団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★ラブロフ(ロシア外相)、中国からインドへ飛んだ

2022年04月05日 | 国際

 

ロシアの外相ラブロフが生き残りを掛けてChinaやインドに飛んでいるようです。Chinaはともかくインドの動きが残念です。
  やはり、青山さん曰く、アメリカが原潜を提供し無かったことが影響しているのでしょうか。アメリカの決断を願いたいものです。

  宮崎さんがそんなロシアの動きを取り上げてくれています。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)4月1日(金曜日)
 通巻第7281号

 ラブロフ(ロシア外相)、中国からインドへ飛んだ
  モディ首相と会見し、クアッド参加への不満と圧力か

 3月30~31日の二日間に亘って中国安徽省屯渓で開催されたアフガニスタン支援周辺国外相会議に、ロシアのラブロフ外相 が飛び入りで参加した。
アフガニスタンから米軍が撤退して以来、まだタリバン政権を外交承認した国はないが、中国主導の同会議にはパキスタン、イラ ン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、イランなど直接国境を接する国々から外相が集まった。カザフスタンと キルギスは代表を送らなかったようだ。

 そのことより、アフガニスタンの荒廃は、1979年のソ連の侵略からはじまったのであり、ロシアをゲストで迎えたことを他の 参加国はいかに感じたのだろうか、気になるところである。

 会場となったホテルは安徽省屯渓のリゾート地。屯渓は黄山市に属し、中国有数の観光地として、また漢方薬の評判も高い。黄 山自然公園から横江を亘ると黄山国際空港があって、外国人ツアーもよく訪れていた。

 さてラブロフは、王毅外相とはアフガニスタン支援で話し合ったとは考えられず、ウクライナ戦争に関してロシアへの支援が主 な議題となったはずである。そのうえ、ラブロフはそそくさと参加国代表らと握手をかわすや、すぐに飛行場へ移動し、ニューデ リーへ向かった。
 4月1日はエプリル・フール。インドのモディ首相との会談でも、インドのロシア支援を議題とする予定らしい。クアッドの加 盟国であるインドもロシアとは仲良しという微妙かつ複雑な立場である。

  ロシアへの制裁が効いてないということが本当で、ロシアの崩壊しないとなると、Chinaの生き残りも有り得るのかもしれません。
  そこに、インドまで加わるなんてまさかとは思いますが、腹黒い世界だけに何が起きるのかは予測不能です。最悪の場合もあるかも。


★護る会にしかできないことがある-核・中国・経済安保・拉致・岸田政権

2022年04月05日 | 政治の崩壊

 青山さんのパワーは本当に凄い、あのちょっと気になる自賛発言もこのパワーには必要なのでしょう。
  不言実行より有言実行も必要なのです。

  そのパワーで日本を変えてくれることを心から期待します。護る会が自民党の半分くらいになならいと動かないのでしょうか。


  それにしても、政・官・財・マスメディアに蔓延る特亜3国の下僕共の一掃が出来なければ護る会の自民党の半数なんて不可能じゃないでしょうか。
  何とも、日本人の劣化には呆れるしかない。本当に情けない恥知らず共です。


★Chinaの恐ろしい実態

2022年04月05日 | 中国

 バカな日本企業が縋り付くChinaがどれ程恐ろしい国であるのかを何時もの 妙佛 DEEP MAXさんが警告を発してくれています。
  日本人には想像も出来ない国です。何度も書きますが、こんな国に従業員を赴任させている経営者達は殺人鬼と言っても過言ではないでしょう。その自覚があるのかどうか。
  きっと、そんな自覚は無いと思いたいですが、どちらにしてもやっていることは従業員の見殺しです。そうして儲けた金も日本には持ち帰れないとすると何の為に進出しているのでしょうか。
  単に、撤退による損失の責任を取る度胸も矜持もないだけのことでしょう。 


  それにしても、こんな恐ろしい国の世界制覇に資金を提供しているという自覚も無いのでしょう。
  もし、Chinaの世界制覇が成功して奴隷としてこき使われた時責任を取る覚悟はあるのでしょう。と言うか、自分の任期を乗り越えることしか考えてないサラリーマン経営者の限界でしょう。


★国連安保理改革提言、4月取りまとめ 自民外交部会

2022年04月05日 | 国連

 国連解体が動き出すかと期待していますが、どうやら安保理からロシアを解任という動きのようです。
  Chinaが残るという甘い改革では何の効果もないことが分かってないとは思えないだけに、結局は本気ではないと言えば言い過ぎでしょうか。
  やはり、日米が組んで新しい組織を立ち上げるしか解決方は無いでしょう。どうやら、そこまでやる覚悟は無いようです。  

  そうか、英も仲間に入れるべきですね。


  さて、世界の癌である国連の改革は本当に動き出すのでしょうか。と言うか、絶対にやらなければならない。それが出来ないのなら国連は廃止すべき。


★欧米の制裁の穴、ロシア人がほぼ影響を受けていない制裁

2022年04月05日 | 国際

 ロシアへの制裁に西側の足並みが素早く揃って、いよいよロシアの終わりが始まるのかと思っていました。
  ところが、何と、殆ど影響を受けていないのだそうです。これは驚きです。詰まりは、足並みが揃っているようで本気の決意が無いのじゃないでしょうか。
  やはり、金の亡者共が裏で手を抜いているのかもしれません。カード決済も、既にロシア独自の体制が整っていてロシア国民には殆ど影響がないのだそうです。

  こうなってくると、この戦争は長引くのじゃないでしょうか。それにしても、プーチンが追い詰められてロシア崩壊も近いという情報は信用できないようです。 

  Haranoさんが制裁の穴を解説してくれています。

壁に突き当たる対露制裁 米で「二次的制裁」強硬論も https://t.co/ErrcqJ5zYL

  こういう姑息な国も制裁の足を引っ張っているようです。

  それにしても、日本は本当に卑怯ですが、世界も同じようなものなのでしょう。結局は金の亡者共には何の期待も出来ないのじゃないでしょうか。

  やはり、世界はマネーゲームで滅びるのじゃないでしょうか。 


★ビアク島戦記  渋谷惣作陸軍兵長

2022年04月05日 | 誇れる日本

 我が先人の戦いは、本当に凄まじいものがあります。ねずさんが取り上げてくれたこのビアク島の戦いも悲惨としか言い様がない。この戦いもねずさんが教えてくれるまで全くしりませんでした。
  この最後まで戦うというのも、上の失敗を下が全身全霊で支えるという日本独特のやり方じゃないでしょうか。これは、シラス国の悪い面とも言えそうです。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より       2022/03/28

  ビアク島戦記  渋谷惣作陸軍兵長

  ・・・略

 戦争には、3つの種類があります。
  侵略戦争
  自衛戦争
  制裁戦争
の3つです。

  ① なにもないのに、何らかの欲望のために、いきなり他国を侵略すれば、それは侵略戦争です。
② けれど、挑発を受けて、やむなく開戦に踏み切ったのなら、それは自衛戦争です。
③ 制裁戦争は、本来、そうした挑発をした側に対して、集団で行うものを言います。

  制裁戦争は、意味合いが異なりますので、①と②を、深堀りします。
日本は、挑発を受け、やむなく先の大戦に踏み切りました。
そうであれば、それは自衛のための戦争②です。
ところが戦勝国により、日本は①とされました。

  ②の戦争には理由があります。
その理由をしっかりと掘り下げ、二度と戦争の惨禍を繰り返さないようにすることが、いちばん大切なことです。
わかりやすく言うなら、そもそも「挑発を受けない国」でいるためには、何が必要なのかということです。

  ②を①と言い換えて、「ごめんなさい、二度としませんから」といえば、カモられ、イジメられ続けることになります。
②だと言えば、①にとっては都合が悪いですから、歴史修正主義者だと罵られます。
堂々と修正を求めるためには、何らかのきっかけが要ります。

  日本には、いま、そうしたきっかけが到来しようとしています。
我が国が、望むのは、二度とビアク島の悲劇を繰り返さないことです。



  先人の凄さに比べ、戦後の劣化した日本人の戦ってくれた方々への冷たい扱いは何とも情けない。
  これも、GHQや戦後利特者達による自虐史観に洗脳されたからだと言えるのじゃないでしょうか。
  命を掛けて戦ってくれた方々に対して最大の侮辱です。日本の恥としか言い様がない。

  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」です。


★韓国次期大統領・尹氏「4月中に政策協議団を派遣したい」

2022年04月05日 | 韓国

 やはりKoreaの次期大統領が心配した通り余計なことをしようとしているようです。早くも、優柔不断総理が取り込まれたのじゃないでしょうか。
  こうなると、文ちゃんが無能だったことが悔やまれます。折角、北との統一と日本との国交断絶を期待していたというのに何もせず終わったのは残念です。

  その文ちゃんがそれでも頑張って完全に冷えきった関係にしてくれたというのに、優柔不断総理にはその恩恵の意味さえ理解出来ないのでしょうか。困ったものです。

  こんなことでは、又痛い目に会うことになるのじゃないかと不安です。折角冷えきった両国関係を最低でもこのまま維持することこそが日本のやるべきことです。
  願わくば、国交断絶まで持ち込むことこそが日本の最大の利益に繋がることを理解して貰いたい。
  あの正しい国家観も歴史観も持たない優柔不断総理にそれを求めるのは無理でしょう。


★★吉田茂は敗戦利得者の代表ではないのか

2022年04月05日 | 政治の崩壊

 戦後教育で自虐史観に犯されていた頃は、吉田茂を偉大な総理なのだろうと思ってました。ネットで目覚めてから、果たして本当だろうかと疑いを持つようになりました。
  と言うのも、あの売国外務省にそんな優秀な人材が育ったとは俄に信じられないものがあったからです。   

  宮崎さんが、1月7日「★★吉田茂は結局、首相の器ではなかったのだ」を書評で取り上げてくれて、やっぱりと納得しました。

  何と、宮崎さんがその本を又取り上げてくれています。余程、これは国民に知ってもらう必要ありと考えたのじゃないでしょうか。これは大賛成です。
  憲法改正が出来ないのもこの吉田を日本人が未だに信じているからじゃないでしょうか。その真実を国民が認識すればあの憲法を変えることに何の躊躇もなくなるのじゃないでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和四年(2022)3月29日(火曜日)  通巻第7277号 <前日発 行>

  書評 

 吉田茂は敗戦利得者の代表ではないのか
  戦後の過大評価はなぜ起こり、いまなお保守主義と言われるのか?

  杉原誠四郎・波多野澄雄『吉田茂という病』、『続・吉田茂という病』(自由社)

                                              評  浜田實


 突然のロシア軍によるウクライナ侵攻とジェノサイドは1990年代からあったロシア政府の「領土保全」という政策転換 が、今日の「プーチン的帝国主義」の台頭を密かに示唆していた。そしてオバマ、バイデン大統領らの失策もプーチン氏のウ クライナ侵攻を後押したといえる(袴田茂樹氏)。
しかしメディア及び世間一般は、終始、この問題を一方的にロシア・プーチン大統領の悪魔性をのみ情報シャワー的に流し糾 弾している。勿論、ロシア軍の暴虐による国土破壊とウクライナ人殺傷は許されないが、目に入る映像は21世紀における超 独裁者・独裁国家の暴力性ばかり。
反面の問題は皆無? そんなことはあり得ない。その構図は、先の米国大統領選挙に於けるメディア報道の偏向とも似てい る。確かに事後、軍事侵攻に直接関与した人間は裁きを受けることになるだろう。
しかし現象界の出来事の原因は単純ではなく、歴史的に微妙でinvisibleな側面が胚胎しており、真実の把握には時 間の経過と複眼思考が不可欠である。
ウクライナ侵攻も、その構図で俯瞰すれば、横一線のメディア情報で報道されない新たな事実と真相が浮かび上がってくるで あろう。

 そのアナロジーとして強く言いたいのだが、戦後日本に於ける政治・思想問題を見る上で、主権国家としての日本の在り方は とても褒められたものではない。我が国はG7構成の一国ではあるが今や米国の庇護なしで国家の存立が保障されない歪んだ 半国家である。が、今はロシアによるウクライナ侵攻や、中国による台湾、尖閣諸島に対する暴力的ともいえる威嚇問題も、 ウクライナ侵攻を奇禍として、我が国の国防上、「憲法九条死守」などという妄想に近い観念論を振り回してきた時代の終焉 を告げているようだ。
 九条制定について、保守言論人の一部には、吉田はそれを当時予想された米国からの、日本軍人の朝鮮戦争出兵要請を拒否 するための巧妙なる策略であったと提唱する論もあったが、本書の二人の著者は、そのような論をきっぱり論証して否定す る。
本書は、敗戦後今日まで、我が国歴代政府による「甘え」と誤魔化しにも近い「曖昧」戦略で、兎にも角にも歪んだ半国家な りの平和を享受してきたことに関して、「何が原因で、何故そうさせてきたのか?」「日本国民は何か、壮大なウソを信じ込 まされてきたのではないか?」と明確に問いかけている。

 ■言論が余りに緊張を欠き、「吉田ドクトリン」なるリベラル思想が浸透

 一方の著者は、平成17年より公開されている国立公文書館のインターネット特別展「公文書に見る日米交渉-開戦への経 緯」制作部署の「アジア歴史資料センタ
ー」で、なぜ著者の研究書『日米開戦以降の日本外交の研究』(亜紀書房 1997年)を参考文献として紹介しないのかを 問い詰めた本人。もう一方の著者が問い詰められたセンターの側のセンター長その人。論点は外務省の戦争責任追及と吉田首 相の占領軍に対する阿諛追従と外交的不作為の数々を糾弾した研究書であるゆえに「参考文献」から外されたのではないか、 というものであったが、二人が面会して問題は一挙に解決。この会見が契機となり、二人の間で奇しくも占領直後の吉田茂の 功罪を問う対談本の出版が企画され実現した。
 二人の意見は必ずしも一致する訳ではないが、共通するところは戦後70年余を過ぎた今日、日本社会の言論が余りに緊張を 欠き、いわゆる「吉田ドクトリン」なるリベラル思想に浸りきっており、今後、中国習近平政権による威嚇、恐喝に抗してい けるのか、という今後の危機感を共有していたことも、二人の秀逸なる白熱論議につながっている。
今日の言論空間は「吉田茂大宰相」として国葬にしたという歴史の権威に阻まれ、保守から左翼に至るまで吉田ドクトリンを 『隠れ蓑』に「憲法九条」が神聖視されている。そのために「吉田茂という病」としていかにウイルスの如く、日本人の精神 を蝕み、思考停止の原因たらしめているかということだ。
異論も覚悟の上だが、同時に「敗戦利得者」によって歪められた歴史観の打破と新たな国家像形成への貢献を二人の著者は心 から願っている。この「敗戦利得者」のことを初めて指摘する本書は「並みの対談本ではない!」のである。

 ■吉田茂にまつわる「根本的な失策」

 吉田茂は敗戦後、我が国復興の最中、占領軍と格闘しながらも粘り強く交渉を重ね、今や中興の祖とも仰がれて平和日本建設 の貢献者とさえ評されている向きもあるが、それは彼の死後、「国葬」扱いされたことで吉田茂にまつわる「根本的な失策」 が闇の彼方に押し込められてしまったからである。
そのため我が国では、知識人のみならず、国民各層の間で吉田批判が封印されてしまい、国内政治はおろか、国際政治を観る ときにも、我々の真贋判別の目が眩まされ、言わばchildishなレベルにまで陥れられてしまっており、無残な相(す がた)を映し出しているのだ。
解かり易い象徴的な例を挙げれば、国会争論の低劣化(担板漢的)である。生活に即して言えば、文科省が一丸となっての未 だ自虐史観に基づく「偏向教科書」を子供たちに提供し続け、洗脳し続けていることだ。こうしたことが行政内部における無 視できない「ソフトファシズム」の由々しき実態なのである。
それが、日本人でありながら第三国の片棒を担ぐ議員団の存在の根拠ともなっているのだ。今やまともな為政者の数を数える ほうが容易だという情けない有様でもある(勿論、少数とはいえ、立派な御仁が存在することも事実である)。 

 なぜこうなったのだろうか。
強力な存在として挙げられるのが、敗戦後、占領軍による約21万人にも及ぶ「敗戦利得者」である。「B級戦犯」(社会の 指導者層)の追放も含み、21万人に及ぶ公職追放に伴う、指導者として不適格な階層の、それも左翼勢力を中心とした新た な人間集団が旧指導者層消失の穴を埋めて、とりわけ国家の行政組織に組み込まれて、潜入、寄生してきたのである。
それを指揮してきたのが米国占領軍であるから、彼ら敗戦利得者が占領軍の意図に忠実であろうとしたことは否めない。上は 政治家から中央・地方役人、そして教育界、労働組合、メディアなどにも及び、総てが占領行政を円滑ならしめて邪魔者が入らないように仕組まれた。彼らは「生活 維持」のためもあろうが、占領軍の言わば忠実な「番犬」的存在となった。彼らはその特権と利権をかざして占領軍の誤った 占領政策に基づく「負の遺産」を継承、維持、発展させて、その後の後継者につないで今日に至る。それは作為的であり、同 時に不作為的であるから、影響するところは気付かぬうちに国家レベルのものとなる。

 ■吉田茂その人が「敗戦利得者」の代表

 何故ならばであり、戦前から戦後に至る日本の外交機関たる外務省の「過失」を「ひた隠し」にして国民の目を晦ましてき たからだ。
その情報隠蔽操作は巧妙に行われ、俗にいう「吉田学校」において吉田茂の「負の遺産」が脈々と引き継がれてきたのだ。吉 田の「国葬」こそは、その「負の遺産」を闇の中に隠し、国民の意識をそこに向けさせないようにするための計画された意図 的な「権威付けの国家行為」だった。吉田路線の言わば優等生であった池田勇人首相が、経済問題を優先の理由に、防衛予算 の出し渋り、与野党を含め、「吉田茂という病」に重く罹った精神構造を形成したことは否定できない。

 我が国が今に至るも「憲法九条」の制約から脱することが出来ないのも、この慣習化した、一見、惰弱な平和思想と上述の 精神構造とが芸術的といえるほどに一体化していて、それゆえに国民の意識として岩盤化しているからである。この岩盤こそ を破砕しなければ明日の日本はないのだ。
 実は「日本国憲法」の制定にしても、占領下という宿命的な環境があったにせよ、平和条約締結後を見据えて事 後、日本人自らによる憲法改正、あるいは自主憲法制定作業に着手できるような環境作りに、吉田茂は極めて不熱心であった ことを二人の著者は見破った。
吉田は終戦前、終戦工作を画策したとして憲兵隊により逮捕され取り調べを受け、その後の軍に対するトラウマともなった苦 い経験もあった(のち不起訴処分、釈放)。だから吉田の軍人嫌いも分かる部分はあるが、だからといって日本に軍隊を置か ず、無防備にすることが許されるはずはない。本書が提起する問題はこのほかにも多岐にわたるが、詳しくは本書を手にとっ て玩味していただきたい。
 二人の著者は、単に皮相的な知識人ではなく、我が国悠久の國體精神の持ち主であることも付言しておく。我が國體は、世 界では特殊ではあるが、実は崇高な理念と精神とに於いて世界に冠たる「普遍性」を包蔵していることも深く理解されてい る。日本も世界も、文明史の分水嶺である今が踏ん張りどころである。

  なる程、吉田茂その人が「敗戦利得者」の代表とはその通りですね。それにしても、GHQの何とも巧みな仕掛けでしょうか。本当にアメリカ人は腹黒い。余程、日本の再生が恐ろしかったのじゃないでしょうか。
  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」ですね。

さて、これでも日本人は目覚めないか!