日本人は金と女で簡単に落ちるようですが、アメリカにも同じようなのがいるようです。
何と、北にハッカー技術などを教えていたのはアメリカ人だったそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。やはり、世界は腹黒いようです。金や女等の誘惑に勝てる者は殆どいないと言っても間違いはないでしょう。
回りはスパイばかりかもしれません。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)4月14日(木曜日) 通巻第7300 号
北朝鮮にハッカー技術、暗号通貨システムを教えていたのはアメリカ人だった
陰謀罪容疑で起訴、五年以上の懲役刑となったが、反省の色無し
エドワード・ジョセフ・スノーデン(38歳)はCIAとNSAにつとめた。そこで米国の機密情報や監視システムに従事して いたが、2013年にこれらの機密を暴露して西側の諜報活動に大きな損害を与えた。
英紙ガーディアン、米紙ワシントンポストなどが大きく報じた。その後、ロシアに亡命し、何かの工作に従事しているようであ る。
米国の機密情報をメディアに漏らしたのは、まだ自由があった香港で、スノーデンは国家反逆罪に該当するが、オリバーストーン は彼を英雄視する映画を製作した。
北朝鮮のハッカー部隊は、政府、企業団体にハッカーをしかけ、とくに病院のシステムを破壊して身代金を取るという「高度な ビジネス」を展開してきたことは周知の事実だろう。
その北朝鮮にハッカー技術、暗号通貨システムの構築方法を教えていたのはアメリカ人だった。
バージル・グリフィス(39歳)は「WIKI SCANNER」の開発者として知られる。
アラバマ州生まれで、両親は医師。グリフィスはアラバマ大学で「認知科学」を専攻し、優秀な成績で卒業した。シンガポールに 住んで、イーサリアム財団で暗号通貨の研究をしていた。イーサリアムはビットコインとならぶ暗号通貨だが、ブロックチェーン が主体である。
グリフィスは2019年に平壌で開催された国際暗号会議に講師で招かれ、米国の渡航中止勧告を無視して現地で講演した。百人 をこえる北朝鮮の専門家に暗号通貨のインフラ、設備、システムの構築方法などを伝授した。
ロスアンジェルス空港に立ち戻ったところで逮捕され、陰謀罪で起訴されていたが、4月13日に判決。五年以上の懲役刑となっ た。
(なんだかなぁ。西側の機密は、内部の裏切り者によって敵にわたるのだ)
結局は人の弱みに付け入る奴等がいる限りそれに抵抗できる人は殆どいないということでしょう。
せめて、スパイ防止法で少しでも防ぐ必要はあるでしょう。それさえも出来ないように邪魔をする政・官・財・マスメディアなどのお偉いさん達がうようよしているの日本はもうどうにもならないのかも。余りにも遅すぎた。