問題が最終的、不可逆的に解決されることを確認する。国連および国際社会で互いに非難、批判することを控える」と述べた。
【日韓外相会談速報(6)】 岸田外相「日本政府の予算措置は10億円程度」
岸田文雄外相は28日、ソウルで韓国の尹炳世外相と臨んだ共同記者発表で慰安婦問題解決のため日本政府が拠出する予算措置の規模について「10億円程度となった」と述べた。
【日韓外相会談速報(7)】 岸田外相「予算措置は国家賠償ではない」
日韓外相会談を終えた岸田文雄外相は28日午後、ソウルで記者団に対し、「合意できたことは歴史的、画期的な成果だ。日韓関係は未来志向の新時代に発展すると考える。日米韓と安全保障協力が前進する素地ができた」と述べた。
岸田氏は日本政府による10億円程度の予算措置について「国家賠償ではない」と強調した。
2015年12月 7日 (月)、第 156 回の「占 領史学ぶ自民党の新組織に期待したい」などで取り上げて来た自民党の「歴史を学び未来を考える本部」の初会 合が開かれたそうです。
自民党のやる事ですからどこまで期待できるかは分かりませんが、兎に角、政治家が本当の日本の歴史を勉強しようとす ることには、遅かりしとは言えども、やらないよりは評価できるでしょう。
後は、実質の本部長である稲田さんの覚悟に期待したいものです。
産経ニュースより 2015.12.22
自 民の歴史研究組織が初会合 歴史教育にも反映へ
自民党は22日、明治以降の歴史を研究する新組織「歴史を学び未来を考える本部」(本部長・谷垣禎一幹事長)の初会 合を党本部で開いた。谷垣氏は「近 現代史教育を充実させるには、まずは政治家が歴史を勉強しなければならない」とあいさつし、取り組みの成果を歴史教育に 反映させたいとの意向をにじませ た。
本部では、有識者を招き、連合国軍総司令部(GHQ)による占領政策や現行憲法の制定過程などを研究。次回以降は学 術性の高さや中立性などを基準に選んだ有識者を講師に招く方針を確認した。
近現代史を学ぶことの必要性を訴え、本部の設置を発案した稲田朋美政調会長は会合で「一番大切なのは客観的事実であ り、政治家それぞれが何を反省し、どういった歴史観を持つかが重要だ」と述べた。
出席した佐藤正久元防衛政務官は「多くの国民が誤解している外地政策(植民地政策)もテーマに取り上げてほしい」と 要望し、衛藤晟一首相補佐官は講師の選定について「『中立性』という基準があると、通説が優先されるのではないか」と懸 念を示した。
本部は安倍晋三首相(党総裁)直轄機関として設置。山内昌之東京大名誉教授と細谷雄一慶応大教授がアドバイザーに就 き、両氏を中心に講師の選定作業を進める。本部は研究期限を設けず、報告書や提言のとりまとめは行わない。
その稲田さんの覚悟を産経が取り上げてくれています。
産経ニュースより 2015.12.23
【単刀直言】 稲 田朋美自民党政調会長 「慰安婦」「百人斬り」…虚偽訂正 学ぶことから
私は弁護士時代から、客観的な事実をしっかりと世界に発信していこうと主張してきました。慰安婦問題や南京攻略戦で の「百人斬り」など、韓国や中国と の間に横たわる歴史認識問題では、あまりにも多くの嘘が流布しています。党内に総裁直轄の「歴史を学び未来を考える本 部」を立ち上げたのは、国会議員も 「世界の中の日本」という視点から歴史を学び直す必要があると思ったからです。
修正主義批判から脱却を
過去を反省するときにも、客観的事実が出発点です。「何を反省するか」がないと真の反省ではないからです。外交にお いて「歴史認識カード」を切られた としても、いわれなき非難に対してはたじろぐことなく客観的事実で冷静に切り返すべきです。戦後70年も経過しているの ですから、東京裁判の判決理由の中 に書かれた「歴史ストーリー」を何も疑ってはいけない、疑うのは歴史修正主義だという風潮からは、そろそろ脱却すべきで しょう。
自民党はこの11月15日に立党から60年を迎えました。結党時の「党の使命」には「秩序と伝統の中につねに進歩を 求め、反省を怠らず…道義的な国民 政党たることを信念とする」などと書かれています。11月29日の立党60年記念式典に合わせて歴史を学ぶ本部を設置し たのは、立党の原点に立ち返ろうと いう意味を込めてのことでもありました。
本部長には谷垣禎一幹事長に就いていただきました。人柄も政治的スタンスも、この方しかいないと思いお願いに行きま した。断られるかもしれないと思いましたが「国会議員も歴史をきちんと学ぶべきだ」と快諾していただきました。
幹事長から「韓国との関係では日清戦争から振り返ったほうがいい」とのアドバイスもいただき、結局、明治維新から現 在までを対象とすることにしまし た。明治憲法と現行憲法の制定過程もテーマにしたいと思っています。党是である「憲法改正」の議論でも、憲法制定の経緯 は知っておく必要がありますから ね。
22日の初会合には多くのメディアが取材に来られ、関心の高さを感じました。ただ、各社から1人ずつ入っていただこ うと考えていたオブザーバーの出席がわずか5人だったのは残念でした。
マスコミ各社に対し、党の部会や調査会、総裁直轄本部などの会議体へのオブザーバー参加を呼びかけるのは、過去にほ とんど例がありません。マスコミの 影響力は大きいので、いっしょに勉強して、意見交換しましょうという趣旨なのですが…。歴史認識については、自民党の中 でも意見が分かれます。ぜひ、マス コミのみなさんにも、紙面で批判するだけでなく、会合の中でも意見をいっていただきたいと思います。
一定の歴史観を党が打ち出すというようなことはまったく考えていません。史実を学んだ上で、それをどう評価するかは 政治家それぞれの判断です。政治家 一人一人が「世界の中の日本」の視点で歴史を謙虚に学び、それぞれの歴史観を持つべきで、報告書や提言をまとめることに は私は反対です。ただ、会合の内容 はすべて記録し、何らかの形でどういう議論が展開されたかがわかるようにするつもりです。…中略
歴史観を党が打ち出すことは考えていないというのに、限界を感じますが、それでも、やらないよりましと言うところで しょうか。
本当は、政治家や官僚など公務員には歴史の試験をしてもらい、反日は採用しないようにしてもらいたいものです。そこ までやらないと、日本再生は遠のきそうです。