ロシアの金持ち達がピンチのようです。資産の目減りが強烈なようです。まあ、どうせ庶民を騙して儲けたあぶく銭でしょうからざまあ見ろですね。
宮崎さんが報告してくれています。とは言え凄まじい資産です。こうやって1%の奴等が庶民からかすめ取るマネーゲームは何としても廃止してもらいたいものです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)4月21日(木曜日)
通巻第7308号 <前日発行>
ロシアのオルガルヒ、年初来、深刻な損失。資産を42%減らした
彼らの富は3200億ドルから2630億ドルに激減中
恒例の『フォーブス』世界富豪ランキングにでたロシアのオルガルヒは、117名(21年)。今年はおそらく83名に減じる だろうと予測している。
ロシアのウクライナ侵攻による西側の資産凍結措置はタックスヘブンにまで及び、株価激減によって、プーチン派と見なされた 新興成金らには悲しい運命がまっていた。
以下はロシアのオルガルヒのなかでも大富豪が、その濡れ手に粟だった富を幾ら減らしたか、『モスクワ・タイムズ』 (2022年4月11日)からの数字である。
アレクシー・モルダシュロプは291億ドルの資産評価が157億ドルに。
バジト・アレパロフは249億ドルから144億ドルに
スレイマン・ケリモフは158億ドルが44億ドルに
レオニード・ミハイルソンは294億ドルから140億ドル
ゲナディ・チェムシェンコは220を113
ウラジミール・ポターニンは270から178
ご存じ、アブラモウィッツは145から69
アリシェ・ウズモノフは184億ドルを115億ドルへそれぞれ減らした。
指摘するまでもないが、オルガルヒのほとんどがユダヤ人で、大半がスイスかロンドンに居住し、国際間のドルの移動を行って きた。多くはイスラエル国籍を持つか、最近はポルトガル籍も目立つ。
(この続きは5月6日出版予定の拙著『ロシアvsウクライナ 戦争とユダヤ人』に)
それにしても、こんなに儲けてどうするのでしょうか。やはり金が貯まるともっと欲しくなるという地獄に陥っているのでしょうか。
何ともお気の毒と言いたいところですが、所詮これも持たざるものの引かれ歌でしょうか。
とは言え無いものの気楽さは結構快適ですよ。