これは、これからの展開が期待できそうと、第 142 回の「放 送法遵守を求める視聴者の会」で書きましたが、いよいよ動きだしたようです。
まずは、を送り、記者会見もやったそうです。既に、ネットでは来年春の岸井氏の降板が噂となっているようです。
産経が取り上げてくれていますが、他の新聞社はどうなんでしょう。書くだけの度胸があるのか見ものです。
産経ニュースより 2015.11.26
「安 保廃案に声を」…TBS番組での岸井氏発言に「放送法違反」指摘 放送法遵守を求める視聴者の会が公開質問状
作曲家のすぎやまこういちさんが代表呼びかけ人を務める任意団体「放送法遵守を求める視聴者の会」 が26日、東京都内で記者会見を開き、TBS系「NEWS23」の安保報道が放送法に違反していたとして、番組アンカー を務める岸井成格氏やTBS、総務省に公開質問状を送ったことを明らかにした。
岸井氏は、法案審議が大詰めを迎えていた9月16日の放送で、「メディアとしても廃案に向けて声をずっと上げ続ける べきだ」と発言。視聴者の会は質問 状で、「岸井氏は番組の司会者。番組と放送局を代表する立場から、一方的な意見を断定的に視聴者に押し付けることは、放 送法4条に明らかに抵触する」とし て、岸井氏の考えや発言撤回の意志などを尋ねた。
放送法第4条は、放送番組を編集するに当たり、「政治的に公平であること」や「できるだけ多くの角度から論点を明ら かにすること」を求めている。視聴者の会は、TBSに「岸井発言がTBSとしての意見、すなわち社見であるのか」などと 質問した。
また、総務省に対しては、「一つの番組ではなく、(その局の)番組全体を見てバランスの取れたものであるかを判断す ることが必要」という平成19年の 総務大臣答弁を疑問視。「一般視聴者はある1局の報道番組全体を見ることはできない。なるべく1つの番組内で公平性や多 様な意見の紹介に配慮するのは、放 送事業者の当然の責務ではないか」と問題提起した。
視聴者の会は11月1日、すぎやまさんのほか、上智大の渡部昇一名誉教授、イエローハット創業者の鍵山秀三郎さん、 拓殖大の渡辺利夫総長らが呼びかけ 人となり、発足。今後、放送法4条の周知拡大に努めるほか、賛同者を募り、報道番組を中心に検証作業を進める方針とい う。
呼びかけ人の一人、米カリフォルニア州弁護士でタレントのケント・ギルバートさんは「日本のテレビ局の態度は傲慢に 見える。自分たちは賢く、ばかな国 民を誘導しなくてはダメ、という態度に見える。決めるのは国民で、意見を押しつけることは正しくない姿勢。もっと謙虚に やってもらいたい」と訴えた。
この動きが大きなうねりになり、メディアの改革に繋がるなんてことは期待できそうもないですが、声が大きくなれば、 反日左翼マスコミも動き難くはなりそうです。本当は、全て叩き潰す必要がありますが、これは、余命三年作戦の 方が実現は早いかも。
最近は、太陽光発電の技術ブレークによる価格破壊が起きないので、興味も薄れてきてしまい、取り上げる記事も減ったよう な気がします。
ところが、ここに来て、驚くような記事がありました。
7月22日 (水)、第 5771回の「ペ ロブスカイト太陽電池」などで取り上げた日本初の太陽電池が凄いことになっているようです。
ニュースイッチ Newswitch by 日刊工業新聞社より 2015年11月16日
【革新!温暖化対策#02】塗るとク ルマで発電ができる日本発の太陽電池
「ペロブスカイト」世界各地で効率更新。東大が世界新
ぺ ロブスカイト太陽電池(宮坂教授)
再生可能エネルギーが新境地に入ろうとしている。日本発の新型太陽電池の研究成果が世界で次々に発表されている。発 明から10年もたたないうちに主流のシリコン系太陽電池に迫るまでに性能が向上しており、将来の太陽光発電産業を背負っ て立つ"大型新人"となりそうだ。
日本生まれの新しい太陽電池は「ペロブスカイト太陽電池」。「ペロブスカイト」という特殊な結晶構造を持つ太陽電池 の総称だ。目新しい構造ではなかったが、桐蔭横浜大学の宮坂力教授が太陽電池として作動することを見いだした。
宮坂教授は特徴としてまず「光発電の特性に優れる」ことをあげる。太陽光エネルギーを電気に変える変換効率が太陽電 池の性能を示す指標だ。数値が高いほど少ない面積で多くの電力を生み出せる。シリコン系ではセルベースで24%超が量産 されている。
宮坂教授が09年に製作したペロブスカイト太陽電池は3%台だった。それが12年に10%を突破すると世界中で研究 に火がついた。14年には米カリ フォルニア大学ロサンゼルス校のチームが19・3%の成果を発表。そして15年、韓国化学研究所が20・1%をたたきだ し、20%台へ突入した。
理論上は30%が可能とされている。実際の製作可能性を考えると25%は十分にいけると見られている。それも「あと 1年で25%に届くと言われてい る」(宮坂教授)という。研究室レベルではあるがペロブスカイト太陽電池は短期間に半世紀の歴史があるシリコン系と並ぶ という驚異的な成長ぶりだ。
「圧倒的な低コストで製造できる」(宮坂教授)のも大きな特徴であり、世界中の研究者を引きつける魅力だ。材料その ものが安い。その材料を基板に塗って製作できるためシリコン系ほど高温を必要する製造プロセスがなく安価だ。
皿のような器にペロブスカイト太陽電池の材料を載せて高速で回す実験映像がある。回転するうちに材料が均一に広がり 発光が始まる。照射された光に反応 して生み出された電子が発光した。電子を電気として取り出す配線を施しておくと発電する。この映像でも簡単に作れること がわかる。
シリコン系が苦手な場所で普及する可能性
ペロブスカイト太陽電池はデビュー前でありながら、従来の太陽電池を変えるような研究成果が次々に公表されている。 まさに「未完の大器」だ。宮坂教授 は実用化されると「シリコン系と競合しない」と話す。屋根の上や地面はシリコン系が使われ、ペロブスカイト太陽電池はシ リコン系が苦手な場所に普及すると 見通す。
例えば軽さを生かし、ビル壁面に貼り付ける太陽電池をつくれる。フィルムのような柔らかい基板にも塗布できるので曲 げ伸ばし可能な太陽電池を製作して曲面にも取り付けができる。窓を太陽電池にすることも可能だ。
現在でも「窓発電」はあるが、太陽電池に光が透過する切り込みを入れている。室内に光を届けられるが、切った部分は 発電しないので無駄だ。ペロブスカイト太陽電池は色を薄くして半透明にもできるので、窓全体を発電に使える。自動車に塗 ると車体を太陽電池にできる。
課題は耐久性だ。有機材料を使うため高温に弱い。空気や湿気による劣化も進むため、適切な封止剤を見つけて密閉する 必要がある。「劣化の原因はわかっ ている。犯人の物質を他の物質に置き換えればよい」とするように、課題克服の道筋ははっきりしている。世界の研究者が競 い合うように開発を加速させてお り、実用化の日は近い。
また、また世界記録が更新された 日刊工業新聞2015年11月13日
東京大学先端科学技術研究センターの瀬川浩司教授らは、半導体シリコンを使わない有機系太陽電池で、エネルギー変換 効率21・5%と世界最高値を達成 した。ペロブスカイト太陽電池と広帯域色素増感太陽電池を組み合わせ、韓国の研究機関が単体のペロブスカイト太陽電池で 記録したこれまでの最高値20・ 1%を上回った。今後、太陽電池セルの性能向上などを進め、2020年頃までに同25%超を目指す。
ペロブスカイト太陽電池は、製造方法が簡単で高い変換効率が得られる低コストの次世代太陽電池として注目されてい る。ただ、それに用いる有機金属ハラ イドペロブスカイト結晶が吸収できる光が、おおむね800ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の可視域に限られ、太 陽光に多く含まれる近赤外域の光を 吸収できない。
瀬川教授らは、1100ナノメートルまでの近赤外光を吸収できる広帯域色素増感太陽電池を開発。ペロブスカイト太陽 電池と組み合わせた複合型太陽電池を構築した。
特定の波長より短い波長の光を反射する半面、それ以外の長波長の光は透過するダイクロイックミラーを利用。太陽光を 分光し、ペロブスカイト太陽電池が 吸収できない近赤外光は、広帯域色素増感太陽電池に吸収させることによって光エネルギー変換時の損失を低減、高効率化し た。
耐久性に難点があるんですね。何とか、実用化までこぎつけてもらいたいものです。
と、思ってたら、こんな記事もありました。何だか、希望が湧いてきそうです。
スマートジャパ ン 015年11月09日
太陽光:低 コスト・高効率な次世代太陽電池、1000時間の光連続照射試験をクリア
物質・材料研究機構は、 低コスト・高効率な次世代太陽電池として注目され ているペロブスカイト太陽電池において、セル面積1平方センチメートルで変換効率16%という高効率を実現したことを発 表した。また、1000時間連続照 射の信頼性テストもクリアし、実用化に前進した。[三島一孝,スマートジャパン]
ペロブスカイト太陽電池は、低コストで高効率な次世代太陽電池として注目されている。「ペロブスカイト」は結晶構造 の一種で、灰チタン石(ペロブスカ イト)と同様の構造体を指す。同太陽電池は、塗布などの低温溶液プロセスで簡単に作製できること、高い光吸収能力を示 し、かつ大きな短絡電流と高い開放電 圧が得られることが特徴だ。しかし、一方で構造そのものの仕組みがよく分かっておらず、構造の安定化なども含め実用化に 向けたさまざまな課題を、順次クリ アしているという状況である。
図 1 ペロブスカイト太陽電池の構造 ※出典:NIMS
今回、物質・材料研究機構(NIMS)をはじめとする研究グループが開発を進めたのは、大きなセル面積で高効率な発 電と信頼性の向上を実現すること だ。従来のペロブスカイト太陽電池は、これまでに高い変換効率を持つと報告された研究成果のいずれもセル面積が約0.1 平方センチメートルと小さく、信頼 性も低いものが多かった。しかし実用化に向けてはセル面積の拡大と、信頼性の向上は必須となる。
この問題を解決するために、NIMS太陽光発電材料ユニット ユニット長の韓礼元氏をはじめとする研究グループは、これまで電子抽出層とホール抽出層に用いられていた有機材料を無機材料に変更。無機材料は電気抵抗が 高いため層の厚さを薄くしなければならない他、拡大すると欠陥が増える問題を抱えているが、ホール抽出層と電子抽出層に LiイオンとNbイオンを高濃度添 加することで、導電性を10倍以上に向上させることに成功した(図2)。
図 2 今回開発した約1平方センチメートルのペロブスカイト太陽電池セル 出典:NIMS
これにより、10~20ナノメートルの厚い層を使用できるようになり、大面積でもピンホールの少ない層を形成するこ とが可能となった。これらにより、セル面積1平方メートル以上で変換効率を16%に向上させることに成功したという(図 3)。
図 3 開発されたペロブスカイト太陽電池の変換効率(PCE=変換効率) 出典:NIMS
さらに、電子抽出層とホール抽出層ともに無機材料を用いることで信頼性も大幅に向上し、実用化の目安とされる光強度 1sun(1000W/平方メートル)の太陽光で1000 時間の連続照射をしても、変換効率の低下が10%以内という信頼性を示した(図4)。
図 4 ペロブスカイト太陽電池の光連続照射テストの結果。黒が光照射をしない場合、赤が光照射をした場合を示している 出典:NIMS
今後は、これらの成果をもとに、さらなる高性能材料を開発するとともに、ペロブスカイト太陽電池における各層間の界 面を制御することによって、高性能 化を目指す。さらに実用化研究を民間企業と共同で推進することで、火力発電並みのコストの実現に取り組んでいくとしてい る。
別々に研究しているのでしょうね。こういうのは、共同研究にして、一気にブレークスルーしてもらいたいものです。
折角、日本で生まれて、育ちそうな技術だけに、国が関わっても良いので、プロジェクトにして、世界に先駆けて実用化 に漕ぎ着けてもらいたいものです。
こうやって、地道な研究から、世界のエネルギー問題に貢献する技術が日本で開発されれば、いよいよ、日本はエネル ギー大国に近づきます。
日本が、エネルギーと食料自給が出きるようになれば、いよいよ、日本の時代です。
暫く話題にならず、大人しくなったのかなと思っていた、 あの植村元記者が動きだしたようです。相変わらず、恥知らずな発言をしているようです。
どうして、慰安婦問題の関係者はこの男といい、河野洋平といい、何とも言えない反日恥知らずです。同じような性 格なのでしょうか。それとも、やはり、日本人ではないのでしょうか。何とも、不思議な人達です。
とうとう、北星学園を辞めるのだそうですが、それでは収まらずにもっと恥を晒すようです。
ZAKZAKよ り 2015.11.26
元 朝日記者の植村氏、韓国の大学へ 北星学園大講師を辞任
韓国の私立大学に招聘教授として就任すると発表する、元朝日新聞記者の植村隆氏=26日午前、札幌 市の北星学園大【拡大】
北星学園大(札幌市)の田村信一学長は26日、元朝日新聞記者で従軍慰安婦報道に関わった植村隆氏(57)が本 年度で非常勤講師を辞任し、来年3月から韓国の私立「韓国カトリック大学校」に招聘教授として就任すると発表した。
植村氏が19日、韓国への赴任と、来年度は北星学園大で仕事ができないことを田村学長に報告した。学長は、植村 氏をめぐり大学に脅迫電話や抗議文が届 いたことに触れ、「日本の大学への挑戦で、屈することはできないと思ってきた。この経験を総括して広く社会に問いた い」と話した。
植村氏は会見で「卑劣な攻撃に耐え、これまで雇用を守ってくれた大学には感謝している。『捏造記者』というでっ ち上げに対する闘いは、言論と法廷の場で続く」と語った。
韓国カトリック大学校は北星学園大と留学生交換の提携を結んでおり、植村氏は週に1~2回、「日韓交流の歴史」 の講義を行う。任期は1年。
地元の左翼新聞北海道新聞も書いています。こちらは、流石、肩を持っているようです。
北海道新聞の速報ニュース 11/26
北 星大の元朝日記者、韓国の大学で客員教授に 本年度限りで退職
日本軍慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者で北星学園大(札幌市厚別区)非常勤講師の植村隆氏(57)が来 年、韓国の私立カトリック大学に客員教授として採用されることが25日、分かった。北星学園大は本年度限りで退職す る。
植村氏は北星学園大の田村信一学長と26日に同大で記者会見を開き、詳細を発表する。田村学長は取材に「今はコ メントできない」と話している。
関係者によると、来年3月から日韓交流などを講義する。任期は1年。カトリック大は、医学部などを持つ総合大 学。北星学園大の姉妹校で、学生が植村氏の雇用を守る署名運動などを展開している。
植村氏をめぐっては、昨年、同大に「解雇しないと、大学を爆破する」などの脅迫が始まり、同大は一時は雇い止め 方針を発表。市民でつくる「負けるな北星!の会」などの運動で撤回し、雇用を維持していた。
産経新聞が、記者会見を詳細に書いてくれています。ちょっと長いので、全文はリンク元で読んでください。
産経ニュースより 2015.11.26
【元 朝日記者の植村隆氏、韓国の大学へ 会見詳報(上)】
「韓国に逃げ出したわけではない」「来年の手記出版目指している」
北星学園大(札幌市)の田村信一学長と朝日新聞の初期の慰安婦報道に関わった同大非常勤講師で元朝日新聞記者、 植村隆氏(57)が26日、記者会見し、植村氏が来年3月から韓国の私立「韓国カトリック大学校」に招聘(しょうへ い)教授として就任することを発表した。
記者会見の詳報は次の通り。
植村隆氏「記者会見に集まってくださり、ありがとうございます。私は韓国カトリック大学校から招かれ、来年、 2016年3月から1年間、招聘教授とし て、ビジティングフェロー、客員教授のようなものですが、カトリック大学校で講義を持つことになりました。週に1、 2回の講義で、『日韓交流の歴史』を学 生たちとともに学ぶ授業です。北星学園大学では、留学生向けの国際交流特別講義を担当しておりました。一番多かった のが韓国カトリック大学からの留学生 で、この講義を評価してくださったことが、今回の招聘につながったのだと思います。ご期待に添えるように、さらに努 力をしていきたいというように考えてお ります」
「私は札幌と東京で、それぞれ名誉毀損(きそん)の訴訟を起こしておりますので、ソウル、札幌、東京を行ったり来 たりすることになると思います。従っ て、時間的な制約もあり、2012年から続けてきた北星学園大学での非常勤講師の仕事を続けることができない旨、先 日、田村学長へお伝えいたしました」
「皆さん、ご存じのように私への不当なバッシングは北星へ波及し、その攻撃はすさまじいものでした。大学当局は 学生を守るため、警備を強化し、大変な 費用と人員をこの問題のためにあてなければなりませんでした。私のことで、北星の学生、教職員の皆さんに大きな苦痛 やご迷惑をかけたことを、本当に心苦し く思っています。そして、これまでの北星の対応には、大変感謝をしております。また、厳しい状況の中でも、学内で私 を見かけると、いつも自分から声をかけ てくださった田村学長の厚意にも感謝しております。私がこうして新たな一歩を踏み出すことができるようになったの も、北星が私と一緒に闘ってくださったお かげです。心からお礼を申し上げます。平和と人権の精神を持つ北星で4年間講義できたことは、私にとって本当に幸い なことでした。今後も協定校の教員とし て、北星との交流を進めていきたいと思っています」
「また、この場を借りて申し上げたいことがあります。この間、北星学園大学、私を応援してくださった全国の市 民、弁護士、研究者、ジャーナリスト、さ まざまな方々に改めてお礼を申し上げたいと思っています。ありがとうございました。皆様のおかげでここまでやってこ られました。本当に感謝しております。 皆様の応援の声の一つ一つが大きな支えになりました。卑劣な攻撃に耐え抜きました。しかし、私への攻撃を生んだ、捏 造(ねつぞう)記者というでっち上げに 対する私の闘いは言論の場、法廷の場に続きます。この闘いに負けるわけには決していきません。これからもよろしくお 願いします」
本当に、恥知らず全開です。人間、このくらい恥を捨てれば、どこででも生きていけるのでしょうね。大したもので す。
この人や、河野洋平などに反省を求めるのはやはり、無理なようです。生きている限り、日本を貶めるための発言を 止めそうもないですね。困ったものです。どうしたらいいのでしょう。
歴史をきち んと調べて書いた、朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授が、第 146 回の「慰 安婦を食い物にする挺対協」や第 899回の「元 慰安婦に政府賠償と謝罪を」でも取り上げたように、とんでもない目に会っていますが。
何と、それに対して、あの若宮啓文・元朝日新聞主筆達売国奴質が抗議声明を発表したそうです。あの河野洋平と村山富 市までもが名前を連ねているそうです。
冗談みたいな話題です。仲間割れでしょうか。どんどんやって貰いたいものです。
産経ニュースより 2015.11.26
「韓 国の言論の自由侵害を憂慮」元朝日新聞主筆らが抗議声明、「帝国の慰安婦」著者の起訴で 河野氏、村山氏も賛同人に
韓国のソウル東部地検が、慰安婦問題の学術研究書「帝国の慰安婦-植民地支配と記憶の闘い」の著者、朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授を元慰安婦の名誉を 毀損(きそん)したとして在宅起訴した問題で、日本のジャーナリストや学者などを中心とする有志が26日、抗議声明を発 表した。
声明は「言論に対しては言論で対抗すべきであり、学問の場に公権力が踏み込むべきでないのは、近代民主主義の基本原 理ではないでしょうか」と指摘。韓 国の憲法が明記する言論・出版の自由や学問・芸術の自由が「侵されつつあるのを憂慮せざるをえません」との懸念を示し た。
25日現在、抗議声明の賛同人は54人で、河野洋平元官房長官と村山富市元首相も名前を連ねている。ソウル東部地検 は、朴氏の著書にある記述を「虚偽」と判断するにあたり、その根拠の一つとして慰安婦募集の強制性を認めた河野談話を挙 げている。
26日に東京・内幸町の日本記者クラブで会見した抗議声明の賛同者の1人、若宮啓文・元朝日新聞主筆は、河野氏が 「談話の意図が曲解されていると感じ ている。大変憂慮している」と語ったことを明らかにした。また、村山氏もアジア女性基金理事長を務めた経緯などから「当 事者性を感じており(抗議声明に) 参加したいとの意向があった」と説明した。
是非、どちらもが致命傷になるまで戦って、潰し合いをしてもらいたいものです。何とも、楽しみですね。
阿比留さんが、この争いの根源は河野談話にあると鋭く書いてくれています。
産経ニュースより 2015.11.26
【阿比留瑠比の極言御免】 韓 国学者起訴を招いた河野談話 「善意」のはずが韓国内までも縛るとは…
韓国のソウル東部地検が18日、著書の学術書で朝鮮半島での慰安婦強制連行を否定した世宗大の朴裕河教授を、名誉毀 損の罪で在宅起訴した問題が波紋を 広げている。日頃は慰安婦問題で産経新聞とは論調が異なる新聞も社説で「歴史研究への介入憂う」(毎日新聞)、「韓国の 自由の危機だ」(朝日新聞)などと 懸念を表明した。
こと慰安婦問題をめぐっては、自由な学術的研究や発表も許されないという韓国の現状は異様である。まさに「歴史研究 を妨げる不当な起訴」(産経新聞「主張」)というほかない。
起訴根拠に
ただ、同時に日本人として恥ずかしく申し訳ない思いもした。検察当局は朴氏の著書の記述を「虚偽」と断じ、慰安婦に ついて日本国と日本軍によって強制 動員された「性奴隷」と変わらない被害者と認定したが、その根拠とした「客観的資料」の一つに、平成5年の「河野洋平官 房長官談話」が含まれていたから だ。
つまり、物的証拠も日本側証言もないまま慰安婦募集の強制性を認めた河野談話が、結果として検察当局が一研究者を罪 に陥れるための道具・材料として利用されたのである。
何らかの形での「強制認定」を求める韓国側の要求に対し、当時の宮沢喜一内閣が安易に迎合して曖昧な河野談話を作っ た揚げ句、どうなったか。日本が内外でおとしめられただけでなく、韓国人の研究者の学問や表現の自由まで縛る結果を生ん でしまった。
今回の朴氏の在宅起訴により、韓国の他の研究者の歴史研究や、ジャーナリストらの事実発掘や発表が封じられかねな い。河野談話は、事実関係に基づく日韓の相互理解を遠ざけ、話し合いの余地を狭めた。
政治が浅薄な知識・見識や幼稚な「善意」で歴史をもてあそぶと、ろくなことにならない-。
そんな憂慮を抱えていたら、今度は22日になって、河野談話が強制性認定に踏み込むきっかけとなった韓国の金泳三元 大統領の訃報が飛び込んできた。金氏は就任間もない1993(平成5)年3月、慰安婦問題でこう表明した。
「物質的な補償を日本側に要求しない。真相究明が重要であり、被害者に対しては韓国政府が補償する」
これを好意的に受けとめた宮沢内閣は、それならば日韓請求権協定に抵触する補償問題には発展しないと考えて強制性認 定へと前のめりになった。
主張うのみ
産経新聞が入手した当時の政府文書によると、韓国外務省幹部は同月、日本側にこう説明していた。
「過去史に関連する問題が提起されるたびに日本側に何らかの補償を求める姿勢は慎むべし、との趣旨が中心の (金氏の)発言で、勇気ある発言だった」
「より悪いのは日本政府であると主張し、日本側に補償的な措置を要求して国民の非難をかわそうとするのが韓国 政府の役割なのではなく、自分で解決していくのが責務である、と述べる趣旨である」
こうした韓国側の主張をうのみにし、韓国側と文言の一字一句に至るまですり合わせをして「合作」で河野談話を作った ものの、慰安婦問題はいまだに解決も妥 結もしていない。金氏の「勇気ある発言」も元のもくあみとなり、韓国政府は「誠意ある行動」を飽くことなく求め続け ている。
言論の自由も怪しく、国家元首の発言も簡単に覆る国と、どう交渉を進めるのか。外交当局にちょっぴり同情した くなった。(論説委員兼政治部編集委員)
どれ程、お人好しだったかが良く分かります。素直に、その失敗を世界に発信して謝れば、これ程、反日売国奴と言われ ることもなかったでしょうに、流石に、もう遅いでしょう。と言いながらも、日本人なら、許しそうな気もします。
こちらは、朝日新聞です。何と、朴教授へのインタビュー記事です。良く、臆面もなくインタビュー出来るものです。 やはり、並の日本人にはできないことでしょう。臆面もないとは、こういうのを言うのでしょうね。
やはり、この新聞に謝罪を求めるのは、どう考えても不可能のようです。
それにしても、日本人って、ここまで落ちぶれることが出来るものでしょうか。もしかしたら、社員に日本人はいないのか もと思いたくなります。流石に、そこまでは浸食されてないのでしょうから、やはり、日本人の堕落の酷さですね。
朝日新聞デジタル より 11月27日(金)
「帝 国の慰安婦」著者に聞く 「史料に基づき解釈した」
韓国の朴裕河(パクユハ)・世宗大教授が出版した旧日本軍の慰安婦問題についての著書「帝国の慰安婦」 (韓国版)を巡り、ソウル東部地方検 察庁が18日、朴教授を元慰安婦に対する名誉毀損(きそん)の罪で在宅起訴した。検察や韓国社会の反応をどう受け止めて いるのか。朴教授の考えを聞いた。
――検察からどのような調査を受けたのですか。
昨年12月から今年2月にかけ、検察や警察の取り調べを計5回受けた。告訴した元慰安婦らが指摘した53 カ所の記述について説明を求められ た。最初の2回の後、担当官が上司に「嫌疑なし」と報告した話を直接聞いたが、更に捜査を受けた。現場の意向が尊重され ず、何らかの圧力がかかったのかと 思った。
今年4月、検事が「前後の文脈はわかるが、法的には問題があるから起訴する」と通告した。抗議すると「で は調停にしよう」と言われた。原告 から、仮処分の判決を受けて新たに出した削除版の絶版や日本版の修正などを求められたため、応じることはできず、調停は 成立しなかった。
検事は「おばあさんは売春婦だったということなのか!」と質問してきた。元慰安婦を(傷つけるような) テーマにした漫画のコピーを机にたたきつけ、「これを知らないのか」と怒鳴ったりもした。
――なぜそのような行動を取ったのでしょうか。
彼らの考え方の根底には、売春に対する差別意識や「売春婦は傷ついた人ではない」という意識がある。私 は、元慰安婦を傷つけるために著書を書いたわけではない。
――検察の主張をどう受け止めますか。
検察は、虚偽の事実で元慰安婦の人格や名誉を大きく侵害し、学問の自由を逸脱していると主張している。学 者としての解釈の問題に踏み込んで いる。しかし、私はすべて史料に基づいて解釈した。誰かを特定しているわけでもなく、慰安婦の過酷な状況をむしろ強調し たつもりだ。「売春婦には苦痛など ない」とする考え方がこうした事態を招いていると思う。
検察の主張通りなら、全ての学者はすでにある考え方を踏襲しなければならず、政府を代弁しなければいけな いことになる。しかも出版後、韓国政府も20年前は私と近い理解をしていたことを知った。もちろん、私は日本の立場を代 弁しているわけでもない。
――韓国内で著書に反発する声も出ています。
元慰安婦を支持する団体や男性学者には「守るべき対象は純潔でなければならない」という意識がある。元慰 安婦は民族の象徴でもあり、そのイメージを変えてはいけないという考えを無意識に持っている。
私は著書のなかで、元慰安婦を「売春婦」と呼ぶ人々を批判したつもりだ。「自発的売春婦だった」と主張す る一部の日本人の話を指摘し、否定 した。「管理売春」「公娼(こうしょう)」という言葉は使ったが、そのような指摘をしている学者は他にもいる。私の著書 を読んで、元慰安婦らを「売春婦 だ」と批判する人はいないはずだ。
「元慰安婦と日本軍が同志的な関係にあった」と書いたのは、当時の全体的な枠組みを説明しただけだ。元慰 安婦のなかには、似たような貧しい環境で育った日本軍兵士と良好な関係になった人もいた。すべて証言集に出てくること だ。
「例外ばかりを書いて物語を作った」と批判する人がいるが、私は異なる史料と異なる解釈で過酷な状況を強 調したつもりだ。読み方が偏っていると言わざるを得ない。
――反発の声が出る背景は何でしょうか。
歴史をどう描くか、歴史にどう向き合うのかという問題。こうした根本的な問題に向き合うべき時代になっ た。韓国では戦後から冷戦が終わるま での約50年間、反共が最重要な考え方で、日本について考えてこなかった。その間、戦後日本の姿は、韓国の人々に伝わっ ていなかった。
――今後、どのような執筆活動をしていきますか。
これから二つのことをやりたい。以前からの宿題だった、著書を拒否して批判する人々の考え方の検証。第2 に終戦直後、朝鮮半島から日本に引き揚げた人々の問題を扱いたい。日本人と朝鮮人の関係を問い直す機会になるからだ。
戦争を経験していない人々が、観念的に歴史を解釈し、自己存在の証明に使う傾向がある。そうした傾向から 抜け出し、真の当事者主義で歴史を見る必要がある。
大学には起訴された場合に職務解除の学則があるのだが、これからどうなるのかはわからない。不名誉である ことは事実だ。一方で、徐々に私の考えを理解してくれる人々が増えているのをせめてもの幸いと考えている。(ソウル=牧 野愛博)
これは、もしかしたら、朝日新聞の総力を挙げてのアリバイ工作なのかもしれません。とんだ、茶番です。