やはりインドはクワッド傘下をどうするか決めかねているのでしょうか。対Chinaにはロシアを切る訳にはいかないとの基本的戦略があるようです。
これは仕方ないのかもしれません。
もう一つ、台湾にペロシの代わりに国会議員が訪問したことも宮崎さんが取り上げてくれています。
太平洋も波高しですね。これも、安倍・トランプが居なくなった影響でしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)4月15日(金曜日)
通巻第7302号
クワッドの先行きは不透明、インドは明確に中立路線
国連の反露同盟は賛成93,反対24,棄権58で不成立
4月14日の国連総会で事実上の反ロシア同盟決議は、成立しなかった。BRICSが反対に回ったため賛成93,反対24, 棄権58の結果となった。
日米印豪の四ヶ国が進める「インド太平洋安全保障」の枠組みは、構想が先走り、途中から韓国も参加を表明するようになっ た。
ところがロシアvsウクライナ戦争の勃発以後、インドは中立的立場から、ややロシアよりに方向をかえてきた。またパキスタ ンでは親露的だったイムラン・カーン首相が退陣に追い込まれ、親中派のシャリフ新政権が、いかなる立場をとるかも不透明に なった。
スリランカでは暴動が発生し、親中派のラジャパクサ政権は窮地。そのうえ420億ドルの対外債務(半分近くが中国)、デ フォルトとなった。
▲台湾へ米議員団が電撃訪問、五人の上院議員が蔡英文総統と会見
4月14日夜、米国から五人の上院議員とひとりの下院議員。合計六人の超党派米議員団が台北空港に降り立った。これは10 日に台湾訪問を予定していたペロシ下院議長らの訪問団が、ペロシのコロナ感染で延期されたため、急遽編成替えが行われた。
リンゼイ・グラハムを団長にリチャード・バア、ボブ・ポートマン、ベン・サッセ、ボブ・メネンデス各上院議員、ロニー・ シャクソー下院議員ら六名で構成され、15日に蔡英文総統と会見する。「ウクライナの次は台湾」の危機を前に米国からの大物 議員団の訪問は台湾人を勇気づけるだろう。
Chinaが早速発狂しているようです。
本来なら、日本が本気になって特亜3国と国交断絶し、インドと台湾を引き込み、憲法改正も実施、核武装も当然やりとすべきでしょうが、何一つやらないのでしょう。
そんなこと不可能だと言われそうですが、やはり政治の覚悟次第でしょう。何もやらずに消滅するのかそれとも立ち上がって世界に貢献するのかを決断すべきでしょう。
理想に過ぎるのでしょうか。