10月24日 (月)、第 478回の「日 本共産党とは何か?」で、共産党の実態を語ってくれた、篠原常一郎さんが、【月刊正論】でも内部の暴露を書 いてくれ ています。それを、産経新聞が載せてくれました。
篠原さん、命は大丈夫でしょうか。何とも、恐ろしい党です。日本から一日も早く撲滅しなければならないことが良く分 かりま す。かなり長い文なので、全文はリンク元で読んでください。
撲滅には、10月 9日 (日)、「テ ロに屈して言論弾圧をする行橋市議会」や、減少している購読数を、11 月 2 日(水)、第 867回の「政務活動費で『しんぶん赤旗』購入」などで取り上げてきたように、元栓を締めることが一番で しょう。
産経ニュースより 2016.10.29
【月刊正論】幹 部の収入を暴露! 日本共産党の元党員の私が20の疑問に答えます 篠原常一郎
Q1 共産主義では全ての人が平等というタテマエですよね。共産党は「天皇」の存在をどう考えているのでしょうか
A1 日本共産党は戦前、コミンテルンの指導下に決めた基本方針(27年テーゼ、32年テーゼ)で皇室をいただいた日 本の国体 を「絶対主義的天皇制」と規定して「革命で打倒する」対象にしていました。結果、日本共産党は治安維持法による取締り・弾圧を受 けたのです。
共産主義の理念「万人の平等」を根拠に天皇制に反対したのではなく、「日本帝国主義の支配構造は、軍の統帥権を握り絶 対主義的 な権力を持った天皇と軍部、従属的に追随する大財閥・独占企業からなる」として「支配体制の要=天皇」を打倒対象としました。 「君臨すれども統治せず」が天皇の歴史的実態だったのですから、この見方の誤りは明瞭ですね。
戦後、日本共産党が「天皇制の打倒」を主張したことは意外なことに一度もありません。1980年代半ば以降、当時の党 トップ だった宮本顕治委員長が「第9条などの平和条項だけではなく象徴天皇に関する条項を含め現憲法を全面的に擁護する」という立場を 明らかにし、今日に至っています。
今後も共産党が護憲スタンスをガラリと変えて「天皇制打倒」に回帰することは無いでしょう。たちどころに国民の支持を 失います からね。…中略
Q5 共産党職員の給与は平等じゃないんですか。不破さんはなぜ豪邸に住んでいられるのですか
A5 「日本共産党の謎」の筆頭が最大のカリスマ=前議長の不破哲三氏の、神奈川・津久井湖近くにある敷地千坪の豪華 山荘暮ら しですね。不破氏も党本部職員になる前の新婚時代(半世紀以上前)は、都営団地に住んでいた薄給のプロレタリアート(無産階級) 状態で、どうやって蓄財したのか想像もつかないでしょう。
秘密は二つ。一つは、党の一般職員と幹部の給与格差です。党中央の頂点に近い常任幹部会委員になると年収で最低 1000万円以 上が保証され、中央委員以上の医療費自己負担分は「党幹部の保全のため」との趣旨で党中央財政部が支払ってくれます。若い職員が 「ワーキングプア」並みの薄給、地方の党職員は遅配欠配がザラであることを考えると破格の待遇です。
もう一つは著書の印税。「実績と能力がある」中央幹部は著作を出版し、印税は個人で受け取れます。党内には「幹部の印 税は中央 財政に繰り入れられる」と説明していますが、ウソ。不破氏の著書は党機関紙「赤旗」でどんどんタダで宣伝し、党員に購買を煽る一 方、少ない一刷分の印税を党に寄付したら、二刷分以降の印税はすべて著者の懐に入ります。筆者の調べでは現職衆議院議員 時の不破 氏の印税収入は年間900~1500万円!(資産報告書の閲覧による)。最近も著書刊行は盛んですから、かなりあるでしょう。日 常生活のために党職員が常時5名、不破家に宿泊体制で配置され、運転手付き乗用車や洗濯・炊事まで不破夫妻の暮らしは党 丸抱えで す。この上、高額給与と印税を手にすれば、暮らしは富裕層並み。もっとも不破氏のカリスマ性あってのことで、志位委員長のお宅は 公団分譲マンションですよ。…中略
Q14 「赤旗」は赤字ですか
A14 「赤旗」日曜版は発行数が100万部前後で、今でも日本で最大部数の週刊紙です。ところが、日刊「赤旗」は 20万部く らい。全国紙としては採算割れで、月々数千万円以上の赤字が出ています。それを日曜版の収益でカバーして、帳尻を合わせています が、「赤旗」全体の収益は長期的にガタ落ちです。立て直し策として考えられるのは、日刊「赤旗」の休刊ですね。全国いく つかの印 刷所で作られ、毎朝、宅配体制を維持するためにトラック輸送網が敷かれていて、そのために党傘下の輸送会社や用紙会社まで運営さ れているほど。とてつもない人員資材が投入されても、20万前後の部数の収入では賄いきれません。
Q15 「赤旗」を読んでいない党員もいるのですか
A15 党員は毎日の「赤旗」を読んで党の方針を知るタテマエですが、公称30万人の党員数より日刊「赤旗」の部数が かなり下 回っています。もちろん、読まない党員がいるからです。これは、党員の高齢化(それに伴う貧困化)と入党のハードルを下げたこと の二つがマイナス要因になってますね。「もう視力が追いつかないから、日刊の方は勘弁して」と党専従の時に高齢者党員か らよく言 われましたよ。少ない年金やアルバイト暮らしですから、月数千円以上の購読費用はつらいでしょう。後は「ともかく党員を増やせ」 と上級から尻を叩かれて、地方議員が苦し紛れで自分がお世話した人を入党させる。入った方は議員さんの後援会員になった くらいに しか感じていない。だから、「支持してるんだから、そんなに高くて難しい新聞、読まなくてもいいじゃないか」となってしまう…。
まあ「活字離れ」で一般の新聞も部数が低迷している折、「赤旗」の部数が減るのは世の流れとして仕方ないと思いますけ どね。… 以下略
折角減っている今こそ、息の音を止めるには最適な時かもしれませんね。まずは、無理やり買わされている公務員が全員 勾配を止 めるべきでしょう。
それにしても、こんな党を生き残らせている日本人が目を覚ますことが一番必要ですね。
当時は大騒ぎでしたが、結局は有耶無耶にされ てし まったようで、その全容も解らなかったイトマン事件でした。
この部屋でも、1999年9月10日金曜日、第 36話の「権力(人事)」で、本の少し触れているだけで、既に闇の彼方だったようです。
ところが、ここに来て、もの凄い暴露本が出たようです。まずは、産経の田村さんが事件の最初の報道について書かれて いま す。何と、田村さんが日経の時のスクープだったようです。
産経ニュースより 2016.10.23
【田村秀男のお金は知っている】な ぜ日経新聞はイトマン事件を矮小化したのか? 超弩級のスクープが3面の段物に 他紙は黙殺…
17日発行の本紙に、住友銀行(現在の三井住友銀行)取締役の國重惇史(くにしげ・あつし)氏のインタビューが掲載さ れて いた。同氏は著書『住友銀行秘史』(講談社刊)で、住銀が約5000億円の損失を被った「イトマン事件」の内幕を明らかにし た。筆者(田村)は事件当時、日本経済新聞のデスクだったのだが、内心忸怩(じくじ)たる思いで同書を読んだ。(夕刊フ ジ)
ときは1990年9月15日、土曜日の午後。週末は通常、現場からの書き置き原稿をもとに紙面を編集するので、平日の よう な緊迫感はない。上がってくる記者はいなく閑散としている。ふと見ると大塚将司記者が横に来ている。原稿は数字と事実だけを 淡々と並べているが、ことの重大性はただちにわかった。
「これは超弩級(ちょうどきゅう)のスクープじゃないか。1面アタマにするから、解説を加えよ」と指示したが、大塚は 「3 面の段物でよい」と譲らない。1面トップは事前に電話で上司に報告する必要があるのだが、大塚は「そしたらこの記事は潰され るよ」。
大塚の口ぶりから察すると、編集幹部は事件報道が住銀の信用不安につながりかねないと恐れていた。大塚は、編集委員と して 頻繁に米国出張し、社内事情には疎い筆者がデスクに座る日を選んで出稿してきた。幹部から待ったをかけられると、記事はボツ にもなりかねない。考えた揚げ句、第3面3段見出しで全文掲載、記事としては異例に長い重大記事「伊藤万グループ、不動 産業 などへの貸付金、1兆円を超す」が翌日の朝刊に載った。
他紙は無視する。3面段物記事なら、まあ参考にしておき、新材料をまぶして後日自社の特報とすればよいというわけだ。 そう なると、新聞業界で言う特報とはみなされない。新聞社の習癖はできることなら他紙の後追いはしたくない。だが、1面アタマな ら各紙の編集陣はライバル紙が後追い記事を書くので、遅れるわけにいかなくなるのだ。
恥ずべきことに日経は事件の矮小(わいしょう)化に努めた。9月20日付では朝刊1面で「伊藤万、債務3500億円圧 縮- 不動産売却、住銀も協力」。いわばマッチポンプ。住銀とイトマンの両首脳に依頼された別の記者が書いたのだ。
93年2月のイトマン事件の公判において、黒幕の総会屋が日経の幹部に東京・永田町のホテルで1000万円を手渡した とい う話が、検事調書に書かれていることが明らかにされた。この幹部は黒幕に大塚の個人情報を流したという。日経社内は大騒ぎに なり、徹底的な社内調査の揚げ句、該当者はいないとの結論を出したが、日経はイトマンの黒幕たちになめられていたのだ。
日経編集局は銀行界首脳の意向を優先し、バブル融資の反社会性や銀行界のゆがんだ構造を正そうという気はなかった。國 重氏 は、住銀や大蔵省(現財務省)などのイトマンへの及び腰の対応がその後の「空白の10年」につながったと指摘しているが、運 命の記事を編集した者として、長く反芻(はんすう)してきた言葉だ。(産経新聞特別記者・田村秀男)
【Front Japan 桜】でもゲストでこの話題を語ってくれています。
イトマン事件は、33分過ぎから。
田村さんが、今頃になってイトマン事件について書き、語ったのは、この凄い本が出版されたからのようです。
サーチしてみたら、ここが詳しくて面白かったです。何と、著者とも一緒に働いたことがあるそうです。
かなり長いので、是非、リンク元で読んでください。
現代ビジネ スよ り 2016.10.19
戦後 最大 の経済事件の内幕を張本人が綴る『住友銀行秘史』がスゴい!
約四半世紀を経て、衝撃の事実が… 山 崎 元 経済評論家
戦後最大級の経済事件
國重惇史氏の『住友銀行秘史』は「凄い本」だ。発売から1週間で10万部を突破したと聞くが、それも納得である。
想像していただきたい。メガバンクのエリート行員が、銀行の幹部が深く関わる悪事に気づき、これを事細かに記録する かた わら、銀行を救うために自ら内部告発を行った。そして、当時の記憶と記録とを、その本人が一冊にまとめ上げた。
発売から一週間で10万部を突破
悪事とは「イトマン事件」のことだ。…以下略
まさに、バブルがどうして起こったかが分かりそうです。80年代の本田宗一郎さんのような戦前育ちの経営者が一線を 退い た後の、日本人の劣化の象徴とも言えそうな金の亡者達の仕業でしょう。あのバブルこそが、日本人が先人の矜持を捨てた始まり だったのじゃないでしょうか。
それにしても、当事者がこうやって書いた本というのは初めてじゃないでしょうか。あの、巨大の闇が明らかになるだけ でも 興味深いものがあります。
とは言え、私程度の頭では読んでも理解でき無いのじゃないかと思いますし、読む機会もないでしょう。
どうやら朴さんは終わりのようですね。黒幕の 女性が出 頭して「死んで償うほどの罪を犯した」と語ったようです。
出てきても、演説草稿などだけと有耶無耶にして終わると思っていたのですが、いやにあっさりと罪と認めたのには驚き ました。 この分では、逮捕されれば、全て白状する可能性もありそうです。
と言うか、これをアップする6日には、既に結論が出ているかもしれません。
相変わらず、産経新聞が詳しく追いかけてくれています。
産経ニュースより 2016.10.31
【激 震・朴政権】出頭の崔氏、取材陣らに取り囲まれ嗚咽「死んで償うほどの罪を犯した」
31日午後3時ごろ、韓国・ソウル中央地検に出頭した朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人で女性実業家の崔 順実 (チェ・スンシル)氏は、濃紺の帽子とネッカチーフのような布で顔を覆った姿で、待ち構えた大勢の報道陣の前に現れた。
両脇を関係者に抱えられた崔氏は、初めは報道陣の多さに驚いた様子を見せていたが、次第に嗚咽(おえつ)したように口 に手をあ て、表情をゆがませた。多数のマイクやICレコーダーを顔の前に突き出され、猛烈なフラッシュを浴びた崔氏は、報道陣に対し「死 んで償うほどの罪を犯しました。国民の皆さん、許してください。申し訳ありません」とコメントした。
現場には朴政権に批判的な市民グループとみられる十数人が居合わせ、「朴氏は下野せよ」「法に基づいて処罰しなければ ならな い」などと書かれたプラカードを掲げて、何かを絶叫していた。中には手錠の形を模したプラカードを掲げた人の姿もみられた。
どうなるかは分かりませんが、日本にとっては有難いことです。日本に擦り寄ってきていたのが、これで難しくなったよ うです。
産経ニュースより 2016.10.31
【激 震・朴政権】朴槿恵大統領の年内訪日は厳しい状況に 機密漏洩問題、日韓関係改善の流れにも影響
【ソウル=名村隆寛】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、年内に東京での開催が予定されている日中韓首脳会談に出席 する予定 だったが、機密資料の漏洩(ろうえい)疑惑のため、朴氏の外交日程の調整は事実上、停止状態にあり、就任後初の訪日は実現不透明 となっている。
韓国紙、朝鮮日報(31日付)は、29日の閣僚懇談会で「今後の首脳外交の日程に支障が出る可能性がある」との報告が あったと 報じた。韓国政府当局者は、日本政府から12月初めまでの首脳会談を呼びかける連絡があったことを認めつつ、「出席の可否はまだ 伝えていない」という。韓国政府内では「現状では大統領の出席は難しい」との見方が出ているそうだ。
外交筋によれば、朴氏は北朝鮮の核やミサイルの問題に対し、日中韓首脳会談で協力して対処するよう日中に呼びかける構 えだった という。その実現も怪しくなってきた。
朴氏の訪日が実現しない場合、日韓関係改善の流れに微妙な影響を及ぼしそうだ。韓国政府は日韓の軍事情報包括保護協定 (GSOMIA)の早期締結の意思を示しており、1日に締結に向けた日韓の協議が再開する予定だ。だが機密漏洩疑惑によ る韓国内 政の混乱で今後、締結に影響が及ぶ可能性もある。
また、昨年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき、日本政府が韓国の財団に10億円を拠出し、元慰安婦らへの支 援金支給 は始まっている。だが、韓国国内では現在も野党などが合意そのものに反対しており、韓国側の合意履行への支障も懸念される。
朴氏が黄教安(ファン・ギョアン)首相を交代させる意向との情報もあり、大統領の「代理」の訪日も危うい状況だ。韓国 側に余裕 はなく、朴氏の任期中の訪日さえ実現しないことも予想される。
これで、流石の韓国贔屓の反日売国左翼や在日も意気消沈しているでしょう。これを機会に、一気に国交断絶まで行って 欲しいと ころですが、政府・自民党には、それだけの度胸はないでしょう。
いずれにしても、政治も経済も完全に詰んでしまった韓国は、どうなるのでしょう。本当に、お気の毒です。こころから お悔やみ を申し上げます。
今日は、篠原常一郎さん特集のようです。週末 の【討 論】にも出演されていました。日本の問題点を、古森さんや河添さんなどと語ってくれました。
多くの問題点ばかりで、日本の政治の体たらくを思い知らされ、本当に、日本はどうなるのだろうと心配になります。
その中でも、篠原さんが、自衛隊の南スーダンでの駆けつけ警護が、どれ程危険かを教えてくれたのが衝撃でした。あれ では、現 地の隊員の方達に死ねと言っているようなものです。安倍さんも本当に許すつもりなのでしょうか。
その他にも、慰安婦問題などは全て冷戦が終わった時に、共産党や朝日新聞が自分達の食い扶持を確保する為に作り出し たことを 教えてくれたのにも驚くととも、やっぱりそうだったのかと納得できます。
要するに、日本は反日売国左翼を撲滅しない限り再生は不可能ということでしょう。
共産党については、2時間30分頃から。
反日売国左翼の元締めはやはり共産党のようですね。いずれにしても、反日売国左翼や在日を撲滅しない限り日本の政治 は良くな らないでしょう。
ここは、もう、余 命三年の外患誘致罪作戦にすがるしかないのかも。安倍さんも、これを期待してじっと我慢しているのかも知れ ません。 しかし、もし、これが上手く行かなかったら、日本の将来は無さそうです。
それだけ、日本人が劣化してしまっているし、その所為で、政治家はもっと劣化しているのじゃないでしょうか。その元 凶の大部 分は、やはり、共産党以下の反日売国左翼供と在日でしょう。今こそ一掃の正念場です。